株式会社ドラフトの第17期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ドラフト社の最新四半期決算発表は注目に値するようですね。2024年1月1日~3月31日の第1四半期の業績は前年同期から大きく伸長しており、売上高2,777百万円と大幅な増収を果たしました。デザイン事業を中心に順調に推移していることがうかがえます。

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企業情報

企業名: 株式会社ドラフト
証券コード: E35535
決算期: 12月期

株式会社ドラフトの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ドラフトは12月決算の企業です。今回発表されたのは2024年1月1日~3月31日の第1四半期の決算報告書となります。

主な事業

株式会社ドラフトはデザイン事業を中心に展開している企業です。インテリア、建築、プロダクト、ブランディングなど、デザインをコアに幅広い分野でサービスを提供しています。特に、大規模な建築コンペティションや設計競技に挑戦するリーディングプロジェクトで高い評価を得ており、デザインの力で新たな価値創出に努めています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は非常に好調です。売上高は2,777百万円と前年同期比で174.6%と大きく伸長しました。利益面では、経常利益289百万円親会社株主に帰属する四半期純利益185百万円と大幅な増益となりました。売上高の増加に加え、間接原価の減少により売上総利益率も上昇し、収益性の向上が見られます。

売上・利益の推移

ドラフト社の業績は直近で平準化の傾向にあります。従来は第4四半期(10月~12月)が大きく売上高を押し上げていましたが、第1四半期の売上高も2,777百万円と大きく伸長しています。これは受注活動における四半期ごとの売上高の平準化に向けた取り組みの成果が表れたものと考えられます。今後も安定的な収益基盤の確保が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

ドラフト社の当第1四半期末の総資産は7,210百万円となり、前連結会計年度末より254百万円減少しました。主な変動は売掛金及び契約資産の減少などによるものです。一方、負債は3,602百万円と前連結会計年度末より387百万円減少しており、自己資本比率は49.8%となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が5,237百万円、固定資産が1,973百万円となっています。主な変動は、現金及び預金の増加や前払費用の増加などがあげられます。

負債の部

負債の部では、流動負債が2,868百万円、固定負債が733百万円となっています。短期借入金の増加や買掛金の減少などが主な変動点です。

純資産の部

純資産の部は3,608百万円となっており、前連結会計年度末より132百万円増加しています。利益剰余金の増加が主な要因です。

ROAとROE

ドラフト社の収益性を示す指標であるROA(総資産経常利益率)とROE(自己資本当期純利益率)は第1四半期決算で上昇しています。ROAは前年同期の-5.9%から8.0%に、ROEは前年同期の-6.2%から5.1%へと改善しています。これは売上・利益の大幅な伸長に加え、資産効率の向上や財務体質の強化が寄与したものと考えられます。今後もこの水準を維持できるよう、収益性の向上に取り組んでいくことが重要です。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書の作成を省略しているため、詳細な情報は開示されていません。ただし、今回の決算では現金及び預金残高が1,932百万円となり、前連結会計年度末から144百万円増加しています。営業活動によるキャッシュ・フローの改善や、有利子負債の圧縮などが寄与したものと推察されます。

配当の支払額

ドラフト社は前期(2023年12月期)の期末配当として1株当たり6円の配当を実施しました。当第1四半期では期中配当は行われていませんが、好調な業績を背景に株主還元にも積極的な姿勢が窺えます。今後の業績推移に応じて、株主の皆様への利益還元をさらに充実させていくことが期待されます。

今後の展望

ドラフト社は「収益化と価値創造の循環」を基本方針に掲げ、デザインの力で新たな価値を生み出し続けることを目指しています。当第1四半期の業績好調は、この方針の成果が表れたものと評価できます。今後も、大規模な建築コンペティションやデザイン提案型のプロジェクトに積極的に取り組み、ブランド力の向上と収益力の強化を図っていくことが期待されます。先行き不透明な経済環境の中でも、ドラフト社の高い企画力とデザイン力が生み出す新たなビジネスモデルに注目が集まっています。

編集部のまとめ

ドラフト社の最新四半期決算は、売上高、利益ともに大幅な増加を果たし、好調な業績を示しました。デザイン事業を中心に事業の収益性が大きく改善しています。また、キャッシュ・フローの状況も良好で、企業体質の強化も進んでいます。先行き不透明な経営環境の中でも、ドラフト社のデザイン力を活かしたオリジナリティあふれる取り組みに期待が高まっています。今後も持続的な成長と株主還元の充実に注目が集まりそうです。

株式会社ドラフトの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ドラフトは12月決算の企業で、今回発表された決算は2024年1月1日~3月31日の第1四半期の業績報告です。当期は売上高、利益ともに大幅に増加しており、企業体質の改善も進んでいます。前期の期末配当は1株当たり6円でしたが、今後も業績に応じた株主還元が期待されます。ドラフト社のデザイン力を活かした新たな価値創造に注目が集まっています。

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