アークランズ株式会社の第55期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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アークランズ株式会社の2023年11月期の第3四半期決算報告が発表されました。売上高は2,462億円で前年同期比0.4%減となりましたが、営業利益は122億円と前年同期比22.1%減と悪化したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益は90億円と堅調な結果となりました。

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企業情報

企業名: アークランズ株式会社
証券コード: 98420
決算期: 2月末日

アークランズ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

アークランズ株式会社の決算日は毎年2月末日です。第3四半期決算は11月30日を基準日としています。

主な事業

アークランズ株式会社は主力のホームセンター事業のほか、外食事業、卸売事業、不動産事業などを展開しています。ホームセンター「スーパービバホーム」や「からやま」などの外食ブランドを全国に展開しており、幅広い生活関連商品やサービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

2023年11月期の第3四半期における売上高は2,462億円で、前年同期比0.4%減少しました。一方で、営業利益は122億円と22.1%減少しています。これは原材料価格高騰の影響などによるものです。ただし、親会社株主に帰属する四半期純利益は90億円と堅調に推移しています。

売上・利益の推移

アークランズ株式会社の売上高は2022年2月期に3,134億円を記録しましたが、2023年11月期第3四半期では2,462億円と減少傾向にあります。一方で、営業利益は2022年2月期に191億円、2023年11月期第3四半期では122億円となっており、減少しています。ただし、親会社株主に帰属する四半期純利益は、2022年2月期に96億円、2023年11月期第3四半期では90億円と比較的安定して推移しています。

四半期連結貸借対照表について

2023年11月30日現在の四半期連結貸借対照表では、総資産は3,623億円となっています。主な資産は商品及び製品の582億円増加や現金及び預金の45億円減少などです。一方の負債は2,466億円で、買掛金の27億円増加や長短借入金の72億円増加などがありました。純資産は1,156億円と前期末比8億円減少しています。

資産の部

資産の部では、流動資産は929億円、固定資産は2,694億円となっています。流動資産の中心は現金及び預金が193億円商品及び製品が586億円となっています。固定資産の主なものは有形固定資産が2,000億円、投資その他の資産が366億円などです。

負債の部

負債の部では、流動負債が1,081億円、固定負債が1,385億円となっています。流動負債の中心は買掛金が211億円、短期借入金が365億円などです。固定負債の中心は長期借入金が866億円などとなっています。

純資産の部

純資産の部では、株主資本が1,129億円、その他の包括利益累計額が21億円、非支配株主持分が5億円となっています。株主資本の内訳は資本金が64億円資本剰余金が113億円利益剰余金が984億円などとなっています。

ROAとROE

アークランズ株式会社のROA(総資産経常利益率)は2022年2月期が5.3%、2023年11月期第3四半期は3.4%となっています。ROE(自己資本利益率)は2022年2月期が8.3%、2023年11月期第3四半期は7.8%となっています。ROAは減少傾向にありますが、ROEは比較的堅調に推移しています。これは利益率の低下がある一方で、自己資本の効率的な活用がなされていることが考えられます。

キャッシュフロー

アークランズ株式会社のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが2022年2月期は253億円の収入、2023年11月期第3四半期は33億円の収入となっています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは2022年2月期が▲201億円、2023年11月期第3四半期が▲29億円と支出超となっています。財務活動によるキャッシュ・フローは2022年2月期が▲38億円、2023年11月期第3四半期が▲55億円と支出超となっています。全体としては、現金及び現金同等物は2022年2月期末の238億円から2023年11月期第3四半期末の193億円に減少しています。

配当の支払額

アークランズ株式会社は2022年5月と10月に1株当たり20円の配当を実施しており、年間の配当金総額は81億円となっています。2023年5月と10月にも同様の配当を実施する予定です。安定的な配当政策を継続していると評価できます。

今後の展望

アークランズ株式会社は、ホームセンター事業や外食事業を中心に事業基盤を強化し、持続的な成長を目指しています。ホームセンターでは専門性の高い部門に注力し、顧客ニーズに合わせた商品・サービスの提供に努めています。外食事業では店舗の改装やデジタル化などにより収益力の向上を図っています。原材料価格高騰の影響は続くと見られますが、事業の強みを活かして着実な成長を遂げることが期待されます。

編集部のまとめ

アークランズ株式会社の2023年11月期第3四半期決算は、売上高は前年同期比減少したものの、利益面では堅調に推移しています。ホームセンター事業と外食事業が両輪となって安定した収益基盤を築いており、今後もより専門性の高い商品・サービスの提供によって顧客ニーズに応えていくことが期待されます。また、同社は積極的な設備投資とデジタル化により事業基盤の強化に努めています。原材料高などの課題はありますが、総合的に見れば健全な経営状態にあると評価できるでしょう。

アークランズ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

アークランズ株式会社の決算日は毎年2月末日で、第3四半期決算は11月30日を基準日としています。また、同社は安定した配当政策を実施しており、2022年度は年間で1株当たり40円の配当を行っています。今後も業績に応じた適切な株主還元を継続していくことが期待されます。

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