因幡電機産業株式会社の第76期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

因幡電機産業株式会社の最新の決算概要をお届けします。業績は順調に推移しており、2023年度第3四半期の連結業績は過去最高を更新しました。会社の今後の展望も非常に明るいといえるでしょう。ぜひ、決算の詳細をご確認ください。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 因幡電機産業株式会社
証券コード: 99340
決算期: 2023年3月期

因幡電機産業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

因幡電機産業株式会社の決算日は3月31日で、年に1回の本決算に加え、四半期決算も行っています。本決算は6月に行われ、四半期決算は6月、9月、12月の年4回実施されます。

主な事業

因幡電機産業株式会社は、電設資材事業、産業機器事業、自社製品事業の3つの事業を展開しています。電設資材事業では、電線ケーブル類をはじめとする幅広い電設資材を販売しています。産業機器事業では、制御機器や電子部品の製造・販売を行っています。自社製品事業では、主力製品の被覆銅管や空調化粧カバーなどを製造・販売しています。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期の連結業績は、売上高2,427億12百万円、営業利益150億18百万円を記録しました。前年同期比で、売上高は10.4%増、営業利益は11.1%増加しています。また、売上高営業利益率は6.2%となっています。ここ数年、高い収益性を維持し続けています。

売上・利益の推移

因幡電機産業の売上高と利益は、中長期的に見ると着実に増加してきています。2023年3月期の連結売上高は3,169億47百万円、連結経常利益は154億27百万円となり、過去最高を更新しました。今後も設備投資需要の高まりや自社製品の需要増加により、引き続き売上高と利益の拡大が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の総資産は2,425億99百万円となっています。前期末比で1.2%減少しています。これは主に、現金及び預金や売上債権が減少したためです。一方で、負債は860億47百万円と8.9%減少し、純資産は1,565億51百万円と3.5%増加しました。自己資本比率は64.2%と高水準を維持しています。

資産の部

流動資産は1,890億58百万円で、前期末比3.7%減少しています。これは主に、現金及び預金が減少したことによります。一方、固定資産は535億40百万円と8.5%増加しています。投資有価証券が増加したことが要因です。

負債の部

流動負債は795億34百万円と10.4%減少し、固定負債は65億13百万円と15.2%増加しました。これは主に、仕入債務が減少した一方で、退職給付に係る負債が増加したためです。

純資産の部

株主資本は1,488億75百万円と2.9%増加し、その他の包括利益累計額は69億47百万円と19.3%増加しました。この結果、純資産合計は1,565億51百万円となり、自己資本比率は64.2%と高水準を維持しています。

ROAとROE

因幡電機産業のROA(総資産当期純利益率)は4.6%ROE(自己資本当期純利益率)は7.5%となっています。ROAは業界平均と比べて高水準を維持しており、ROEも良好な水準にあります。これは、高い収益性と適切な資本運用により、株主価値の向上に寄与していると評価できます。

キャッシュフロー

因幡電機産業の営業キャッシュフローは165億75百万円の収入となっています。一方で、投資キャッシュフローは47億32百万円の支出となりました。これは主に設備投資によるものです。財務キャッシュフローは71億15百万円の支出で、配当金の支払いが主な要因です。全体としては47億82百万円のキャッシュ減少となりました。

配当の支払額

因幡電機産業は株主に対する利益還元を重視しており、2023年度第3四半期では1株当たり60円の中間配当を実施しました。また、通期の年間配当金は1株当たり130円(うち特別配当20円)を予定しています。同業他社と比べても高水準の配当を継続しています。

今後の展望

因幡電機産業は、デジタル化やグリーン化などの社会的課題に対応する製品・サービスの提供に注力しています。電設資材事業では、再開発や設備投資需要の取り込み、産業機器事業では自動化・省力化ニーズへの対応、自社製品事業では環境性能の向上などに取り組んでいます。今後も持続的な成長が期待されます。

編集部のまとめ

因幡電機産業は、電設資材やインダストリアル製品、自社製品など、幅広い事業を展開し、高収益性を維持している企業です。直近の四半期決算では過去最高業績を更新し、株主還元も手厚く行っています。今後も、デジタル化やグリーン化などの社会的ニーズに応える製品・サービスの開発により、継続的な成長が期待できる企業と言えるでしょう。

因幡電機産業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

因幡電機産業株式会社の決算日は3月31日で、年に1回の本決算に加え、四半期決算も行っています。また、2023年度第3四半期では1株当たり60円の中間配当を実施しており、通期の年間配当金は1株当たり130円(うち特別配当20円)を予定しています。同業他社と比べても高水準の配当を継続している企業といえます。

タイトルとURLをコピーしました