株式会社ICの決算報告をお届けします!
同社は情報サービス事業を主軸とする企業で、直近の四半期決算では売上高4,598百万円、経常利益504百万円と、前年同期比で着実な増収増益を達成しました。
安定した収益基盤を築いている点が特徴的です。
企業情報
企業名: 株式会社IC
証券コード: 47690
決算期: 9月30日
株式会社ICの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ICは、9月30日を決算期末としており、四半期決算は1月31日、4月30日、7月31日、10月31日に行われています。
今回の四半期決算は、2023年10月1日から2024年3月31日までの第2四半期決算となります。
主な事業
株式会社ICは、ITソリューション事業とITサービス事業の2つを主要な事業領域としています。
ソフトウェア開発、システム運用といったITサービスの提供に加え、多言語音声翻訳関連のアプリ・システム開発などにも注力しています。
幅広い業界にITソリューションを提供することで、安定した収益基盤を確立しています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高4,598百万円、経常利益504百万円と、前年同期比で増収増益を果たしました。
特に経常利益の伸びが顕著で、経常利益率10.9%と高い収益性を示しています。
売上・利益の推移
過去5年間の売上高と経常利益の推移を見ると、売上高は着実に増加し、経常利益も安定して推移しています。
特に直近の第2四半期では、前年同期比で売上高7.8%増、経常利益31.8%増と高い成長率を示しています。
ITサービス需要の高まりなどを背景に、同社の事業は順調に拡大しているようです。
四半期連結貸借対照表について
株式会社ICの直近の四半期連結貸借対照表を見ると、資産総額8,116百万円、負債総額2,075百万円、純資産6,041百万円となっています。
安定した財務基盤を築いており、自己資本比率も74.4%と高水準を維持しています。
資産の部
流動資産は5,594百万円で、現金及び預金、受取手形・売掛金が主な内訳です。
固定資産は2,522百万円で、投資有価証券、保険積立金などが中心となっています。
負債の部
流動負債は1,662百万円、固定負債は412百万円となっています。
主な内訳は買掛金、未払金、退職給付に係る負債などです。
純資産の部
純資産は6,041百万円を計上しており、自己資本比率は74.4%と健全な水準を維持しています。
利益剰余金の蓄積や、その他有価証券評価差額金の増加が主な要因です。
ROAとROE
株式会社ICの直近期のROAは6.4%、ROEは5.6%となっています。
ともに前年同期と比べて改善しており、収益力の向上と資本効率の高さが窺えます。
今後も安定した財務状況を維持しながら、収益基盤の強化に取り組んでいくことが期待されます。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュフローを見ると、営業活動では314百万円の収入、投資活動では11百万円の支出、財務活動では430百万円の支出となっています。
営業キャッシュ・フローの改善が目立ち、安定したキャッシュ創出力を有しています。
また、自己株式取得を中心とした財務活動の支出も増加しており、株主還元も強化されています。
配当の支払額
直近の定時株主総会において、1株当たり34円の期末配当が決議されました。
これに加え、前期に特別配当2円を実施しており、株主還元にも注力しています。
今後も業績の伸長に合わせて、安定的な配当政策を維持していくことが期待されます。
今後の展望
株式会社ICは中期経営計画「co-creation Value 2025」を推進しており、先端技術の活用やDX支援などを通じて、持続的な成長を目指しています。
当第2四半期も増収増益を達成しており、デジタル化の進展に伴うITサービス需要の高まりを背景に、引き続き業績の拡大が期待できるでしょう。
編集部のまとめ
株式会社ICは、ITソリューション事業とITサービス事業を二本柱とする安定した収益基盤を持つ企業です。
直近の決算では増収増益を実現し、財務基盤も健全に推移しています。
今後も先端技術の活用やDX支援に注力し、持続的な成長を目指すことが期待されます。
株式会社ICの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ICは9月30日を決算期末とし、四半期決算は1月31日、4月30日、7月31日、10月31日に行っています。
2023年12月期の期末配当は1株当たり34円(うち特別配当2円)となり、株主還元にも注力しています。
今後も安定した事業基盤と収益力を背景に、安定的な配当政策が期待されます。