NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社の第3期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社の決算について、注目すべき部分をわかりやすく解説します。同社は、国内外の輸送や倉庫、警備サービスなど幅広い物流事業を手がける大手物流企業です。

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企業情報

企業名: NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社
証券コード: 91470
決算期: 12月期

NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

NIPPON EXPRESSホールディングスは12月決算の企業です。 通常の日本企業と同様、3月に期末決算、5月に決算報告書を提出しています。

主な事業

NIPPON EXPRESSホールディングスは、国内外の貨物自動車運送、鉄道利用運送、航空運送、海上運送、倉庫業など、幅広い物流サービスを展開しています。また、警備輸送事業、重量品建設事業、物流サポート事業なども手がけている総合物流グループです。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上収益が6,176億円と前年同期に比べ6.8%の増収となりました。一方で、営業利益は34億円と前年同期比85.7%の減益となりました。利益率は低下傾向にあるものの、売上高は堅調に推移しています。

売上・利益の推移

NIPPON EXPRESSホールディングスは売上高、営業利益ともに直近3期で増加傾向にありました。しかし当第1四半期は、航空輸送・海上輸送の需給緩和による販売単価の下落などの影響から、減益となっています。今後の物流需要の動向に注目が必要です。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の総資産は2兆1,827億円と前期末比755億円(3.6%)増加しました。これは主に、のれんや無形資産の増加によるものです。一方、負債合計は1兆3,536億円と前期末比642億円(5.0%)増加しています。

資産の部

当第1四半期末の流動資産は8,378億円と前期末比582億円(6.5%)減少しました。一方、非流動資産は1兆3,449億円と前期末比1,338億円(11.1%)増加しています。これは主に、のれんや無形資産の増加によるものです。

負債の部

当第1四半期末の流動負債は6,622億円と前期末比711億円(12.0%)増加しました。これは主に、社債及び借入金の増加によるものです。一方、非流動負債は6,913億円と前期末比68億円(1.0%)減少しています。

純資産の部

当第1四半期末の純資産合計は8,291億円と前期末比113億円(1.4%)増加しました。これは主に、その他の包括利益の増加によるものです。

ROAとROE

NIPPON EXPRESSホールディングスのROA(総資産経常利益率)は2.3%ROE(自己資本利益率)は1.0%となっています。前期に比べてROAは低下傾向にありますが、これは営業利益の減少が主な要因です。今後の収益力の回復が課題といえるでしょう。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが523億円の収入となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは1,175億円の支出となっています。これは主に、子会社株式の取得による支出の増加が要因です。財務活動によるキャッシュ・フローも435億円の支出となっています。

配当の支払額

NIPPON EXPRESSホールディングスは、1株当たり150円の期末配当を実施する予定です。前期と同水準の配当を継続しており、株主還元にも力を入れています。

今後の展望

NIPPON EXPRESSホールディングスは、cargo-partner社の子会社化によって欧州エリアの基盤を強化しました。今後は、グローバルネットワークの拡大とシナジー創出に取り組み、更なる成長を目指していくことが期待されます。また、物流需要の動向や原価上昇への対応にも注目が必要です。

編集部のまとめ

NIPPON EXPRESSホールディングスの決算では、売上高は増加したものの利益水準の低下が課題となっています。しかし、欧州での事業基盤強化や株主還元の継続など、中長期的な成長への布石が見られると評価できます。今後の物流市場の動向に注視しつつ、持続的な成長を期待したいと思います。

NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

NIPPON EXPRESSホールディングスは12月決算の企業で、3月に期末決算、5月に決算報告書を提出しています。また、同社は1株当たり150円の期末配当を実施する予定です。株主還元に積極的な企業といえるでしょう。

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