株式会社デイトナの第53期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社デイトナの2024年3月期第1四半期決算報告が発表され、堅調な業績を維持していることが分かりました。売上高は29億79百万円と前年同期比6.1%減となりましたが、営業利益は2億43百万円経常利益は2億45百万円と高い収益性を示しています。主力のアジア拠点卸売事業が好調に推移し、積極的な新商品開発にも注力していることが業績につながっている様子です。

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企業情報

企業名: 株式会社デイトナ
証券コード: E02877
決算期: 12月期

株式会社デイトナの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社デイトナの決算日は12月31日で、四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日の年4回行われています。 決算短信の発表は、通常の決算は3月上旬、四半期決算は5月、8月、11月に行われます。

主な事業

株式会社デイトナは、オートバイ関連商品の製造・卸売事業を主力としています。国内拠点卸売事業では、オートバイパーツ、ツーリング用品、ライディングウェアなどの販売を行っています。また、アジア拠点卸売事業では、インドネシアやフィリピンなどアジア地域への輸出販売を手掛けています。さらに、小売事業では国内のショップ運営も行っています。

今期の業績と利益率は?

2024年3月期第1四半期の業績は、売上高29億79百万円営業利益2億43百万円経常利益2億45百万円親会社株主に帰属する四半期純利益1億73百万円と、いずれも前年同期を下回りましたが、高い収益性を維持しました。特に、セグメント別ではアジア拠点卸売事業の売上高が82.8%増加と好調でした。

売上・利益の推移

過去数期の業績推移を見ると、売上高は比較的安定的に推移しており、2023年12月期は139億61百万円を記録しました。一方で、利益面では若干の変動がみられ、2023年12月期の経常利益は17億49百万円でした。今後も、新商品の投入や販路拡大などを通じて、安定的な収益基盤の確保を目指していくものと考えられます。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は103億56百万円となっています。これは主に、流動資産の残高が77億60百万円と大部分を占めているためです。一方、負債合計は27億94百万円で、純資産は75億61百万円を確保しており、財務体質は健全といえます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が14億27百万円棚卸資産が44億56百万円となっています。また、有形固定資産が17億95百万円と、着実に投資を行っていることがわかります。

負債の部

負債の部では、買掛金が6億24百万円短期借入金が8億60百万円となっています。また、長期借入金は3億8百万円と、安定的な資金調達を行っていると考えられます。

純資産の部

純資産の部では、資本金が4億12百万円利益剰余金が71億46百万円となっています。この結果、自己資本比率は72.1%と高水準を維持しており、財務の健全性が高いと評価できます。

ROAとROE

株式会社デイトナのROA(総資産利益率)は直近で9.8%、ROE(自己資本利益率)は10.2%となっています。これらの指標は、同業他社と比較しても高い水準にあり、投下資本に対して効率的に利益を上げていることが分かります。今後も収益性の高い事業展開により、株主価値の向上につなげていくことが期待されます。

キャッシュフロー

直近の決算では、営業活動によるキャッシュ・フローが2億47百万円のプラスとなり、好調な収益を反映しています。一方で、投資活動及び財務活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっており、設備投資や借入金の返済などに資金を充当していることがうかがえます。今後も、収益力の強化と適切な設備投資により、さらなるキャッシュ創出力の向上が期待されます。

配当の支払額

株式会社デイトナは、2024年3月期第1四半期の配当金として1株当たり121円を支払う予定です。これは前期の1株当たり123円から若干減少していますが、配当性向は約25%と株主還元にも積極的な姿勢を見せています。今後も、業績に応じた適切な配当を実施していくものと考えられます。

今後の展望

株式会社デイトナは、中期経営方針として「変革と成長」を掲げており、新商品開発や既存品のリニューアルに力を入れています。また、アジア地域への販路拡大を進めるなど、持続的な成長に向けて取り組んでいます。業界内での支持率No.1ブランドの獲得を目指し、今後の業績拡大が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社デイトナの2024年3月期第1四半期決算では、売上高は前年同期比6.1%減の29億79百万円となりましたが、利益面では高い収益性を維持しました。特に、アジア拠点卸売事業が好調に推移するなど、事業ポートフォリオの強化が業績に寄与しています。今後も、新商品の投入や販路拡大などを通じて、更なる成長が期待できそうです。

株式会社デイトナの決算日や配当についてまとめました。

株式会社デイトナの決算日は12月31日で、年4回の四半期決算を行っています。配当については、2024年3月期第1四半期の1株当たり配当金は121円と、前期比若干減少しましたが、配当性向は約25%と株主還元も積極的に行っています。今後も業績に応じた適切な配当を実施していくと期待されます。

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