株式会社タカヨシホールディングスの最新の決算内容をご紹介します。シェアショップ事業を展開する当社は、2023年10月から2024年3月の2期目の上期決算を発表しました。
好調な業績を維持しており、今後も全国への店舗展開を加速させていく予定です。
企業情報
企業名: 株式会社タカヨシホールディングス
証券コード: 92590
決算期: 9月30日
株式会社タカヨシホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社タカヨシホールディングスの決算日は9月30日です。決算発表は通常5月に行われます。
主な事業
株式会社タカヨシホールディングスは、「わくわく広場」を展開するシェアショップ事業を中心に事業を行っています。
生産者と消費者を直接結び付ける「地域の食のセレクトショップ」として、全国各地に店舗を展開しています。
新鮮な野菜や果物、弁当・惣菜、お土産品など、様々な地元の食品を取り揃えています。
今期の業績と利益率は？
今期の上期(2023年10月1日~2024年3月31日)の業績は、営業収益3,890,602千円、営業利益502,830千円、経常利益500,966千円、四半期純利益259,219千円となりました。
前年同期と比べ、営業収益が10.5%増加し、収益性も良好に推移しています。
売上・利益の推移
過去3年の売上高と利益の推移を見ると、売上高は毎期増加し、経常利益も順調に増加してきています。
特に2024年3月期の上期は、13,479,217千円の流通総額を記録し、前年同期比10.3%の増加となりました。
今後も店舗展開を加速させることで、更なる売上と利益の拡大が期待できます。
四半期連結貸借対照表について
当社の2024年3月31日時点の貸借対照表を見ると、資産の部は7,984,630千円、負債の部は5,435,540千円、純資産の部は2,549,089千円となっています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金3,013,723千円、売掛金1,544,324千円など、流動資産が大半を占めています。
固定資産では、有形固定資産2,158,362千円が主な内訳となっています。
負債の部
負債の部では、買掛金1,987,652千円、長期借入金1,298,833千円が主な内訳となっています。
事業拡大に向けた設備投資等で借入金も増加傾向にあります。
純資産の部
純資産の部は2,549,089千円となっており、自己資本比率は31.9%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
ROA(総資産利益率)は6.3%、ROE(自己資本利益率)は10.2%となっています。
前期から少し低下傾向にありますが、依然として高い水準を維持しており、企業収益力は高いと言えます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは433,190千円の収入となっています。
一方で、店舗の新規出店等に伴う投資活動によるキャッシュ・フローは216,452千円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは212,880千円の支出となっています。
この結果、現金及び現金同等物の残高は前期末比3,857千円増の3,013,723千円となりました。
配当の支払額
当社は、株主の皆様への利益還元を重要課題の一つと位置づけています。しかし、当期は配当の実施はありませんでした。
今後も業績の向上と財務体質の強化に努め、株主の皆様への適切な利益還元に努めていくこととしています。
今後の展望
株式会社タカヨシホールディングスは、全国への店舗展開を加速させるとともに、店舗品揃えの強化やEC事業の拡大などにも取り組み、更なる成長を目指しています。
さらに、2024年4月1日には持株会社体制に移行し、グループガバナンスの強化を図ることで、企業価値の向上につなげていくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社タカヨシホールディングスは、地域の生産者と消費者をつなぐ「わくわく広場」の展開により、着実な成長を遂げています。
今期の業績は好調で、営業収益や利益も前年同期比で増加。今後も全国への店舗展開を加速し、収益力の向上を目指していきます。
また、持株会社体制への移行により、グループガバナンスの強化によるさらなる企業価値向上が期待されます。
株式会社タカヨシホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
株式会社タカヨシホールディングスの決算日は9月30日で、例年5月に決算発表を行っています。
また、当期は配当の実施はありませんでしたが、今後は業績の向上と財務体質の強化に努め、株主への適切な利益還元に取り組んでいくとしています。
