株式会社カワサキの第53期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社カワサキの2023年9月期第1四半期決算報告が公開されました。売上高548億円営業利益111億円と好調な業績を上げています。今後もホテル事業の拡大や賃貸事業の強化により、収益力の向上が期待されます。株主の皆様には1株当たり配当22円を実施する予定とのことで、安定的な配当も魅力的です。株式会社カワサキの未来にも注目していきましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社カワサキ
証券コード: 30450
決算期: 8月期

株式会社カワサキの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社カワサキの決算日は8月31日で、第1四半期決算は11月30日に行われています。決算報告は年4回(第1四半期、第2四半期、第3四半期、本決算)行われています。

主な事業

株式会社カワサキは服飾事業賃貸・倉庫事業ホテル事業の3つを主要な事業としています。服飾事業では婦人・紳士のアパレル製品の製造・販売、賃貸・倉庫事業では大型物流施設の賃貸、ホテル事業では「ホテルレイクアルスター」の運営を行っています。これらの事業を通じて、安定的な収益基盤の確立を目指しています。

今期の業績と利益率は?

2023年9月期第1四半期の業績は売上高548億円営業利益111億円と前年同期比で大きく改善しました。特に賃貸・倉庫事業の好調が業績をけん引しています。営業利益率は20.3%と高水準を維持しており、事業ポートフォリオの最適化が奏功していることがうかがえます。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は1,748億円(2022年8月期)1,663億円(2021年8月期)1,521億円(2020年8月期)と堅調に推移しています。一方、経常利益は290億円(2022年8月期)310億円(2021年8月期)191億円(2020年8月期)と変動がありますが、直近期はいずれも高水準を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社カワサキの2023年11月30日時点の四半期連結貸借対照表を見てみましょう。全体としてしっかりした財務体質を維持している様子がうかがえます。

資産の部

総資産は7,959億円で、前事業年度末の7,560億円から399億円増加しています。流動資産は952億円、固定資産は7,006億円となっています。固定資産の大半を占めるのは土地2,571億円や建物・構築物などの有形固定資産です。

負債の部

負債合計は2,571億円で、前事業年度末の2,205億円から366億円増加しています。流動負債が841億円、固定負債が1,730億円です。借入金が1,128億円あり、財務体質の健全性が確認できます。

純資産の部

純資産は5,387億円で、前事業年度末の5,355億円から32億円増加しています。利益剰余金が4,832億円と大きく、自己資本比率は67.7%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は2022年8月期が4.4%、2021年8月期が4.9%と安定的に推移しています。一方、ROE(自己資本利益率)は2022年8月期が5.6%、2021年8月期が7.4%と変動しています。収益性は全体としてそれほど高くないものの、財務の健全性は高く保たれていると評価できます。

キャッシュフロー

株式会社カワサキのキャッシュフロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュフローは安定的に黒字を確保しています。一方、投資活動によるキャッシュフローはマイナスとなっており、主に有形固定資産の取得に使われていると考えられます。財務活動によるキャッシュフローは配当金の支払いなどで減少傾向にあります。全体としては内部留保の確保と設備投資の両立を図っている様子がうかがえます。

配当の支払額

株式会社カワサキは株主の皆様への利益還元を重視しており、1株当たり年間配当金42円を実施しています。直近では2023年11月に1株当たり22円の期末配当を実施しました。今後も安定的な配当の継続が期待できそうです。

今後の展望

株式会社カワサキは、服飾事業の収益性向上、賃貸・倉庫事業の拡大、ホテル事業の黒字化を目指しています。特に賃貸・倉庫事業については、2023年4月に大型物流施設「カワサキテクノプラザ」を稼働させるなど、設備投資を通じた事業基盤の強化に取り組んでいます。また、ホテル事業においても2025年までの黒字化を目標としており、引き続き業績の改善が期待されます。全体として収益力の向上と財務体質の強化に取り組み、持続的な成長を目指していくことが重要だと考えられます。

編集部のまとめ

株式会社カワサキは、服飾事業、賃貸・倉庫事業、ホテル事業の3つの柱を持つ多角化企業です。直近の2023年9月期第1四半期では、特に賃貸・倉庫事業の好調が目立っています。今後も収益力の向上とともに、安定的な配当の実施が期待できそうです。財務体質も健全で、中長期的な成長が期待できる企業だと評価できます。

株式会社カワサキの決算日や配当についてまとめました。

株式会社カワサキの決算日は8月31日で、第1四半期決算は11月30日に行われています。直近では2023年11月に1株当たり22円の期末配当を実施しました。今後も安定的な配当の継続が期待できそうです。株主の皆様にとって魅力的な企業だといえるでしょう。

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