ＭＲＫホールディングス株式会社は、女性のためのさまざまな商品やサービスを提供する総合企業です。補正下着の販売を中心に、美容コスメや健康関連商品、マタニティ・ベビー商品、婚礼・宴会などの事業を展開しています。今期の決算では、新型コロナウイルスの影響などを受け、一時的な売上減少がありましたが、新商品の投入やブランド力の強化などに取り組んでいます。
企業情報
企業名: ＭＲＫホールディングス株式会社
証券コード: 99800
決算期: 2023年3月31日
ＭＲＫホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
ＭＲＫホールディングス株式会社の決算は、3月31日に終了する会計年度の通常決算です。株主総会は例年6月に開催され、決算短信の公表や株主への配当なども行われます。
主な事業
ＭＲＫホールディングス株式会社は、主に婦人下着及びその関連事業、マタニティ及びベビー関連事業、婚礼・宴会関連事業、美容関連事業などを展開しています。女性の美と健康をサポートする総合的なサービスを提供しており、補整下着を中心としたラインナップが特徴的です。今後は新商品の投入やサービス拡充などによって、さらなる成長を目指しています。
今期の業績と利益率は？
ＭＲＫホールディングス株式会社の当第３四半期連結累計期間における業績は、売上高が137億97百万円と前年同期比で3.1％減少しました。一方で、営業損失が3億77百万円、経常損失が2億37百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失が2億22百万円と、利益面では赤字となりました。これは主に、前年の駆け込み需要の反動減や消費の多様化などの影響によるものです。今後は新商品の投入や営業体制の強化などに取り組み、収益改善を目指していきます。
売上・利益の推移
ＭＲＫホールディングス株式会社の売上高は、過去3年間で19,541百万円、14,244百万円、13,797百万円と推移してきました。利益面では、経常利益が854百万円、491百万円、△237百万円と、足元では減少傾向にあります。新型コロナウイルス感染症の影響や消費動向の変化などを受けて、一時的に業績が悪化しましたが、今後は新商品の発売や販売体制の強化などによって、収益の改善が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
ＭＲＫホールディングス株式会社の2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表は、資産合計172億20百万円、負債合計32億37百万円、純資産合計139億83百万円となっています。資産の部では、現金及び預金が8億66百万円、商品が14億17百万円などが主な内訳です。負債の部では、買掛金が10億34百万円、未払法人税等が45百万円となっています。財務の健全性は良好に維持されています。
資産の部
ＭＲＫホールディングス株式会社の主な資産は、現金及び預金、売掛金、商品、原材料及び貯蔵品などです。現金及び預金は8億66百万円と前期末から減少しましたが、商品や原材料の増加などにより、全体としての流動資産は112億36百万円となっています。また、固定資産は59億83百万円と堅調に推移しています。
負債の部
ＭＲＫホールディングス株式会社の主な負債は、買掛金、未払法人税等、賞与引当金、ポイント引当金などです。買掛金が10億34百万円と前期末から減少したものの、ポイント引当金などが増加したことで、流動負債は26億89百万円となっています。固定負債は5億46百万円と安定的に推移しています。
純資産の部
ＭＲＫホールディングス株式会社の純資産は139億83百万円となっています。資本金が64億91百万円、資本剰余金が64億74百万円、利益剰余金が7億84百万円と健全な財務基盤を維持しています。自己資本比率も81.2％と高水準を保っています。
ROAとROE
ＭＲＫホールディングス株式会社のROA(総資産利益率)は、前期が2.9％、当期が△1.3％と低下しています。一方、ROE(自己資本利益率)は前期が3.6％、当期が△1.6％と同様に低下しています。これは主に、新型コロナウイルス感染症の影響などによる業績悪化が影響しているためです。今後は新商品の投入や販売体制の強化により、収益性の改善が期待されます。
キャッシュフロー
ＭＲＫホールディングス株式会社の当第３四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナス10億円、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナス2億円、財務活動によるキャッシュ・フローが1億円となっています。現金及び現金同等物の当第３四半期末残高は8億66百万円と、前期末から17億90百万円の減少となっています。今後はさらなる収益改善と効率的な資金運用により、キャッシュ・フローの改善が期待されます。
配当の支払額
ＭＲＫホールディングス株式会社の配当の支払額は、この第３四半期累計期間では年間1円となっています。過去3年間の実績では、2022年3月期は1円、2023年3月期は1円、2024年3月期(予想)も1円と、安定的な配当を実施しています。収益環境が厳しい中でも、株主還元を継続していく姿勢が評価できます。
今後の展望
ＭＲＫホールディングス株式会社は、新商品の発売や販売体制の強化、コスト管理の徹底などに取り組むことで、収益性の改善を目指しています。特に、11年ぶりの新商品「Liberdigne（リベルディーニュ）」の発売に力を入れており、新規顧客の獲得を通じた事業の成長が期待されます。また、婚礼・宴会関連事業でも好調な回復基調を維持しており、全体としての業績改善が見込まれます。
編集部のまとめ
ＭＲＫホールディングス株式会社は、女性の美と健康をサポートする総合企業として、さまざまな商品やサービスを提供しています。この度の決算では、新型コロナウイルス感染症の影響などから一時的に業績が悪化しましたが、新商品の発売や販売体制の強化などに取り組んでおり、今後の収益改善が期待されます。財務基盤も健全で、配当の継続など株主への還元にも注力しています。引き続き、女性ニーズにきめ細かく対応しながら、企業価値の向上を目指していくことが重要だと思います。
ＭＲＫホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ＭＲＫホールディングス株式会社の決算日は3月31日、株主総会は例年6月に開催されます。配当は年間1円と安定的に実施しており、株主還元にも力を入れています。今後は新商品の発売やコスト管理の強化などにより、業績の改善が期待されます。
