レーザーテック株式会社の第62期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

レーザーテック株式会社の最新決算報告書を分析してみました。2024年3月期第3四半期の業績は好調で、売上高が1,572億円、営業利益が581億円と前年同期と比べて大幅に増加しています。これは主力の半導体関連装置事業が好調だったことが要因です。また、経常利益は586億円、純利益は415億円と、収益性も大きく改善されました。この好業績を受けて、同社は中長期的にも半導体市場の拡大に伴い、さらなる成長が見込まれていることが期待されます。

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企業情報

企業名: レーザーテック株式会社
証券コード: 69200
決算期: 2024年6月期

レーザーテック株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

レーザーテック株式会社の決算日は6月30日です。第3四半期決算は2024年3月31日に行われました。

主な事業

レーザーテック株式会社は、半導体製造装置の検査・測定装置の開発・製造・販売を行う企業です。主力事業は半導体関連装置で、そのほかサービス事業やその他の製品販売も行っています。同社は、半導体製造プロセスにおける品質管理や生産性向上に不可欠な検査・測定装置を提供しており、半導体業界では高い評価を得ています。

今期の業績と利益率は?

2024年3月期第3四半期の業績は好調で、売上高が1,572億円営業利益が581億円経常利益が586億円親会社株主に帰属する四半期純利益が415億円となりました。これらの数字は前年同期と比べて大幅に増加しています。利益率も営業利益率37.0%、経常利益率37.3%、純利益率26.4%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

レーザーテック株式会社の売上高は、2023年3月期では794億円でしたが、2024年3月期第3四半期では1,572億円と大幅に増加しています。利益面でも、2023年3月期の営業利益が274億円だったものが、2024年3月期第3四半期では581億円に増加するなど、業績は大幅に改善されています。これは主力の半導体関連装置事業が好調だったことが要因です。

四半期連結貸借対照表について

レーザーテック株式会社の2024年3月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産が2,591億円となっています。前期末から124億円減少しているのは、未収入金の減少などが要因です。一方、負債合計は1,261億円で前期末から363億円減少しています。これは前受金の減少などが主な要因です。純資産は1,330億円で、自己資本比率は51.3%となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金は297億円受取手形、売掛金及び契約資産が204億円仕掛品が1,267億円原材料及び貯蔵品が348億円となっています。これらの資産が主な内訳となっています。

負債の部

負債の部では、買掛金が177億円前受金が785億円繰延収益が105億円賞与引当金が29億円などが主な内訳です。

純資産の部

純資産の部では、資本金が931億円資本剰余金が1,290億円利益剰余金が1,289億円となっています。自己資本比率は51.3%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

レーザーテック株式会社のROA(総資産利益率)は前期の10.4%から当期第3四半期では23.1%に大幅に改善されています。また、ROE(自己資本利益率)も前期の21.4%から当期第3四半期では33.5%に上昇しています。これは主力の半導体関連装置事業の好調により収益性が大幅に改善されたことが要因です。同社は半導体市場の中長期的な成長によってさらなる収益力の向上が期待されています。

キャッシュフロー

2024年3月期第3四半期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが243億円の収入となっています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは22億円の支出財務活動によるキャッシュ・フローは231億円の支出となっています。この結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は297億円となりました。

配当の支払額

レーザーテック株式会社は、2024年3月期の年間配当金を201円としています。そのうち中間配当金として73円、期末配当金として128円を支払う予定です。これは前期の年間配当金117円と比べ大幅に増加しており、好業績を反映した配当となっています。

今後の展望

レーザーテック株式会社は、半導体市場の中長期的な成長を背景に、今後も安定した収益基盤を持つことが期待されます。特に、生成AI向けHBM(広帯域メモリ)関連、EVシフトやCO2削減関連のパワー半導体分野での投資需要が旺盛で、同社の検査・測定装置への需要も高まると見られています。また、EUV(極端紫外線)リソグラフィを用いた最先端の半導体製造能力の増強投資にも回復の兆しが見られることから、同社の業績も同様に好調に推移すると考えられます。

編集部のまとめ

レーザーテック株式会社の2024年3月期第3四半期決算は大変好調でした。売上高、各利益ともに前年同期比で大幅な増加を果たし、収益性の改善も著しいことがわかりました。同社の主力事業である半導体関連装置が好調だったことが主な要因です。今後も半導体市場の中長期的な成長に支えられ、同社の業績は順調に推移すると期待されます。

レーザーテック株式会社の決算日や配当についてまとめました。

レーザーテック株式会社の決算日は6月30日で、第3四半期決算は2024年3月31日に行われました。2024年3月期の年間配当金は201円(中間配当73円、期末配当128円)と前期から大幅に増加しています。好業績を反映した配当水準となっています。

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