キヤノンマーケティングジャパン株式会社の第57期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

[キヤノンマーケティングジャパン株式会社の2024年第1四半期決算報告を見ると、企業は堅調な業績を収めているようです。収益の柱となるITソリューション事業が好調に推移したことで、全体の売上高が前年同期比1.6%増加しています。費用の増加もあったものの、営業利益、経常利益、純利益はいずれも前年同期から減少しているものの高水準を維持しています。今後も企業の積極的なIT投資を背景に、同社のサービスの需要が伸びると期待されますね。]

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企業情報

企業名: キヤノンマーケティングジャパン株式会社
証券コード: E02644
決算期: 12月

キヤノンマーケティングジャパン株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

キヤノンマーケティングジャパン株式会社の決算期は12月です。第1四半期決算は2024年5月9日に発表されました。通期の決算は毎年3月頃に発表されます。

主な事業

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、コンスーマエンタープライズエリアプロフェッショナルの4つの事業セグメントを展開しています。
主要製品はキヤノンブランドのカメラ、プリンター、複合機などのほか、ITソリューションやシステムインテグレーション、保守サービスなども手がけています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は、売上高1,572億円営業利益138億円経常利益139億円親会社株主に帰属する四半期純利益95億円でした。
前年同期から売上高は1.6%増加しましたが、費用の増加などにより、利益は9%前後の減少となりました。

売上・利益の推移

キヤノンマーケティングジャパンの売上高と利益は、直近の1年間で以下のように推移しています。
売上高は609,473百万円と高水準を維持しており、経常利益は53,585百万円、純利益は36,493百万円と健全な収益を上げています。
一方で、当第1四半期は売上・利益ともに前年同期から減少しており、経済の不確実性の高まりの中、同社の業績にも影響が出てきています。

四半期連結貸借対照表について

キヤノンマーケティングジャパンの2024年3月末の連結貸借対照表をみると、総資産5,639億円純資産4,363億円となっています。
前期末から資産は約66億円増加し、負債は約58億円増加しました。純資産は8億円増えて、自己資本比率は77.2%と財務体質も引き続き健全です。

資産の部

資産の部では、流動資産が3,884億円と前期末から約302億円減少しました。一方、固定資産は1,755億円と約368億円増加しています。
これは主に子会社の株式取得によるのれんの増加などが要因です。

負債の部

負債の部では、流動負債が1,148億円と前期末から約42億円増加しました。固定負債は128億円と約16億円増加しています。
流動負債の増加の主な要因は賞与引当金の増加などです。

純資産の部

純資産の部では、前期末から8億円増加し4,363億円となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益95億円の計上があった一方で、配当金の支払いなどがありました。

ROAとROE

キヤノンマーケティングジャパンのROA(総資産利益率)は前期末時点で6.5%、ROE(自己資本利益率)は8.4%となっています。
同社は安定した収益力と健全な財務体質を維持しており、ROAやROEも高い水準を保っています。ただし当第1四半期はわずかに低下しており、今後の動向が注目されます。

キャッシュフロー

当第1四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは146億円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローは39億円の増加となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは90億円の減少となっており、これは主に配当金の支払によるものです。
この結果、現金及び現金同等物は前期末から96億円増加し、期末残高は993億円となりました。

配当の支払額

キヤノンマーケティングジャパンは、2024年3月期の期末配当金を1株当たり70円と発表しました。前年同期比20円増となっています。
年間配当金の予想は1株当たり135円となっており、業績好調を反映した増配となっています。

今後の展望

キヤノンマーケティングジャパンは、経済の不確実性が高まる中でも、IT投資の堅調な推移を背景に、SIサービスやITインフラサービスの需要が期待できると見ています。
さらに、2024年1月に掲げた「未来マーケティング企業」というビジョンの実現に向けて、既存の枠にとらわれない新たな価値創造にも取り組んでいく方針です。
中長期的な企業価値の向上を目指して、持続可能な成長を続けていくことが期待されます。

編集部のまとめ

キヤノンマーケティングジャパン株式会社の2024年第1四半期決算は、売上高が前年同期比1.6%増加し、高水準の収益を維持しました。
ただし、費用の増加などにより、利益は9%前後の減少となりました。
今後も企業のIT投資需要の高まりを背景に、同社の業績は堅調に推移すると期待されます。同社は「未来マーケティング企業」を目指し、新たな価値創造にも注力しているため、成長性にも期待が高まっています。

キヤノンマーケティングジャパン株式会社の決算日や配当についてまとめました。

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は12月決算で、第1四半期決算は5月9日に発表されました。
また、2024年3月期の年間配当金は1株当たり135円と発表されており、前期比20円増の増配となっています。
同社は健全な財務体質と高い収益力を持ち、株主還元も強化しながら、持続的な成長を目指しています。

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