株式会社福田組の第98期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社福田組の2024年第1四半期決算報告はとてもポジティブな内容でした。売上高は前年同期比で15.4%増の414億円と大幅に増加し、営業利益も前年同期比で100.2%増の26億円と大幅に伸長しています。
建設事業と不動産事業がともに好調に推移し、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で97.4%増の18億円と大きな利益を上げることができました。今後も順調な業績が期待できそうです。

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企業情報

企業名: 株式会社福田組
証券コード: E00196
決算期: 12月

株式会社福田組の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社福田組の決算日は12月31日です。第1四半期の決算は5月10日に発表されました。

主な事業

株式会社福田組は建設事業不動産事業を主な事業としています。建設事業では土木工事や建築工事、不動産事業では分譲マンションやオフィスビルの開発・販売を手掛けています。
これらの事業を通じて、地域社会の発展に寄与しています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は非常に好調で、売上高が前年同期比15.4%増の414億円、営業利益が前年同期比100.2%増の26億円と大幅に増加しました。
特に不動産事業の売上高が前年同期比638.3%増と大きく伸長し、利益率も向上しています。

売上・利益の推移

過去3年の業績推移を見ると、売上高は162,243百万円(2023年)、41,419百万円(2024年第1四半期)と順調に増加しています。
経常利益も5,478百万円(2023年)、2,751百万円(2024年第1四半期)と堅調に推移しており、同社の収益力の高さがうかがえます。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月末の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は1,418億円余と前期末比51億円余増加しました。
これは主に完成工事未収入金の増加や現金預金の増加によるものです。

資産の部

流動資産では完成工事未収入金現金預金が増加し、固定資産でも投資有価証券が増加しています。
総じて資産の部は順調に積み上がっていると言えるでしょう。

負債の部

負債の部では、工事未払金未払消費税等が増加しています。
これは工事の進捗に伴う支払いの増加によるものと考えられます。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が増加し、自己資本比率も57.0%と高水準を維持しています。
健全な財務体質を維持できていると評価できます。

ROAとROE

2024年第1四半期のROAは年率換算で5.1%、ROEは年率換算で9.5%となっています。
前期に比べROAは0.5ポイント、ROEは1.0ポイント上昇しており、収益性の改善が進んでいます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは順調に推移しており、現金預金が前期末比約55億円増加しています。
この増加は不動産販売に伴う入金によるものと考えられ、健全な財務体質が維持できています。

配当の支払額

2023年12月期の期末配当金は1株当たり110円、年間配当金で220円が支払われました。
2024年第1四半期には1株当たり110円の配当を実施しており、安定した配当政策を継続しています。

今後の展望

不動産事業の好調な業績が続くことで、今後も収益力の拡大が期待できます。
また、建設事業でも大型案件の確保が進んでおり、受注環境は良好と言えるでしょう。
今後も着実な業績拡大と株主還元の向上が望まれます。

編集部のまとめ

株式会社福田組の2024年第1四半期決算は、売上高営業利益経常利益四半期純利益といった主要な指標がすべて大幅に増加し、非常に優良な業績となりました。
特に不動産事業の好調が大きな推進力となっています。今後も建設事業と不動産事業のバランスの取れた経営によって、持続的な成長が期待できそうです。

株式会社福田組の決算日や配当についてまとめました。

株式会社福田組の決算日は12月31日で、第1四半期の決算は5月10日に発表されています。
配当については、2023年12月期の年間配当金が1株当たり220円と、株主への還元も積極的に行っていることがわかりました。

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