鳥越製粉株式会社の第90期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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鳥越製粉株式会社の2024年第1四半期決算が発表されました!売上高は65億7千6百万円と前年同期比2.0%の増加となり、営業利益は2億3千9百万円、経常利益は2億6千8百万円と、前年同期より減少しましたが、堅調な業績を維持しています。

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企業情報

企業名: 鳥越製粉株式会社
証券コード: E00351
決算期: 12月

鳥越製粉株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

鳥越製粉株式会社は12月決算の企業です。第1四半期決算は2024年5月9日に発表されました。

主な事業

鳥越製粉株式会社は国内最大手の製粉会社の1つです。小麦粉を中心とした食料品の製造・販売を行っています。主な事業には、製粉、食品、精麦、飼料などがあります。製粉事業が売上高の約43%を占める中核事業となっています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高65億7千6百万円と前年同期比2.0%増加しました。一方で、営業利益は2億3千9百万円と前年同期比16.6%減少し、経常利益は2億6千8百万円と前年同期比14.9%減少しました。資材価格の上昇や物流費の増加などにより、収益性は若干低下しています。

売上・利益の推移

売上高は2023年第1四半期の64億4千5百万円から、2024年第1四半期は65億7千6百万円と2.0%増加しました。一方で、経常利益は2023年第1四半期の3億1千4百万円から2024年第1四半期は2億6千8百万円と14.9%減少しています。材料費や物流費の上昇により、利益率が低下している状況です。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月31日時点の総資産は445億9千1百万円で、前期末比22億8千6百万円の増加となりました。流動資産は219億9千5百万円、固定資産は225億9千6百万円となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が89億4千3百万円、投資有価証券が118億7千9百万円と増加しました。一方で、原材料及び貯蔵品が51億4千万円と減少しています。

負債の部

負債合計は89億9千9百万円で、前期末比11億7千6百万円増加しました。支払手形及び買掛金が20億3千2百万円、固定負債(繰延税金負債)が34億3百万円と増加しています。

純資産の部

純資産合計は355億9千2百万円で、前期末比11億9百万円増加しました。その他有価証券評価差額金が69億3千6百万円と大幅に増加しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前期末の4.5%から当第1四半期末の4.3%と若干低下しています。一方でROE(自己資本利益率)は前期末の5.1%から当第1四半期末の5.2%とやや改善しています。資産効率は緩やかに低下しつつも、自己資本の効率性は維持できている状況です。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローの詳細は開示されていませんが、前期の連結キャッシュ・フロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローが32億6千2百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが10億1千3百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが16億3千万円の支出となっています。

配当の支払額

前期(2023年12月期)の年間配当金は1株当たり17円、うち中間配当が15円、期末配当が2円となっています。次期(2024年12月期)の配当予想は未定となっています。

今後の展望

先行きの不透明な経営環境が続く中で、鳥越製粉は新中期経営計画「TTC150 Stage3」に基づき、持続的な成長に向けた取り組みを進めています。今後は、生産性の向上、新商品開発、海外事業の強化などに注力し、企業価値の向上を目指していきます。

編集部のまとめ

鳥越製粉は、主力の製粉事業を中心に安定した業績を維持しています。ただし、原材料価格や物流費の高騰により収益性が低下している面があります。今後は、生産性の向上や新商品開発、海外事業の強化など、持続的な成長に向けた取り組みが重要になってくるでしょう。引き続き同社の動向に注目していきたいと思います。

鳥越製粉株式会社の決算日や配当についてまとめました。

鳥越製粉株式会社の決算日は12月31日で、第1四半期決算は2024年5月9日に発表されました。前期の年間配当金は1株当たり17円で、次期の配当予想は未定となっています。同社は製粉事業を中心に安定した業績を収めていますが、一部収益性の低下が見られるため、今後の成長戦略に注目が集まっています。

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