テクノプロ・ホールディングス株式会社の第19期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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テクノプロ・ホールディングス株式会社の2024年3月期第3四半期決算がまとまりました。2023年7月1日から2024年3月31日までの9か月間の業績は非常に好調で、売上収益は前年同期比9.6%増の1,625億79百万円、営業利益は同10.5%増の183億46百万円と、大幅な増収増益となりました。

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企業情報

企業名: テクノプロ・ホールディングス株式会社
証券コード: 60280
決算期: 6月

テクノプロ・ホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

テクノプロ・ホールディングス株式会社は6月を決算期としており、第3四半期決算は2024年3月31日時点です。第3四半期決算の発表は2024年5月10日に行われました。

主な事業

テクノプロ・ホールディングスは、主に技術者の派遣と受託開発サービスを行う「R&Dアウトソーシング事業」や、建設現場の施工管理サービスを行う「施工管理アウトソーシング事業」を手がけています。その他にも人材紹介や技術系教育研修なども行う「国内その他事業」、そして中国やアジア、欧州での事業展開を行う「海外事業」も手がけています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は大変好調で、前年同期比9.6%増の1,625億79百万円の売上収益を計上しました。また、事業利益は前年同期比9.9%増の181億33百万円、営業利益は同10.5%増の183億46百万円と大幅な増益となりました。これにより当期の税引前四半期利益は184億81百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は127億11百万円と、いずれも2桁の増益となりました。

売上・利益の推移

テクノプロ・ホールディングスの売上収益は、2023年6月期は1,395億81百万円、2024年3月期第3四半期累計では1,625億79百万円と順調に推移しています。営業利益も2023年6月期が166億1百万円、2024年3月期第3四半期累計では183億46百万円と増加傾向にあります。このように、テクノプロ・ホールディングスは着実に業績を伸ばしていると言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

テクノプロ・ホールディングスの四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は1,545億90百万円と前年度末から105億73百万円増加しています。その内訳は、流動資産が858億36百万円、非流動資産が687億54百万円となっています。一方、負債合計は735億44百万円で、前年度末から63億10百万円増加しました。

資産の部

資産の部では、現金及び現金同等物が394億83百万円と前年度末より41億9百万円増加しています。また、のれんが467億42百万円となっており、これはM&Aの影響で増加しているものと考えられます。

負債の部

負債の部では、買掛金及びその他の債務が207億78百万円と前年度末から47億34百万円増加しています。一方、社債及び借入金は79億83百万円と前年度末から57億32百万円減少しました。

純資産の部

純資産の部では、親会社の所有者に帰属する持分が799億12百万円と前年度末から43億83百万円増加しています。これは主に利益剰余金が増加したことによるものです。自己資本比率は51.7%と高水準を維持しています。

ROAとROE

テクノプロ・ホールディングスのROA(総資産利益率)は前年度の5.1%から当第3四半期は10.2%と大幅に改善しています。また、ROE(自己資本利益率)も前年度の20.0%から当第3四半期は16.0%と高水準を維持しています。これは、着実な売上増加と収益性の向上により、資産効率と株主資本効率が高まっていることを示しています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが232億82百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが5億74百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが187億96百万円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は394億83百万円となっています。

配当の支払額

テクノプロ・ホールディングスは、株主還元を積極的に行っています。当第3四半期連結累計期間では、年間配当金80円(うち中間配当金25円)を実施しており、配当金の総額は82億21百万円となっています。今後も株主への利益還元を重視していく方針のようです。

今後の展望

テクノプロ・ホールディングスは、中期経営計画「Evolution 2026」の中で、ソリューション事業の強化を掲げており、国内外の技術動向を見据えたうえで、注力ソリューションの確立と拡大に取り組んでいきます。また、人材の確保と単価の上昇にも注力することで、持続的な成長を目指していく方針です。業績は好調に推移しており、今後も期待が高まるでしょう。

編集部のまとめ

テクノプロ・ホールディングスの2024年3月期第3四半期決算は、売上、利益ともに大幅な増加となりました。IT分野やインフラ分野の需要が好調に推移しており、業績は順調に推移しているといえるでしょう。また、財務状況も健全で、株主還元も積極的に行っています。中期的にも、ソリューション事業の強化や人材確保・単価上昇に取り組むことで、さらなる成長が期待できると考えられます。

テクノプロ・ホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

テクノプロ・ホールディングスは6月を決算期としており、第3四半期決算は2024年3月31日時点です。配当については、当第3四半期連結累計期間では年間配当金80円(うち中間配当金25円)を実施しており、配当金の総額は82億21百万円となりました。今後も株主への利益還元を重視していく方針のようです。

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