株式会社MTGの2023年10月~2024年3月の第2四半期決算が発表されました!
同社は、健康・美容・ハイジーン領域でさまざまな有名ブランドを展開しており、直販やプロフェッショナル向け事業を中心に展開しています。
今回の決算では、売上高は前年同期比17.7%増の32,736百万円を達成しました。ブランド商品やビューティー関連の好調な販売が寄与したようです。
企業情報
企業名: 株式会社MTG
証券コード: 78060
決算期: 2023年10月1日~2024年9月30日
株式会社MTGの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社MTGの決算期は9月30日で、第2四半期決算は3月31日となります。
今回発表された決算は、2023年10月1日~2024年3月31日の第2四半期の業績です。
主な事業
株式会社MTGは、HEALTH、BEAUTY、HYGIENE領域で有名ブランドを展開しています。
主な事業内容は、ダイレクトマーケティング事業、プロフェッショナル事業、リテールストア事業などです。
ブランド商品の開発や、直販、美容室向け卸売販売、小売店舗での対面販売などに取り組んでいます。
今期の業績と利益率は?
今期の業績は、売上高が32,736百万円と前年同期比17.7%増加しました。
また、経常利益は2,135百万円と6.8%減少しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,464百万円と26.6%増加しています。
利益率では、経常利益率が6.5%、純利益率が4.5%と、前年同期と比べ上昇しました。
売上・利益の推移
同社の売上高は、前年同期の27,823百万円から32,736百万円まで順調に増加してきました。
利益面では、経常利益が前年同期の2,290百万円から2,135百万円、純利益が1,156百万円から1,464百万円に増加しています。
引き続きブランド商品の好調な売れ行きや、ビューティー関連の事業が好調に推移しているようです。
四半期連結貸借対照表について
同社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産は54,097百万円、負債は10,491百万円、純資産は43,606百万円となっています。
前連結会計年度末と比べ、資産は352百万円減少、負債は1,246百万円減少、純資産は893百万円増加しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が14,735百万円と前期末から1,402百万円減少しています。
一方で、有形固定資産が10,335百万円と前期末から1,010百万円増加しています。
負債の部
負債の部では、未払法人税等が883百万円と前期末から601百万円減少しています。
また、製品保証引当金が918百万円と前期末から700百万円減少しています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が11,718百万円と前期末から1,012百万円増加しています。
自己資本比率は79.2%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
ROAは前年同期の4.6%から4.0%に、ROEは5.8%から6.7%と推移しています。
ROEの上昇は、親会社株主に帰属する四半期純利益が増加したことが主な要因です。
同社は健全な財務体質を維持しつつ、収益力も高まっているといえるでしょう。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは1,108百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは2,104百万円の支出、
財務活動によるキャッシュ・フローは283百万円の支出となりました。
全体として現金及び現金同等物は1,402百万円減少し、14,735百万円となっています。
配当の支払額
同社は、期末配当として1株当たり10円の配当を実施しています。
前年同期と同額の配当を継続しており、株主還元も行われています。
今後の展望
同社は、引き続きHEALTH、BEAUTY、HYGIENE領域でのブランド力強化に注力していく方針です。
特にビューティー関連の新商品が好評で、プロフェッショナル事業やリテールストア事業の売上が好調に推移しています。
今後も顧客ニーズに合わせた製品開発と販路拡大を図り、持続的な成長を目指していくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社MTGの第2四半期決算は、売上高・純利益ともに前年同期を上回る好調な結果となりました。
ビューティー関連やブランド力の強化が功を奏しており、今後も持続的な成長が期待できそうです。
健全な財務体質を維持しつつ、配当も安定して実施しており、株主の皆様にとっても魅力的な企業といえるでしょう。
株式会社MTGの決算日や配当についてまとめました。
株式会社MTGの決算期は9月30日で、第2四半期決算は3月31日に発表されます。
同社は、1株当たり10円の期末配当を実施しており、株主還元も行っています。
今後も健全な経営と着実な成長が期待できる企業といえます。