株式会社ワットマンの第48期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ワットマンの第3四半期決算報告書を見ると、主要3セグメントであるリユース事業、新品EC事業、その他の事業が順調に業績を伸ばしていることがわかりました。特にリユース事業では売上高が10.7%増加し、利益率も13.4%改善しており、需要の高まりを背景に堅調に推移しています。新品EC事業でも売上高が10.1%増加し、利益率も27.1%改善するなど、グループ全体で収益性が改善傾向にあります。

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企業情報

企業名: 株式会社ワットマン
証券コード: 99270
決算期: 2024年3月31日

株式会社ワットマンの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ワットマンの決算は年4回行われ、第3四半期が2023年12月31日までとなっています。決算発表はおよそ2ヶ月後の2024年2月14日に行われる予定です。

主な事業

株式会社ワットマンの主な事業はリユース事業新品EC事業です。リユース事業では中古品の買取・販売を行っており、国内2都県およびタイ王国にも展開しています。新品EC事業では自社ECサイトでホビー関連商品を中心に販売しています。近年はこれらのコア事業に加え、スピンオフ事業や海外事業の強化にも注力しており、グループ全体としての事業ポートフォリオが拡充されてきています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は売上高が58億円と前年同期比で8.1%の増収となりました。利益面では営業利益が4億47百万円と前年同期比で27.6%の増益を記録しました。主力のリユース事業と新品EC事業がともに伸長したことで粗利率が46.5%と改善傾向にあり、収益性の向上が図られています。

売上・利益の推移

ワットマングループの売上高は過去3年間で7,420億円→7,800億円と推移しており、堅調に拡大してきています。また、利益面では経常利益が355億円と3年前から22.4%増加するなど、高収益体質の構築が進んでいます。主力セグメントの収益性向上とともに、新規事業の立ち上がりにも期待がかかっています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の総資産は46億5百万円で、前期末から9,100万円減少しています。これは現金及び預金が減少した一方で、商品棚卸資産が1億73百万円増加したことが主な要因です。一方、負債合計は15億44百万円と前期末から2億65百万円の減少となり、純資産は30億60百万円で前期末から1億74百万円の増加となりました。

資産の部

当第3四半期末の流動資産は31億85百万円で、前期末から1億34百万円減少しています。これは商品棚卸資産が増加した一方で、現金及び預金、売掛金が減少したためです。固定資産は14億20百万円で、前期末から43百万円増加しています。

負債の部

当第3四半期末の流動負債は11億7百万円で、前期末から2億15百万円減少しました。これは主に買掛金、契約負債、未払法人税等が減少したことによるものです。固定負債は4億37百万円で、前期末から49百万円減少しています。

純資産の部

当第3四半期末の純資産は30億60百万円で、前期末から1億74百万円増加しています。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益が2億89百万円計上されたことによるものです。自己資本比率は66.1%となっており、健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

ワットマングループのROAは年率7.7%、ROEは年率10.9%となっています。ROAは資産効率の改善を示しており、ROEは株主資本の有効活用がなされているといえます。この2つの指標の向上が続いているため、企業の収益性と成長性が高まっていると評価できるでしょう。

キャッシュフロー

当第3四半期のキャッシュフローは、営業活動により2億69百万円の現金が減少しましたが、投資活動によって4千2百万円の現金が増加しました。一方で、財務活動では1億52百万円の現金が減少しています。全体としては現金及び現金同等物が2億69百万円減少しました。事業活動に必要な投資を行いつつ、健全な財務体質を維持できている状況といえます。

配当の支払額

ワットマンは年2回の配当を実施しています。当第3四半期には1株当たり60円の配当を行いました。連結配当性向は45.4%となっています。株主の皆様への利益還元を重視しつつ、内部留保の充実にも取り組んでいる方針だと考えられます。

今後の展望

ワットマングループは、中期的な企業価値向上に向けて、前期から「基盤構築フェーズ」として既存事業の基盤強化に取り組んでおり、当期も順調に推移しています。また、新規事業開発にも注力しており、特に高成長が期待されるホビーサーチ事業の強化が今期の大きな目標となっています。引き続きオーガニック成長とインオーガニック成長の両面から、企業価値の向上を図っていくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社ワットマンの第3四半期決算は、リユース事業、新品EC事業ともに好調な業績となりました。収益性の改善や財務体質の強化などが進み、中長期的な成長軌道に乗っていると言えるでしょう。今後も「基盤強化」と「新規事業開発」の両面から企業価値向上に取り組むことが期待されます。

株式会社ワットマンの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ワットマンの決算は年4回行われ、第3四半期の決算日は2023年12月31日までとなっています。次の決算発表は2024年2月14日の予定です。また、同社は年2回の配当を実施しており、当第3四半期には1株当たり60円の配当を行いました。連結配当性向は45.4%と、株主還元にも力を入れている様子がうかがえます。

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