株式会社ディーエムエスの第65期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ディーエムエスの最新四半期決算の内容をご紹介します。当社は、ダイレクトメールやセールスプロモーション、イベントなど、顧客企業と生活者のよい関係づくりをトータルサポートする企業です。今期の業績は、企業のプロモーション活動やイベントなどが徐々に回復に向かっており、売上高は前年同期比13.1%減の197億39百万円となりました。利益面では、営業利益が32.6%減の10億33百万円、経常利益が31.9%減の10億64百万円と減益になりましたが、投資不動産の売却益」が特別利益に計上されたことで、四半期純利益は前年同期比19.3%増の13億28百万円となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社ディーエムエス
証券コード: E04940
決算期: 2023年3月期

株式会社ディーエムエスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ディーエムエスの決算日は3月31日で、第3四半期決算の内容が今回の報告書に記載されています。決算の発表時期は、2024年2月14日に行われました。

主な事業

株式会社ディーエムエスは、ダイレクトメール事業、物流事業、セールスプロモーション事業、イベント事業、賃貸事業の5つの事業セグメントを展開しています。中核事業であるダイレクトメールと物流を中心に、顧客企業と生活者をつなぐ「総合情報ソリューション企業」を目指しています。また、デジタルトランスフォーメーションの推進サステナビリティ、健康経営にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当社の第3四半期累計期間の業績は、主力のダイレクトメール事業が14.1%減となりましたが、物流事業や新型コロナ関連のイベント事業が堅調に推移し、全体の売上高は前年同期比13.1%減の197億39百万円となりました。利益面では、営業利益が32.6%減の10億33百万円、経常利益が31.9%減の10億64百万円と減益となりました。ただし、特別利益の計上もあり、四半期純利益は19.3%増加の13億28百万円となっています。

売上・利益の推移

当社の売上高は前年同期から減少したものの、利益面では特別利益の計上により四半期純利益が増加しています。今後は、新型コロナの影響が和らぐことで主力事業の回復が期待されますが、物価上昇などの経済環境の変化にも注意を払う必要があります。

四半期連結貸借対照表について

当社の財政状態は、流動資産が前事業年度末比4.3%減の133億74百万円、固定資産が同7.0%減の77億69百万円となり、資産合計は同4.6%減の211億44百万円となりました。一方、負債は流動負債が同33.5%減の39億88百万円、固定負債が同8.1%減の7億43百万円となり、負債合計は同30.4%減の47億31百万円となっています。純資産は同7.4%増の164億12百万円と、増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が増加したほか、電子記録債権が増加した一方で、仕掛品が大幅に減少したことで、流動資産が減少しています。また、有形固定資産、無形固定資産、投資不動産が減少し、固定資産も減少しています。

負債の部

負債の部では、仕入債務と前受金が大きく減少し、流動負債が減少しています。また、長期借入金が減少し、固定負債も減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が増加する一方で、自己株式が増加したことから、純資産は10億58百万円増加し、164億12百万円となっています。

ROAとROE

当社のROA(総資産利益率)は前期の6.9%から当第3四半期は7.6%と改善しています。また、ROE(自己資本利益率)は同19.5%から19.0%と若干低下しています。これは、利益が減少した一方で、自己株式の取得により自己資本が増加したことなどが影響しています。今後は、収益性の改善とともに資本効率の向上に取り組んでいく必要があります。

キャッシュフロー

当社のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが20億89百万円の増加となっています。これは、減益傾向にあるものの、仕掛品の減少などによる運転資金の改善によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは11億50百万円の減少となっています。これは主に、有形固定資産や投資不動産の売却により資金を得た一方で、投資有価証券の取得などによるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは5億75百万円の減少となっています。これは主に、配当金の支払いと自己株式の取得によるものです。

配当の支払額

当社は、通期の配当予想を1株当たり35円としており、第2四半期までの中間配当として1株当たり25円を実施しています。株主の皆様への利益還元に努めていく方針です。

今後の展望

当社は、ダイレクトメールを中心とするコア事業の深化とともに、デジタル化の推進や新事業の育成に取り組んでいく方針です。「顧客企業と生活者のよい関係づくりをトータルサポート」し、企業価値の向上を目指していきます。また、サステナビリティ経営の推進健康経営にも注力し、社会的責任を果たしていきます。

編集部のまとめ

株式会社ディーエムエスの決算は、新型コロナの影響が徐々に和らぐなか、売上高は減少したものの、特別利益の計上などによって利益面では堅調に推移しました。今後は、景気動向や物価上昇の影響を注視しつつ、主力事業の深化やデジタル化、新規事業の育成に取り組み、企業価値の向上を目指していくことが期待されます。また、サステナビリティ経営の推進や健康経営にも力を入れており、社会的責任を果たしながら持続的な成長を目指す企業として注目されます。

株式会社ディーエムエスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ディーエムエスの決算日は3月31日で、第3四半期決算の内容が今回の報告書に記載されています。同社は、通期の配当予想を1株当たり35円としており、第2四半期までの中間配当として1株当たり25円を実施しています。株主の皆様への利益還元に努めています。

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