アクモス株式会社の第33期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

アクモス株式会社の2024年3月期第3四半期決算報告書が公開されました。売上高4,773百万円、営業利益617百万円、経常利益616百万円と、前年同期比で増収増益となりました。デジタルトランスフォーメーション(DX)などの情報化投資を背景に、ソリューション事業やインフラ事業が好調に推移したことが主な要因です。

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企業情報

企業名: アクモス株式会社
証券コード: 68880
決算期: 6月

アクモス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

アクモス株式会社の決算期は6月30日です。四半期決算は3月31日、9月30日、12月31日の年3回行われています。

主な事業

アクモス株式会社は、ITソリューション事業ITインフラ事業ITサービス事業の3つのセグメントを展開しています。ITソリューション事業では、システム開発やソフトウェア開発などを手掛け、ITインフラ事業ではネットワーク構築やクラウド化など、ITサービス事業ではシステム保守やリプレイスなどに取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は売上高4,773百万円(前年同期比11.7%増)営業利益617百万円(同13.6%増)経常利益616百万円(同7.8%増)親会社株主に帰属する四半期純利益397百万円(同7.5%増)となり、増収増益を達成しました。利益率は営業利益が12.9%、経常利益が12.9%、親会社株主に帰属する四半期純利益が8.3%となっています。

売上・利益の推移

アクモス株式会社の売上高は過去3年で4,272百万円(2023年3月期)、4,773百万円(2024年3月期3Q)と順調に増加しています。一方で、営業利益は543百万円(2023年3月期)、617百万円(2024年3月期3Q)、経常利益は571百万円(2023年3月期)、616百万円(2024年3月期3Q)と伸長しており、高い利益率を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

アクモス株式会社の当第3四半期連結会計期間末の総資産は5,374百万円で、前連結会計年度末から260百万円増加しています。主な増加要因は受取手形及び売掛金の増加と株式会社プライムシステムデザインの連結子会社化によるのれんの増加です。一方、負債は1,943百万円と前連結会計年度末から78百万円減少しました。純資産は3,430百万円339百万円増加しています。

資産の部

流動資産は4,498百万円と前連結会計年度末から52百万円増加しました。現金及び預金の減少があったものの、受取手形及び売掛金の増加などが主な要因です。固定資産は875百万円と前連結会計年度末から208百万円増加しており、のれんの増加が大きな要因となっています。

負債の部

流動負債は1,566百万円と前連結会計年度末から43百万円減少しました。未払費用の減少や法人税等の納付などが主な要因です。固定負債は377百万円と前連結会計年度末から35百万円減少しています。

純資産の部

純資産は3,430百万円となり、前連結会計年度末から339百万円増加しました。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上や資本剰余金の増加などが主な要因です。

ROAとROE

アクモス株式会社のROA(総資産経常利益率)は11.5%ROE(自己資本当期純利益率)は12.4%となっています。経常利益率が高いことから、資産効率およびROEも良好な水準を維持しています。引き続き事業拡大とコスト管理に努め、高い収益性を維持していく方針です。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは運用面で大きな変動はなく、全体としては1,046百万円の減少となりました。主な要因は投資活動によるキャッシュ・フローの支出の増加と、配当金の支払いによる財務活動によるキャッシュ・フローの減少です。今後は株式会社プライムシステムデザインの子会社化などM&Aの影響も出てくると見られます。

配当の支払額

アクモス株式会社では、2024年6月期より配当性向を従来の30%以上から50%以上に変更する方針を発表しました。当第3四半期連結累計期間では127百万円(1株当たり13円)の配当を実施しました。今後は、株主への利益還元を一層充実させていく予定です。

今後の展望

アクモス株式会社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)需要の高まりを受けて、ITソリューション事業やITインフラ事業を中心に事業拡大を図っていく方針です。また、M&Aによる事業ポートフォリオの強化にも積極的に取り組み、外部環境に左右されない成長企業を目指しています。人財投資や設備投資の促進により、持続的な成長を実現していく考えです。

編集部のまとめ

アクモス株式会社の2024年3月期第3四半期決算は増収増益となり、高い収益性を維持しています。DX需要の取り込みと、M&Aによる事業拡大に注力しており、今後の業績拡大が期待されます。株主還元も強化する方針で、安定した収益基盤を持つ企業として注目が集まりそうです。

アクモス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

アクモス株式会社の決算期は6月30日で、年3回の四半期決算を行っています。配当金は1株13円で、今後は配当性向を50%以上に引き上げる方針です。株主に対する利益還元を手厚くする一方で、事業拡大にも積極的に取り組むことで企業価値の向上を目指しています。

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