株式会社安江工務店の第50期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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安江工務店の2024年第1四半期決算報告が発表されました。住宅リフォーム事業や新築住宅事業が堅調に推移するものの、不動産流通事業の低調により、全体としては減収減益となりました。しかし、同社は長期ビジョン「Vision2030」に基づき、成長戦略、質の追求と高効率戦略、人的資本経営を推進し、企業価値の向上に尽力しています。

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企業情報

企業名: 株式会社安江工務店
証券コード: E32906
決算期: 12月期

株式会社安江工務店の決算日・決算時期(スケジュール)は?

安江工務店の決算期は12月期です。第1四半期の決算日は2024年3月31日で、決算発表は2024年5月10日に行われました。

主な事業

安江工務店は、住宅リフォーム事業新築住宅事業不動産流通事業の3つを主な事業としています。住宅リフォームでは、建築士によるデザイン性の高いリフォームやオリジナル建材の提案、新築住宅では耐久性と上質なデザインを兼ね備えた注文住宅を手掛けています。また不動産流通事業では、自社物件の売買や買取再販にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高1,547百万円(前年同期比0.5%減)営業損失6百万円(前年同期は営業利益39百万円)、経常損失6百万円(前年同期は経常利益40百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失3百万円(前年同期は22百万円の純利益)となりました。不動産流通事業の低調が響いたことが主な要因です。

売上・利益の推移

直近3年間の業績推移を見ると、売上高は横ばいで推移しており、経常利益は2023年に減少しました。2024年第1四半期は減収減益となりましたが、同社は長期ビジョンに基づいた成長戦略を進めることで、収益性の向上を目指しています。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月末時点の総資産は4,085百万円で、前期末比270百万円減少しました。流動資産が2,729百万円、固定資産が1,356百万円となっています。

資産の部

流動資産は現金預金の減少などにより減少しましたが、固定資産は建設仮勘定の増加により増加しました。

負債の部

負債合計は2,311百万円と、前期末から214百万円減少しました。流動負債は1,766百万円、固定負債は545百万円となっています。

純資産の部

純資産は1,774百万円で、自己資本比率は41.5%と健全な水準を維持しています。しかし、配当金の支払いなどにより利益剰余金が減少しました。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は直近3年間マイナスであり、収益性の改善が課題です。ROE(自己資本当期純利益率)は直近3年間でも5%前後の水準を維持しているものの、今期はマイナスとなっていることから、更なる経営効率の向上が必要とされています。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなっています。これは、売上債権の減少や棚卸資産の増加などによるものです。財務活動によるキャッシュ・フローでは、借入金の返済により支出が発生しています。

配当の支払額

安江工務店は、年1回の期末配当を実施しています。2023年12月期の配当金は1株当たり40円で、2024年3月に支払われました。今後も、企業価値の向上と株主還元のバランスを取りながら、安定配当の継続を目指していきます。

今後の展望

安江工務店は、2030年を見据えた長期ビジョン「Vision2030」に基づき、住宅に関するニーズにワンストップで応える体制づくりに取り組んでいます。特に住宅リフォーム事業と新築住宅事業の強化により、収益力の向上を目指しています。また、人材育成や働き方改革、デジタル化の推進にも力を入れ、持続的な成長を実現していく方針です。

編集部のまとめ

安江工務店は、住宅関連事業を中心に事業を展開しており、長期的な視点に立った経営に取り組んでいます。当第1四半期は不動産流通事業の低調により減収減益となりましたが、同社は「安らぐ『暮らし』を創造し、心豊かな社会を実現する」というミッションの実現に向けて、中長期的な成長戦略を着実に進めています。今後の業績推移に注目が集まるところです。

株式会社安江工務店の決算日や配当についてまとめました。

安江工務店の決算期は12月期で、第1四半期の決算日は2024年3月31日、決算発表は2024年5月10日に行われました。また、同社は年1回の期末配当を実施しており、2023年12月期の配当金は1株当たり40円でした。今後も、企業価値向上と株主還元のバランスを取りながら、安定配当の継続を目指していく方針です。

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