株式会社 ストライダーズの第60期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ストライダーズの2023年12月期第3四半期決算がリリースされました。同社は、国内外での投資活動や不動産事業、ホテル事業を展開している企業です。今回の決算では、売上高が前年同期比で2.8%増加し、経常利益は85.9%減となりました。ここからストライダーズの直近の業績と今後の展望をご紹介します。

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企業情報

企業名: 株式会社ストライダーズ
証券コード: E02738
決算期: 3月期

株式会社ストライダーズの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ストライダーズの決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日時点のものとなります。四半期報告書の提出期限は決算日から45日以内なので、同社の第3四半期報告書の提出日は2024年2月14日となっています。

主な事業

株式会社ストライダーズは、不動産事業、ホテル事業、投資事業の3つを主力事業として展開しています。不動産事業ではマンション管理やリーシング、売買などを手掛け、ホテル事業では成田と倉敷に2つのホテルを運営しています。また投資事業では国内外の企業への投資も行っています。これらの事業を通じて日本とアジアをつなぐゲートウェイとしての役割を果たしています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高が5,679百万円と前年同期比で2.8%増加しました。一方で、経常利益は23百万円と前年同期比で85.9%減少しました。利益率では、経常利益率は0.4%となりました。この背景には、ホテル事業の業績が前年を下回ったことが影響しています。

売上・利益の推移

直近の売上高は5,679百万円と堅調に推移しています。一方で、経常利益は2021年3月期の167百万円から大幅減少し、第3四半期では23百万円まで落ち込んでいます。これはホテル事業の収益性低下が響いた結果です。今後は投資事業での新たな収益源の確保や、不動産事業の収益力強化などが課題となっています。

四半期連結貸借対照表について

ストライダーズの財務体質をみると、総資産は4,644百万円となっています。負債の部では流動負債が1,135百万円、固定負債が1,043百万円で、合計2,179百万円となっています。一方で、純資産は2,465百万円で、自己資本比率は52.5%と健全な水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が2,780百万円、固定資産が1,863百万円となっています。流動資産の主な内訳は現金及び預金の2,195百万円、営業投資有価証券の138百万円などです。固定資産では、土地の545百万円、建物及び構築物の889百万円が主な内訳となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債の1-年内返済予定の長期借入金が390百万円、固定負債の長期借入金が712百万円となっています。この他、流動負債の未払費用が100百万円、前受収益が167百万円となっています。

純資産の部

純資産の部は2,465百万円となっています。資本金が1,585百万円、利益剰余金が916百万円と健全な水準を維持しています。自己資本比率は52.5%で、財務の安定性は良好だといえます。

ROAとROE

ストライダーズのROAは前年同期の3.6%から0.5%に大幅に低下しています。これは、経常利益が前年同期比で86.0%減少したことが影響しています。一方でROEは前年同期の3.2%から0.1%に落ち込んでおり、収益性の悪化が株主資本利益率にも表れています。今後、各事業の収益力向上が課題となっています。

キャッシュフロー

ストライダーズのキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローは前年同期比で59百万円減少し、投資活動によるキャッシュフローも150百万円の支出超となっています。一方で財務活動によるキャッシュフローはプラスとなっており、借入金の調達などが行われています。全体としては387百万円の減少となり、手元流動性は低下傾向にあります。

配当の支払額

ストライダーズは、2023年6月に1株当たり5円の期末配当を実施しました。前事業年度の配当金総額は41,989千円でした。株主還元は安定的に行われていますが、業績の低迷により、一時的に水準が下がる可能性もあります。今後の業績動向に注目が必要です。

今後の展望

ストライダーズは、国内外での投資機会の発掘や、不動産事業・ホテル事業の収益力強化に取り組んでいきます。セグメント別では、不動産事業の業績が堅調に推移しているものの、ホテル事業の収益性が低下しています。今後は、ホテル事業の収益回復と、投資事業の新たな収益源確保が重要な課題となっています。さらに中長期的には、事業の選択と集中によるポートフォリオの最適化も図っていく必要があるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社ストライダーズの2023年12月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比で増加したものの、経常利益は大幅に減少しました。ホテル事業の収益性低下が主な要因です。一方、不動産事業は堅調に推移しており、同社の収益基盤の中核を担っています。今後は、ホテル事業の業績改善と、投資事業の収益源拡大が課題となっています。財務体質は健全で、今後の経営改善に期待が高まります。

株式会社ストライダーズの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ストライダーズの決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日時点のものとなります。決算報告書の提出期限は決算日から45日以内なので、同社の第3四半期報告書の提出日は2024年2月14日となっています。また、同社は2023年6月に1株当たり5円の期末配当を実施しました。株主還元は安定的に行われていますが、業績の低迷により一時的に水準が下がる可能性もあるため、今後の動向に注目が必要です。

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