GMOリサーチ&AI株式会社は、マーケティング・リサーチ業界の中でも高い実績と信頼を誇る企業です。 同社は世界中のアンケート回答者パネルを保有し、オンラインリサーチ事業を中核としています。 2024年度第1四半期の決算では、売上高は1,361,862千円と前年同期比4.6%減となりましたが、経常利益は122,245千円と高い収益性を維持しました。 今後も国内外でのシステム連携や品質向上に注力し、更なる成長が期待されます。
企業情報
企業名: GMOリサーチ&AI株式会社
証券コード: 36950
決算期: 12月
GMOリサーチ&AI株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
GMOリサーチ&AI株式会社の決算期は12月です。 毎年3月に決算報告書を公表し、5月中旬に定時株主総会を開催しています。
主な事業
GMOリサーチ&AI株式会社は、インターネットリサーチ事業を主力としています。 自社開発のオンラインリサーチプラットフォームを活用し、世界各国のパネルメンバーを対象に各種定量・定性調査を実施しています。 調査会社や事業会社、グローバルパネル会社など、幅広い顧客に向けてサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期連結累計期間の売上高は1,361,862千円と前年同期比4.6%減となりました。 一方で、経常利益は122,245千円と高い収益性を維持しており、経常利益率は9.0%となっています。 コスト管理の徹底と効率的な事業運営により、引き続き高い収益力を発揮しています。
売上・利益の推移
GMOリサーチ&AI株式会社の売上高は、2023年度第1四半期まで1,400,000千円~1,500,000千円程度で推移してきました。 一方で、経常利益は2023年度第1四半期で191,861千円と高水準を維持しており、経常利益率も13%台と高い収益性を誇っています。 今後も注力領域での収益拡大が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
GMOリサーチ&AI株式会社の2024年3月31日時点の四半期連結貸借対照表は、資産合計3,045,426千円、負債合計1,067,158千円、純資産合計1,978,267千円となっています。 流動資産の中心は現金及び預金876,259千円と売掛金968,614千円です。 健全な財務体質を維持しながら、積極的な事業投資にも取り組んでいます。
資産の部
資産の部では、流動資産が2,475,922千円、固定資産が569,503千円となっています。 流動資産の中心は現金及び預金876,259千円と売掛金968,614千円です。 固定資産ではのれん54,217千円を計上しています。
負債の部
負債の部では、流動負債が1,052,606千円、固定負債が14,552千円となっています。 流動負債の中心は買掛金261,685千円と未払金194,448千円です。 健全な財務体質を維持しつつ、事業投資にも注力しています。
純資産の部
純資産の部では、株主資本が1,930,968千円、その他の包括利益累計額が45,665千円となっています。 自己資本比率は64.9%と高水準を維持しており、財務の健全性が高いことがわかります。
ROAとROE
GMOリサーチ&AI株式会社のROA(総資産利益率)は4.0%、ROE(自己資本利益率)は4.7%となっています。 前年同期と比べてやや低下しているものの、依然として高い収益性を維持しています。 今後も事業基盤の強化や新サービス開発に取り組み、収益性のさらなる向上が期待されます。
キャッシュフロー
当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書の作成を省略しているため、詳細は開示されていません。 ただし、手元流動性の高さから判断すると、営業活動によるキャッシュ・インフローが安定的に確保されていると考えられます。 今後も強固な財務基盤を活かし、戦略的な投資を行っていくことが期待されます。
配当の支払額
GMOリサーチ&AI株式会社は、2024年3月22日に開催された定時株主総会において、1株当たり114.84円の期末配当の支払いを決議しました。 これにより、年間配当金は1株当たり114.84円となり、安定的な配当政策を継続しています。
今後の展望
GMOリサーチ&AI株式会社は、インターネットリサーチ事業における国内外でのシェア拡大に注力しています。 国内では、中小企業のDIY型リサーチ需要に応えるサービスの強化、海外ではアジアを中心としたパネル基盤の拡充を図っています。 また、AI技術の活用によるサービスの高度化にも取り組むなど、中長期的な成長につながる施策を推進しています。
編集部のまとめ
GMOリサーチ&AI株式会社は、マーケティング・リサーチ業界のリーディングカンパニーとして、国内外で高い評価を得ています。 当第1四半期の業績は減収となりましたが、依然として高い収益性を維持しており、健全な財務体質を背景に、戦略的な投資を行いながら着実に成長を続けています。 今後も、DIY型リサーチ需要の取り込みや海外展開の強化など、さまざまな成長施策に期待が寄せられています。
GMOリサーチ&AI株式会社の決算日や配当についてまとめました。
GMOリサーチ&AI株式会社の決算期は12月で、毎年3月に決算報告書を公表しています。 また、2024年3月22日に開催された定時株主総会において、1株当たり114.84円の期末配当の支払いが決議されました。 同社は、安定的な配当政策を継続しながら、中長期的な成長に向けた施策にも注力しています。