金下建設株式会社の第74期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

金下建設株式会社の第1四半期決算が発表されました。3月期第1四半期の決算では、売上高が前年同期比53.0%増の37億6千3百万円、営業利益は121.5%増の3億8千9百万円と大幅な増収増益を達成しました。建設事業を中心に好調に推移した結果、経常利益は112.2%増の3億9千2百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は136.7%増の2億4千2百万円となりました。

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企業情報

企業名: 金下建設株式会社
証券コード: 18970
決算期: 3月期

金下建設株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

金下建設株式会社の決算日は3月31日です。 毎年3月末に事業年度が終了し、5月中旬に決算発表を行います。

主な事業

金下建設株式会社は建設事業製造・販売事業を展開しています。建設事業では、官公庁や民間企業からの土木・建築工事の受注を中心に事業を行っています。また製造・販売事業では、アスファルト製品の製造・販売を行っています。地域密着型の企業として、主に近畿地方を中心に事業展開しています。

今期の業績と利益率は?

今期の第1四半期の業績は大幅増収増益となりました。売上高は37億6千3百万円と前年同期比で53.0%増を達成しました。利益面では、営業利益が3億8千9百万円と121.5%増、経常利益が3億9千2百万円と112.2%増、親会社株主に帰属する四半期純利益が2億4千2百万円と136.7%増と大幅な増益となりました。

売上・利益の推移

金下建設の売上高は、10億4千4百万円増加の37億6千3百万円となりました。利益面でも大幅な増加が見られ、営業利益は2億1千3百万円増の3億8千9百万円、経常利益は2億7百万円増の3億9千2百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億4十十円増の2億4千2百万円となりました。大型工事の完成などが業績向上に寄与しています。

四半期連結貸借対照表について

金下建設の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産が前期末比6億4千1百万円増加の228億4千2百万円、負債が同4千9百万円増加の40億9千9百万円、純資産が同5億9千2百万円増加の187億4千3百万円となりました。純資産の増加は主に保有株式の株価上昇によりその他有価証券評価差額金が増加したことが要因です。

資産の部

資産の部では、現金預金が前期末比8億8千8百万円増加の86億3千2百万円、投資有価証券が9億3千4百万円増加の78億4千7百万円となりました。これらが総資産の増加の主な要因となっています。

負債の部

負債の部では、工事未払金が16百万円増加の14億3十六万円、未成工事受入金が1億8千3百万円増加の4億2十九万円となりました。一方で、未払法人税等が5十九百万円増加の1億4十五万円となりました。

純資産の部

純資産の部では、その他有価証券評価差額金が4億4十五百万円増加の26億9十万円となりました。これは保有株式の株価上昇に伴う評価益の増加が要因です。一方で、利益剰余金が1億3十四百万円増加の174億4千7百万円となりました。

ROAとROE

金下建設のROA(総資産経常利益率)は6.9%、ROE(自己資本当期純利益率)は5.1%となりました。前年同期比ではROAが1.7ポイント、ROEが1.2ポイント上昇しており、収益性の向上が見られます。これは主に経常利益の増加によるものです。引き続き建設事業を中心に収益力を強化していくことが課題と言えるでしょう。

キャッシュフロー

金下建設のキャッシュ・フロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは8億8千8百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは3億4千9百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは1億円のマイナスとなっています。全体としては8億8千万円の増加となっており、手元流動性は良好に推移しているといえます。

配当の支払額

金下建設は第1四半期において1株当たり50円の配当を実施しました。前年同期と同額の配当を継続しており、株主還元に努めています。配当性向は44.6%となっています。引き続き安定的な配当を実施していく方針のようです。

今後の展望

金下建設は、公共投資の堅調な推移や民間の設備投資回復など、建設市場の回復を背景に、受注競争力の向上と生産性の向上により、業績の拡大を目指す方針です。特に建設事業の収益力強化が重要な課題と考えられています。今後も顧客ニーズに合わせた施工力の向上と、原価管理の徹底などに取り組んでいくことが期待されます。

編集部のまとめ

金下建設は、第1四半期の連結業績において大幅な増収増益を達成しました。建設事業を中心とした受注環境の改善により、売上高、営業利益、経常利益、純利益すべてが前年同期を大幅に上回りました。また、総資産も増加し、自己資本比率も高水準を維持するなど財務体質も良好です。今後も公共投資を中心に需要が見込まれる中、施工力と収益力の向上に注力し、企業価値の向上を目指していくことが期待されます。

金下建設株式会社の決算日や配当についてまとめました。

金下建設の決算日は3月31日で、毎年5月中旬に決算発表を行っています。今期第1四半期は、売上高が前年同期比53.0%増の37億6千3百万円、経常利益が112.2%増の3億9千2百万円となる大幅な増収増益を達成しました。また、1株当たりの配当は50円と前年同期と同額を継続しています。今後も収益力の強化と安定的な株主還元に取り組んでいく方針のようです。

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