こんにちは。株式会社マキヤの2023年12月期第3四半期決算を紹介します。マキヤは、静岡県を中心に スーパーマーケット を運営する小売業大手です。堅調な業績を収めており、今後の成長にも注目が集まっています。
企業情報
企業名: 株式会社マキヤ
証券コード: E03166
決算期: 3月末日
株式会社マキヤの決算日・決算時期(スケジュール)は?
マキヤは年3回、6月・9月・12月に四半期決算を行っています。また、本決算は3月末日に行われています。
主な事業
マキヤは「小売業」と「不動産賃貸事業」の2つの事業を展開しています。小売事業では、「エスポット」「業務スーパー」などの店舗ブランドを運営し、地域に密着したスーパーマーケット事業を行っています。不動産事業では、自社の店舗用地の賃貸などを行っています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期の営業収益は58,193百万円で前年同期比7.3%増加しました。また、経常利益も1,922百万円と前年同期比28.3%の大幅な増益となりました。これにより利益率も3.3%と改善が見られました。
売上・利益の推移
直近の3期を見ると、売上高は順調に増加しており、利益も着実に伸びてきています。これは、店舗の改装やELP(お値打ち価格)の実践などの取り組みが功を奏しているためです。今後も継続的な収益力の向上が期待できそうです。
四半期連結貸借対照表について
マキヤの財務状況は健全に推移しています。直近の第3四半期末時点の総資産は36,774百万円で、前期末比3,274百万円の増加となっています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が2,235百万円増加したほか、売掛金が616百万円増加するなど、流動資産が大きく増加しています。一方、固定資産も有形固定資産と投資その他の資産が増加し、581百万円の増加となっています。
負債の部
負債の部では、買掛金が1,285百万円増加したほか、その他の流動負債も343百万円増加しています。これにより、流動負債は1,693百万円の増加となりました。固定負債も266百万円増加しています。
純資産の部
純資産は19,096百万円となり、前期末比1,315百万円の増加となっています。これは利益剰余金の増加などによるものです。
ROAとROE
マキヤのROAは直近5.2%、ROEは7.2%となっています。ROAは安定的な水準を保っており、ROEも健全な水準にあります。これは、着実な収益力向上と健全な財務体質により、企業価値が着実に高まっていることを示しています。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは2,433百万円の増加となり、投資活動によるキャッシュ・フローも289百万円の増加となっています。一方で、財務活動によるキャッシュ・フローは487百万円の減少となっています。全体としては、2,235百万円の増加となり、財務基盤がさらに強化されています。
配当の支払額
この第3四半期では、中間配当として1株当たり10円の配当を実施しています。前期末配当の1株当たり7.50円から増配となっており、株主還元の充実が図られています。
今後の展望
マキヤは「より良い商品」「安心の価格」「温かいサービス」を提供することで、お客様の生活をより豊かにすることを目指しています。そのため、ロス削減や生産性向上などに取り組み、企業価値の向上を図っています。今後も、店舗の積極的な展開やECサイトの強化などにより、着実な成長が期待できそうです。
編集部のまとめ
マキヤは小売業と不動産事業を軸に、地域に密着したスーパーマーケット事業を展開しています。直近の決算では、営業収益と利益が大幅に増加しており、健全な財務体質も維持できている優良企業といえます。今後も、効率的な経営を続けることで、更なる収益力の向上と株主への還元の強化が見込まれます。マキヤの今後の動向に注目していきましょう。
株式会社マキヤの決算日や配当についてまとめました。
マキヤの決算は年3回の四半期決算と年1回の本決算が行われています。また、配当は中間配当と期末配当の年2回実施されています。直近では中間配当が1株当たり10円と増配されるなど、投資家への還元も積極的に行われています。今後も安定的な業績と株主還元が期待できる企業といえるでしょう。