株式会社コパ・コーポレーションの第26期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社コパ・コーポレーションは、実演販売を中心とする企業です。今期の状況を見ると、売上高が前年同期比12.2%減の1,841,703千円、経常損失が250,507千円と赤字計上となりました。しかし、収益性の改善に向けた取り組みを進めており、今後の業績回復に注目が集まっています。

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企業情報

企業名: 株式会社コパ・コーポレーション
証券コード: E35554
決算期: 2月

株式会社コパ・コーポレーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社コパ・コーポレーションの決算日は2月末日です。また、四半期決算は5月、8月、11月、2月の各末日に実施されています。

主な事業

株式会社コパ・コーポレーションは、実演販売関連事業を中心に展開しています。TV通販、量販店向けのベンダー販売、インターネット通販、さらにクラウドファンディング事業やイベントでの実演販売など、多様なチャネルを活用した商品の販売に取り組んでいます。自社のデモンストレーションを活用した販促活動が同社の強みとなっています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の業績は、売上高が1,841,703千円と前年同期比12.2%減、営業損失は248,588千円、経常損失は250,507千円と赤字計上となりました。原材料価格高騰や在庫評価損の計上などが業績悪化の要因です。ただし、収益改善に向けた施策を推進しており、今後の業績回復が期待されます。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は2022年2月期の2,663,764千円をピークに2023年2月期は2,572,852千円と減少傾向にあります。一方、経常損益は2022年2月期の117,094千円の損失から2023年2月期は32,254千円の損失に改善されています。今後は売上高の回復と収益性の向上に期待が寄せられています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社コパ・コーポレーションの四半期連結貸借対照表を確認すると、資産、負債、純資産それぞれの状況がわかります。

資産の部

当第3四半期会計期間末の総資産は1,902,540千円と、前事業年度末から1,461,935千円減少しています。主な要因は現金及び預金の減少と棚卸資産の大幅な減少です。流動資産は1,702,372千円と全体の9割近くを占めています。

負債の部

当第3四半期会計期間末の負債合計は291,462千円と、前事業年度末から313,700千円減少しました。短期借入金の返済や買掛金の減少などにより、流動負債が大幅に減少しています。

純資産の部

当第3四半期会計期間末の純資産は1,611,078千円と、前事業年度末から1,148,235千円減少しました。これは主に四半期純損失の計上により利益剰余金が減少したことによるものです。自己資本比率は84.7%と高い水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前事業年度の△3.5%から当第3四半期累計期間は△57.0%と悪化しています。一方、ROE(自己資本利益率)は前事業年度の△4.8%から当第3四半期累計期間は△65.5%と大幅に低下しました。これは主に四半期純損失の計上による利益剰余金の減少が影響しています。今後の収益性の向上が課題となっています。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは△494,887千円、投資活動によるキャッシュ・フローは△18,913千円、財務活動によるキャッシュ・フローは△96,071千円となっています。資金需要が高かったことから現金及び預金は609,830千円減少しています。今後は収益力の向上により、キャッシュ・フローの改善が期待されます。

配当の支払額

株式会社コパ・コーポレーションは配当を実施していません。過去3年間も配当金の支払いはありませんでした。業績回復に向けた取り組みを優先させているためと考えられます。今後の業績動向を見守る必要がありますが、配当再開に期待も寄せられています。

今後の展望

株式会社コパ・コーポレーションは、原材料価格高騰の影響や棚卸資産評価損の計上により厳しい業績となりましたが、収益力の改善に向けた施策に取り組んでいます。TV通販やベンダー販売、ECモール販売などの強化、新商品投入などで売上拡大を目指すとともに、在庫管理の適正化や経費削減などで収益性の向上を図っていく方針です。今後の業績回復に期待が寄せられています。

編集部のまとめ

株式会社コパ・コーポレーションは、実演販売を主軸としながら、様々な販売チャネルを活用して事業を展開しています。今期は厳しい業績となりましたが、収益力の改善に向けた取り組みを進めており、今後の業績回復が期待されます。同社は高い自己資本比率を維持しているほか、配当実績はありませんが、今後の動向にも注目が集まっています。

株式会社コパ・コーポレーションの決算日や配当についてまとめました。

株式会社コパ・コーポレーションの決算日は2月末日で、四半期決算は5月、8月、11月、2月の各末日に行われています。また、過去3年間配当は実施しておらず、内部留保を活用して収益改善に注力しています。今後の業績回復と配当再開に期待が寄せられています。

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