株式会社グリーンズの直近の四半期決算報告書をお届けします。グリーンズは全国にホテルを展開する旅行関連企業です。この四半期の売上高は 30,547百万円 で前年同期比 13.6% の大幅な増収となりました。経常利益も 4,430百万円 と前年同期比 64.7% の増益と、非常に好調な業績を記録しています。
企業情報
企業名: 株式会社グリーンズ
証券コード: 65470
決算期: 2023年7月1日〜2024年6月30日
株式会社グリーンズの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社グリーンズの決算日は6月30日で、四半期決算は9月、12月、3月、6月の年4回行っています。
主な事業
株式会社グリーンズは、全国各地にホテルを展開する旅行関連企業です。チョイスブランドと呼ばれる宿泊特化型ホテルと、オリジナルブランドの地域密着型ホテルの2つのブランドを中心に事業を展開しています。主な事業はホテル運営で、ホテルの宿泊、宴会、飲食などを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当四半期の売上高は30,547百万円で、前年同期比13.6%の増収となりました。営業利益は4,572百万円と前年同期比60.1%の大幅な増益でした。経常利益も4,430百万円と前年同期比64.7%の大幅な増益を記録しています。
売上・利益の推移
直近の3年間の業績推移をみると、売上高は増加傾向にあり、2024年3月期第3四半期では過去最高の30,547百万円を達成しました。利益面でも2024年3月期第3四半期の経常利益が4,430百万円と過去最高を更新するなど、順調に業績は拡大しています。
四半期連結貸借対照表について
2024年3月31日時点の総資産は27,699百万円で、前期末比3,912百万円の増加となっています。
資産の部
流動資産は13,957百万円で前期末比3,965百万円の増加、固定資産は13,741百万円で前期末比52百万円の減少となりました。流動資産の増加は主に現金及び預金の増加によるものです。
負債の部
流動負債は8,011百万円と前期末比543百万円の増加、固定負債は10,293百万円と前期末比657百万円の減少となりました。流動負債の増加は主に買掛金、未払消費税等、賞与引当金の増加によるものです。
純資産の部
純資産は9,394百万円と前期末比4,026百万円の増加となりました。これは主に利益剰余金の増加によるものです。自己資本比率は33.9%と前期末より11.3ポイント改善しました。
ROAとROE
当社のROA(総資産経常利益率)は16.0%、ROE(自己資本利益率)は46.7%と非常に高水準となっています。これは、高収益なホテル事業の強みが発揮されたことで、売上高、利益ともに大幅な増加を実現できたためです。今後も高収益事業を中心とした成長が期待されます。
キャッシュフロー
当期の営業キャッシュフローは5,234百万円の収入超過となり、投資キャッシュフローは312百万円の支出超過、財務キャッシュフローは2,667百万円の支出超過となりました。現金及び現金同等物の当期末残高は9,448百万円と、前期末比2,721百万円の増加となっています。
配当の支払額
2023年9月28日に開催された定時株主総会で、普通株式に対して1株当たり9円、A種優先株式に対して1株当たり40,000円、B種優先株式に対して1株当たり40,000円の配当が決議されました。
今後の展望
今後もレジャー需要やインバウンド需要の取り込みに注力し、レベニューマネジメントの強化や、新ブランド展開などによる販売促進にも力を入れていきます。さらに、中期的にはバンケット機能の高度化にも取り組み、収益力の向上を目指します。当社の事業基盤の強化と持続的成長が期待されます。
編集部のまとめ
株式会社グリーンズは、全国展開するホテル事業で好業績を収めています。売上高、利益ともに大幅な増加を果たし、自己資本比率も改善するなど、企業価値の向上が着実に進んでいます。今後もレジャー需要やインバウンド需要の取り込みに注力し、収益力の強化に取り組むことで、さらなる成長が期待されます。
株式会社グリーンズの決算日や配当についてまとめました。
株式会社グリーンズの決算日は6月30日で、四半期決算は年4回(9月、12月、3月、6月)行っています。2023年9月28日開催の定時株主総会で、普通株式に対して1株当たり9円、A種優先株式に対して1株当たり40,000円、B種優先株式に対して1株当たり40,000円の配当が決議されました。