株式会社ヨンキュウの第50期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社ヨンキュウの直近の四半期決算を見ると、堅調な業績を維持していることがわかります。売上高は前年同期比で約13%増加し、過去最高を更新しました。加えて、経常利益は前年同期比で24%減少したものの、依然として高水準を確保しています。グループ全体の収益力が高く、財務基盤も安定していることが伺えます。今後も「鮮魚の販売」と「餌料・飼料の販売」を両輪に成長を続けていくことが期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社ヨンキュウ
証券コード: E02765
決算期: 3月期

株式会社ヨンキュウの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ヨンキュウの決算日は3月31日です。毎年6月下旬に第1四半期決算、9月下旬に第2四半期決算、12月下旬に第3四半期決算、そして翌年6月下旬に期末決算を発表しています。

主な事業

株式会社ヨンキュウは、鮮魚の販売事業餌料・飼料の販売事業を展開しています。鮮魚の販売では、マダイ、ハマチ、カンパチなどの養殖魚やタイなどの加工品を販売しています。また、餌料・飼料の販売では、主に養殖業者向けの配合飼料を提供しています。これらの事業を通じて、水産業界で存在感のある企業として成長を遂げてきました。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は340億37百万円と前年同期比で13.8%の増加となりました。一方、経常利益は18億92百万円と前年同期比で24.4%減少しています。売上高は増加しているものの、販管費の増加や養殖事業での原価高騰の影響により、利益率は低下しています。

売上・利益の推移

最近3年間の売上高と経常利益の推移を見ると、売上高は着実に増加しています。2022年3月期は402億円を突破し、過去最高を更新しました。一方で、経常利益は2023年3月期まで増加傾向にありましたが、当第3四半期では前年同期比で24.4%減少しています。これは、原材料価格高騰の影響を受けたためです。今後は、更なる販路開拓や生産性向上などで利益率の改善が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は516億74百万円となっています。前連結会計年度末と比べて44億8百万円の増加です。一方、負債合計は150億25百万円で、前連結会計年度末から26億67百万円増加しています。純資産合計は366億49百万円となり、自己資本比率は70.9%を維持しています。財務体質は引き続き健全に推移しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が206億62百万円と前期末比で約6億5千万円減少しています。一方で、受取手形及び売掛金が93億84百万円と大幅に増加しています。これは売上高の増加に伴う売掛金の増加が主な要因です。また、投資有価証券が106億84百万円と前期末比で約9億59百万円増加しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が55億26百万円と前期末比で約38億82百万円増加しています。一方で、短期借入金が49億9百万円と前期末比で約16億35百万円増加しています。これは原材料価格高騰に伴う運転資金需要の増加が主な要因と考えられます。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が266億62百万円と前期末比で約10億61百万円増加しています。また、その他有価証券評価差額金が35億51百万円と前期末比で約6億52百万円増加しています。この結果、自己資本比率は70.9%を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前期の4.9%から当期3.7%に低下しました。一方、ROE(自己資本利益率)は前期の5.5%から当期3.6%に低下しています。これは、利益率の悪化や自己資本の増加が主な要因です。今後はさらなる収益力の改善とともに、資産効率の向上にも取り組む必要があると考えられます。

キャッシュフロー

キャッシュフローについては、営業活動によるキャッシュ・フローが38億5千万円の純収入となり、投資活動によるキャッシュ・フローが21億5千万円の純支出、財務活動によるキャッシュ・フローが16億8千万円の純支出となりました。全体としては、現金及び現金同等物が20億6千万円減少しています。これは主に設備投資や借入金の返済によるものです。今後の成長投資とともに、財務の健全性維持にも注目が必要です。

配当の支払額

株式会社ヨンキュウの配当については、当期の1株当たり配当金は20円を予定しています。前期と同額の配当を継続する計画です。配当性向は約20%前後で推移しており、株主還元と内部留保の両立を図っている様子が伺えます。今後も安定的な配当の維持が期待されます。

今後の展望

株式会社ヨンキュウは、鮮魚の販売事業と餌料・飼料の販売事業を柱に事業基盤の強化に努めています。特に、餌料・飼料の販売事業の売上が大幅に伸びたことは注目に値します。今後も水産業界での地位を一層強化し、収益力の向上を目指していくことが期待されます。原材料価格高騰の影響は続くものの、販路拡大や生産性向上などで収益性の改善に取り組んでいくと良いでしょう。

編集部のまとめ

株式会社ヨンキュウの決算は、引き続き好調な業績を維持していることがわかりました。特に、餌料・飼料の販売事業の伸びは際立っています。一方で、原材料価格高騰の影響などから利益率は低下しており、生産性向上などに取り組む必要があります。今後も水産業界でのプレゼンスを高めつつ、収益力の一層の強化に期待が高まります。

株式会社ヨンキュウの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ヨンキュウの決算日は3月31日で、年4回の四半期決算を発表しています。また、配当金は1株当たり20円を予定しており、株主還元と内部留保の両立を図っています。今後も安定的な業績と配当の維持が期待されます。

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