SBSホールディングス株式会社の第39期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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SBSホールディングス株式会社の2024年第1四半期連結決算が発表されました。同社はコロナ禍からも回復しつつ、物流事業を中心に着実な成長を遂げています。ここでその内容をご紹介します。

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企業情報

企業名: SBSホールディングス株式会社
証券コード: 23840
決算期: 12月期

SBSホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

SBSホールディングス株式会社は、12月期の決算を行っています。第1四半期決算は2024年5月10日に発表されました。

主な事業

SBSホールディングス株式会社は、物流事業、不動産事業、人材派遣事業など、様々な事業を展開しています。特に、物流事業が同社の主力事業となっており、3PL(第三者物流)や4PL(第四者物流)サービスの提供を中心に事業を展開しています。同社は、グループ全体の統合物流機能を活かしたワンストップソリューションの提供に注力しています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の売上高は1,138億14百万円と前年同期比で4.4%の減収となりました。一方、営業利益は81億10百万円と23.5%の減益となりました。物流量の減少やコスト増加が影響しています。ただし、親会社株主に帰属する四半期純利益は48億85百万円と、依然として高水準の収益性を維持しています。

売上・利益の推移

同社の過去3年の売上高と営業利益の推移をみると、2023年12月期の売上高は1,319億47百万円、営業利益は100億56百万円と、コロナ禍からの回復基調にあります。売上高は前年同期比で1.3%増、営業利益は0.6%増と緩やかな成長を遂げています。今後も物流需要の取り込みに注力し、収益力の維持・向上を目指していきます。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は3,169億84百万円となっています。負債合計は2,116億42百万円、純資産は1,053億42百万円となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が1,633億26百万円と前期末比8.6%増加しています。現金及び預金、棚卸資産などが増加しています。固定資産は1,536億57百万円と前期末比1.7%増加しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が1,065億45百万円と前期末比3.2%増、固定負債は1,050億96百万円と前期末比10.1%増となっています。長期借入金の増加が主な要因です。

純資産の部

純資産の部では、1,053億42百万円と前期末比2.7%増加しています。利益剰余金の増加などにより、自己資本比率は26.0%となっています。

ROAとROE

SBSホールディングス株式会社のROAは2.4%、ROEは5.8%となっています。これらの指標はコロナ禍の影響により低下傾向にありますが、今後の収益力の回復と投下資本の効率化により、改善が期待されます。

キャッシュフロー

同社のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローは85億円の収入超過となっています。一方で、投資活動によるキャッシュフローは73億円の支出超過となっています。これは物流拠点の開設などの設備投資によるものです。財務活動によるキャッシュフローは3億円の支出超過となっています。

配当の支払額

SBSホールディングス株式会社は2024年3月11日に、1株当たり65円の期末配当を実施しました。これにより、1株当たり年間配当金は130円となっています。同社は株主還元を重視しており、継続的な増配を実現しています。

今後の展望

SBSホールディングス株式会社は、物流需要の取り込みと収益力の向上に注力していきます。特に、EC物流サービスの強化や、自動化・ロボット化などの先端技術の活用によるコストダウンに取り組んでいきます。さらに、不動産事業を中心とした投資活動により、持続的な成長を目指します。

編集部のまとめ

SBSホールディングス株式会社は、主力の物流事業を中心に着実な経営成績を残しています。コロナ禍の影響も徐々に収束し、収益力の回復が期待されます。今後も、EC物流の強化やデジタル化への投資など、同社の成長戦略に注目が集まるでしょう。株主還元も重視しており、同社株式は魅力的な投資対象と言えるでしょう。

SBSホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

SBSホールディングス株式会社は、12月期の決算を行っており、第1四半期決算は2024年5月10日に発表されました。また、同社は1株当たり年間配当金130円を実施しており、株主還元に積極的な企業といえます。今後の業績動向とともに、株主還元施策にも注目が集まるでしょう。

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