ミニストップ株式会社の第46期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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ミニストップ株式会社の最新四半期決算報告が公開されました!今期は営業損失と経常損失を計上したものの、国内外での積極的な事業展開と改革への取り組みが進んでいることがわかりました。地域に根差したコンビニエンスストア「ミニストップ」の魅力的な商品開発とサービス強化に注目が集まっています。

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企業情報

企業名: ミニストップ株式会社
証券コード: E03188
決算期: 2024年2月期

ミニストップ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ミニストップ株式会社の決算期は2月末となっています。四半期決算は3月、6月、9月、12月に行われ、本日の決算報告は2024年3月1日から5月31日までの第1四半期の業績となります。

主な事業

ミニストップ株式会社は、コンビニエンスストア事業を中心に、ベトナムでの海外事業や職域事業など、多角的な事業展開を行っている企業です。国内では「ミニストップ」ブランドのコンビニエンスストアチェーンを展開し、お客様の生活に密着したサービスを提供しています。また、海外ではベトナムへの出店拡大や、オフィスビル内の無人店舗「MINISTOP POCKET」など新事業にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、営業総収入は205億53百万円と前年同期比105.3%の増収となりましたが、営業損失13億38百万円、経常損失12億31百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失11億35百万円を計上しました。販売費及び一般管理費の増加や海外事業での先行投資などにより赤字決算となりました。しかし、国内外で積極的な事業展開と改革に取り組んでおり、売上総利益率は30.5%と前年同期比0.1ポイントの改善が見られます。

売上・利益の推移

ミニストップ株式会社の過去の業績を見ると、2023年度の営業総収入は790億56百万円と好調でしたが、今期第1四半期は前述の通り赤字となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は2023年度が4億68百万円の損失だったものの、前年同期は3億12百万円の損失まで改善していました。今後は国内外での事業の選択と集中、デジタル化の推進などにより、業績の回復が期待されています。

四半期連結貸借対照表について

ミニストップ株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は818億59百万円と前期末から39億58百万円増加しています。負債は426億66百万円と54億47百万円の増加、純資産は391億93百万円と14億88百万円の減少となりました。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が68億51百万円と前期末から19億32百万円減少しましたが、未収入金が149億54百万円関係会社預け金が160億円へと増加しています。固定資産も271億7百万円と前期末から2億37百万円増加しています。

負債の部

負債の部では、買掛金が148億75百万円預り金が154億97百万円と前期末から それぞれ10億55百万円、40億6百万円増加しています。

純資産の部

純資産の部は391億93百万円と前期末から14億88百万円減少しました。利益剰余金が254億43百万円に減少しており、配当金の支払と親会社株主に帰属する四半期純損失の計上が影響しています。

ROAとROE

ミニストップ株式会社のROA(総資産経常利益率)とROE(自己資本利益率)を見ると、当第1四半期ではROAが△1.5%ROEが△2.9%と、いずれも赤字のため低下しています。しかし、前述の通り事業改革や新規事業への投資など、中長期的な視点での成長に向けた取り組みが進んでおり、今後の業績回復に期待が寄せられています。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナス11億14百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが7億55百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが3億91百万円のマイナスとなりました。現金及び現金同等物は前期末から19億32百万円減少し、68億51百万円となっています。今後の成長に向けた投資や財務の健全化に向けて、キャッシュ・フローの改善が課題となっています。

配当の支払額

ミニストップ株式会社は、2024年4月10日開催の取締役会において、2024年2月期の期末配当金を1株10円と決議しました。配当金の総額は2億90百万円となっています。株主還元を行いつつ、事業成長のための内部留保の確保にも取り組む方針です。

今後の展望

ミニストップ株式会社は、2023年度から2025年度までの中期経営計画において、個店モデルの競争力向上(第2フェーズへの進化)と戦略的成長の推進を掲げています。国内事業では「ファストフード」と「コンビニエンス」の融合によるNEWコンボストアモデルの確立に取り組むほか、ベトナム事業の黒字化や職域事業の拡大など、多角的な成長戦略を展開していきます。引き続きデジタル化の推進やESG経営の実践にも注力し、地域に密着したサービスの提供と企業価値の向上を目指します。

編集部のまとめ

ミニストップ株式会社は、コンビニエンスストア事業を中心に国内外での事業展開と経営改革に取り組んでいます。当第1四半期は赤字決算となったものの、中期的な視点での成長戦略が描かれていることが分かりました。商品開発やデジタル化、ESG経営への取り組みなど、ミニストップならではの魅力的な取り組みに注目が集まっています。今後の業績回復と企業価値の向上に期待が高まっています。

ミニストップ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ミニストップ株式会社の決算期は2月末で、四半期決算は3月、6月、9月、12月に行われています。当期の期末配当は1株10円、総額2億90百万円です。株主還元と内部留保のバランスを取りながら、事業の成長と企業価値の向上に取り組んでいます。

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