東テク株式会社の2023年12月期第3四半期決算報告書が公開されました!収益や利益が好調に推移し、企業の成長が感じられる内容となっています。このブログでは、東テク株式会社の業績や財務状況、今後の展望などを分かりやすく解説していきます。
企業情報
企業名: 東テク株式会社
証券コード: 99600
決算期: 3月31日
東テク株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
東テク株式会社の決算日は3月31日です。四半期決算は年4回行われ、第3四半期の決算報告は2月14日に公表されました。
主な事業
東テク株式会社は、空調機器、制御機器、設備機器などの販売と、それらの計装工事、管工事などの設計・施工を手掛けています。建設業界のインフラ整備やエネルギー分野で高い競争力を発揮しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~12月31日)の売上高は101,116百万円と前年同期比15.3%増加しました。利益面では、営業利益が6,699百万円と前年同期比52.3%増加しました。効率的な事業運営により利益率の向上が図られています。
売上・利益の推移
近年の売上高は好調に推移しており、当第3四半期では101,116百万円を記録しました。利益面でも前期より大幅な増加となっています。中期的な成長基調にあると言えるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期末の資産合計は101,616百万円と、前期末比9,557百万円の増加となりました。負債合計は51,584百万円で、前期末比5,018百万円の増加です。純資産合計は50,032百万円と、前期末比4,539百万円の増加となっています。
資産の部
流動資産は、現金及び預金の増加などにより7,696百万円増加しました。固定資産は、保有有価証券の時価上昇により2,098百万円増加しています。
負債の部
流動負債は、支払手形及び買掛金、電子記録債務の増加などにより4,621百万円増加しました。固定負債は、長期借入金の増加などにより397百万円増加しています。
純資産の部
利益剰余金の増加やその他有価証券評価差額金の増加により、純資産合計は前期末比4,539百万円増加しています。自己資本比率は49.2%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
ROA(総資産経常利益率)は7.2%と、前年同期比1.5ポイント上昇しました。また、ROE(自己資本利益率)は9.8%と、前年同期比1.3ポイントの上昇となりました。収益性の向上と資産効率の改善が進んでおり、企業価値の向上につながっています。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは6,825百万円の収入となりました。投資活動による支出は635百万円、財務活動による支出は4,076百万円です。安定的な現金水準を維持しつつ、設備投資や配当金の支払いなども行えている良好な状況にあります。
配当の支払額
2023年6月期の中間配当は1株当たり61円、期末配当は予定していません。2024年3月期の年間配当は1株当たり174円の見通しです。株主還元も着実に行われています。
今後の展望
東テク株式会社は、建設市場の好調な受注環境を背景にさらなる業績拡大を目指しています。人財投資やESG経営の推進、海外事業の拡大など、中期経営計画に沿った戦略的な取り組みを継続し、企業価値の向上に努めていきます。
編集部のまとめ
東テク株式会社は、建設市場における高い競争力と、効率的な事業運営により収益性の向上を実現しています。財務基盤も健全で、株主還元も着実に行われています。今後も持続的な成長を遂げることが期待されます。
東テク株式会社の決算日や配当についてまとめました。
東テク株式会社の決算日は3月31日で、四半期決算は年4回行われます。直近の第3四半期決算では、売上高、利益ともに好調な結果となりました。また、株主還元としての配当も適切に行われています。今後も企業価値の向上が期待されます。