ニシオホールディングス株式会社の第66期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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ニシオホールディングス株式会社の2023年度第2四半期決算が発表されました。売上高101,464百万円と前年同期比で7.3%増加し、経常利益9,954百万円で8.6%増加と、順調な業績を収めています。建設需要の堅調さを背景に、レンタル関連事業を中心に業績を伸ばしていることが分かります。

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企業情報

企業名: ニシオホールディングス株式会社
証券コード: 04848
決算期: 9月30日

ニシオホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ニシオホールディングス株式会社の決算日は9月30日で、第2四半期(10月1日~3月31日)の決算が今回発表されました。毎年12月に本決算、5月に第2四半期決算を公表しています。

主な事業

ニシオホールディングス株式会社は、建設現場や工事現場向けの各種機械・機器のレンタルを中心事業としています。レンタル関連事業が全売上の9割以上を占めており、道路・土木、建築・設備、イベントなどの各分野で幅広くニーズに対応しています。その他にも海外製建設機械の販売なども行っています。

今期の業績と利益率は?

今期第2四半期の売上高は101,464百万円と前年同期比で7.3%増加しました。営業利益は10,283百万円と9.2%の増加、経常利益は9,954百万円と8.6%の増加となっています。主力のレンタル関連事業が好調に推移したことで、営業利益率は10.1%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

ここ数年、ニシオホールディングス株式会社は売上高が増加傾向にあり、2023年度第2四半期も前年同期比で7.3%増加しました。また経常利益も増加傾向にあり、第2四半期では前年同期比8.6%増の9,954百万円を計上しています。建設需要の高さを背景に、堅調な業績推移が続いていると言えます。

四半期連結貸借対照表について

ニシオホールディングス株式会社の2024年3月末の四半期連結貸借対照表を見ると、資産が289,190百万円と前期末比で16,621百万円増加しています。これは主に現金及び預金の増加や賃貸資産の拡充によるものです。一方、負債は161,221百万円と13,050百万円増加しています。長期借入金の増加などが主な要因です。

資産の部

資産の部では現金及び預金が47,662百万円と前期末比で4,623百万円増加しています。また、主力の貸与資産(リース資産)も87,574百万円と2,575百万円増加しました。これらにより、全体の資産が増加傾向にあります。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が27,008百万円と3,015百万円増加しています。また、長期借入金が41,471百万円と4,759百万円増加しました。これらにより、負債合計は161,221百万円と前期末から13,050百万円増加しています。

純資産の部

純資産合計は127,968百万円と前期末から3,571百万円増加しています。利益剰余金が増加したことが主な要因です。自己資本比率は43.5%と健全な財務体質が維持できています。

ROAとROE

ニシオホールディングス株式会社のROA(総資産経常利益率)は3.4%、ROE(自己資本当期純利益率)は5.0%となっています。前期からROA、ROEともに上昇しており、資産効率や株主資本利益率が改善されてきていることがわかります。建設需要の高さを背景に、利益の増加ペースが資産や自己資本の増加ペースを上回ってきているためです。

キャッシュフロー

当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは14,467百万円の収入となっています。これは減価償却費の計上などによる収入が増加したためです。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは4,831百万円の支出となり、有形固定資産の取得が主な要因です。財務活動によるキャッシュ・フローは4,981百万円の支出となっています。全体としては4,623百万円の増加となり、当第2四半期末の現金及び現金同等物は47,452百万円となっています。

配当の支払額

ニシオホールディングス株式会社は、第2四半期決算に合わせて1株当たり112円の中間配当を実施しました。前年同期の100円から12円増配しており、安定した配当政策を続けています。株主還元も強化されつつ、積極的な事業投資にも取り組んでいるようです。

今後の展望

ニシオホールディングス株式会社は、中期経営計画「Next Stage 2026」の初年度を迎えており、建設ロジスティックスの実証実験や仮設のノウハウ蓄積など、新たな事業化のための基盤づくりに取り組んでいます。引き続き堅調な建設需要を背景に、既存のレンタル関連事業を中心に好業績を維持しつつ、新規事業への投資にも期待が高まっています。

編集部のまとめ

ニシオホールディングス株式会社は、建設需要の高まりを背景に、売上高、利益ともに堅調に推移しています。レンタル関連事業が好調で、利益率も高水準を維持しています。今後も既存事業の強化と新規事業への積極投資により、さらなる成長が期待されます。安定的な配当政策も株主還元の面で評価できるでしょう。

ニシオホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ニシオホールディングス株式会社の決算日は9月30日で、第2四半期(10月~3月)決算が今回発表されました。中間配当は1株当たり112円と前年から増配し、安定した株主還元を行っています。今後も建設需要に支えられ、既存事業の強化と新規事業への投資を通じて、さらなる成長が期待できる企業といえるでしょう。

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