株式会社 ミスミグループ本社の第62期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ミスミグループ本社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。売上高272,823百万円と前年同期比3.3%の減収となりましたが、営業利益28,903百万円経常利益31,157百万円と高い収益性を維持しています。また、自己資本比率84.3%と非常に健全な財務体質を有しています。

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企業情報

企業名: 株式会社 ミスミグループ本社
証券コード: E02770
決算期: 3月末

株式会社 ミスミグループ本社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ミスミグループ本社の決算期は3月末で、第4四半期の決算は5月頃に発表されます。また、第2四半期(9月末)と第3四半期(12月末)の決算も毎年発表されています。

主な事業

株式会社ミスミグループ本社は、メーカー事業と流通事業を併せ持つユニークなビジネスモデルを展開しています。主力事業であるFA(Factory Automation)事業では、自動化関連部品の製造・販売を行っています。また、金型部品事業では自動車関連部品の製造・販売、VONA事業では自動化関連設備部品や消耗品の販売を行っています。世界中の製造現場に貢献する製品やサービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高272,823百万円、営業利益28,903百万円、経常利益31,157百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益22,455百万円と堅調に推移しています。営業利益率は10.6%、経常利益率は11.4%、純利益率は8.2%と高い収益性を維持しています。

売上・利益の推移

ミスミグループの売上高は、2023年12月期第3四半期で272,823百万円と前年同期比3.3%減少しました。一方で、営業利益は28,903百万円、経常利益は31,157百万円と高水準を維持しています。過去3年間の売上高と営業利益の推移を見ると、売上高は増加傾向にある一方で、営業利益率も10%台後半と高水準を維持しており、収益性の高い企業であることが分かります。

四半期連結貸借対照表について

ミスミグループの2023年12月期第3四半期連結貸借対照表を見ると、資産は387,567百万円で前期末比2.4%増加しています。負債は57,635百万円と10.3%減少し、純資産は329,932百万円と5.0%増加しました。自己資本比率は84.3%と高水準を維持しており、財務体質は非常に健全であると言えます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が131,739百万円と前期末から12,181百万円増加しました。また、商品及び製品が63,410百万円と前期末から660百万円増加しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が18,984百万円と前期末から3,450百万円減少しました。また、未払金や賞与引当金などの流動負債が大幅に減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が260,954百万円と前期末から15,397百万円増加しました。また、為替換算調整勘定などのその他の包括利益累計額が9,527百万円増加しています。

ROAとROE

ミスミグループのROA(総資産利益率)は直近で8.1%、ROE(自己資本利益率)は7.3%となっています。過去3年間で緩やかな上昇傾向にあり、高い収益性と効率的な資産活用が行われています。自己資本比率も84.3%と非常に高水準であり、財務の健全性も高いといえます。

キャッシュフロー

2023年12月期第3四半期のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが38,158百万円の純収入となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは10,272百万円の純支出財務活動によるキャッシュ・フローは18,588百万円の純支出となっています。この結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は120,443百万円となりました。

配当の支払額

2023年12月期の年間配当金は、1株当たり24.94円を予定しています。第2四半期末の配当金は12.34円、第3四半期末の配当金は12.60円となっています。安定的な配当政策を継続しており、株主還元にも意欲的であると評価できます。

今後の展望

ミスミグループは、ITC(Information Technology and Connectivity)戦略に基づいて、ITやデジタル技術を活用したものづくりの進化を加速させています。また、新商品・新サービスの開発、グローバル拠点の強化、サーキュラーエコノミーの実現など、持続可能な成長に向けた取り組みを着実に進めています。先端技術の活用と顧客志向の営業体制により、今後も収益力の向上が期待できると考えられます。

編集部のまとめ

ミスミグループの2023年12月期第3四半期決算は、総じて好調な業績となりました。売上高は前年同期比減少も、営業利益率や経常利益率は10%台後半と高水準を維持しており、収益性の高さが顕著です。また、財務体質も非常に健全で、ROAやROEも徐々に上昇傾向にあります。先進的なITC戦略や新商品・新サービスの開発などにも意欲的で、今後の成長にも期待が持てる企業だと言えるでしょう。

株式会社 ミスミグループ本社の決算日や配当についてまとめました。

ミスミグループの決算期は3月末で、第2四半期(9月末)、第3四半期(12月末)、年間(3月末)の決算を行っています。また、年間配当金は1株当たり24.94円を予定しており、安定的な株主還元を実施しています。今後も持続的な成長と株主利益の向上が期待できる企業といえます。

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