株式会社サトー商会の第75期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、株式会社サトー商会の最新の四半期決算報告書が公表されました。売上高は363億20百万円と前年同期比10.2%の増加、経常利益は14億98百万円と前年同期比17.7%増加と、大変良好な決算となりました。サトー商会は宮城県仙台市に本社を置く食品卸売業で、外食産業や給食施設などに幅広く商品を提供しています。

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企業情報

企業名: 株式会社サトー商会
証券コード: E02786
決算期: 3月期

株式会社サトー商会の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社サトー商会の決算日は3月31日です。四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日の年4回行っています。

主な事業

株式会社サトー商会は食品卸売業が主力事業で、製菓メーカー、弁当・給食事業者、外食産業、学校給食など、様々な食品業界のお客様に商品を提供しています。また、直営の小売店舗も展開しており、仙台周辺を中心に21店舗を構えています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高363億20百万円、経常利益14億98百万円となりました。売上高は前年同期比10.2%増、経常利益は前年同期比17.7%増と、非常に好調な決算となりました。セグメント別にみると、卸売部門の売上高が前年同期比9.6%増、小売部門の売上高は前年同期比13.7%増と、両部門で大幅な増収となっています。

売上・利益の推移

サトー商会の売上高は、コロナ禍の影響を受けた前年同期から10.2%増加し、過去最高を記録しました。経常利益も前年同期比17.7%増と、大幅な増益となっています。アフターコロナの需要回復に加え、自社ブランド「JFSA」の強化や営業力の向上などが奏功したものと考えられます。

四半期連結貸借対照表について

サトー商会の四半期連結貸借対照表を確認すると、総資産は383億93百万円と前期末比50億46百万円増加しています。これは主に、現金及び預金、売掛金の増加によるものです。一方、負債は133億25百万円と43億4百万円増加しており、これは買掛金の増加に起因しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が44億27百万円売掛金が61億82百万円となっており、流動資産が大幅に増加しています。固定資産は、有形固定資産62億84百万円、投資その他の資産88億11百万円と、ほぼ横ばいで推移しています。

負債の部

負債の部では、買掛金が105億53百万円と大幅に増加しています。一方で、短期借入金や未払法人税等は減少しています。固定負債は、役員退職慰労引当金や退職給付に係る負債など、ほぼ横ばいで推移しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が231億48百万円と着実に積み上がっています。自己資本比率は65.3%と、健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

サトー商会のROA(総資産利益率)は3.7%、ROE(自己資本利益率)は4.5%となっています。前期に比べROAは0.5ポイント、ROEは0.6ポイントそれぞれ改善しており、資産及び自己資本の効率的な活用が進んでいるといえます。今後も収益力の向上とさらなる資本効率の改善に取り組んでいくことが期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュフローは公表されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローが大幅な増加したことが考えられます。これは、売上高及び利益の増加に加え、売掛金や買掛金の増加によるものと推察されます。一方で、設備投資などの投資活動によるキャッシュ・アウトフローも発生しているものと思われます。

配当の支払額

サトー商会は、中間配当として1株あたり20円の配当を実施しています。また、期末配当を1株あたり16円の予定となっており、年間配当は1株当たり36円の見通しです。前期の年間配当36円と同水準を維持する方針で、着実な利益還元を行っています。

今後の展望

サトー商会は、アフターコロナの需要回復を確実に取り込むべく、市場における潜在的な需要の掘り起こしに注力しています。また、自社ブランド「JFSA」の高付加価値商品開発やサービス力強化、直営小売店舗の積極的な出店なども進めています。これらの施策により、更なる売上及び利益の拡大が期待されます。今後も、食品業界のリーディングカンパニーとしての地位を確固たるものにしていくことが見込まれます。

編集部のまとめ

株式会社サトー商会は、外食産業や給食施設など、幅広い食品業界のお客様に商品を供給する大手の食品卸売企業です。今回の決算では、売上高、経常利益ともに大幅な増加を果たし、過去最高の業績を達成しました。アフターコロナの需要回復に加えて、自社ブランド商品の強化や営業力の向上など、同社の積極的な施策が奏功したものと評価できます。今後も、ニーズに合った商品開発と販売力の強化により、持続的な成長が期待されます。

株式会社サトー商会の決算日や配当についてまとめました。

株式会社サトー商会の決算日は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日の年4回行っています。配当は、中間配当を1株当たり20円、期末配当を1株当たり16円と、年間36円の配当を実施する予定です。健全な財務体質を維持しつつ、株主への安定的な利益還元を行っていることがわかります。

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