株式会社ウッドフレンズの第42期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ウッドフレンズの2023年11月の決算報告が公開されました。この企業は名古屋に本社を置き、木造住宅の建築や運営を中心とした事業を行っています。戸建分譲住宅の販売戸数が減少したものの、ゴルフ場やホテルの運営などの部門が堅調に推移したため、全体としての業績は前年同期並みの水準を維持できたようです。今後は木質カスケード事業に注力し、新しい収益の柱を築いていくことが期待されますね。

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企業情報

企業名: 株式会社ウッドフレンズ
証券コード: E03988
決算期: 5月31日

株式会社ウッドフレンズの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ウッドフレンズの決算期は毎年5月31日です。毎年6月に第1四半期の決算報告を行い、その後8月に第2四半期、11月に第3四半期、翌年2月に通期の決算報告を行っています。

主な事業

株式会社ウッドフレンズは、木造住宅の開発・建設を中心に、ゴルフ場やホテルの運営、収益不動産の管理などの事業を展開しています。木質カスケード事業にも力を入れており、自社所有の森林資源を活用した製材工場の建設なども進めています。住宅事業以外にも事業の幅を広げ、収益の安定化を図っているのが特徴です。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期の業績は厳しい結果となりました。売上高は18,143百万円と前年同期比19.7%の減収となり、営業損失は1,308百万円経常損失は1,487百万円親会社株主に帰属する四半期純損失は1,650百万円と大幅な損失を計上しています。主な要因は、戸建分譲住宅の販売戸数減少と販売価格の見直しによる収益性の悪化です。

売上・利益の推移

直近3年間の業績を見ると、2022年5月期の売上高は43,750百万円と高水準でしたが、2023年5月期は38,219百万円と減少しました。一方で利益面では、2022年5月期は営業損失が2,193百万円経常損失が1,650百万円親会社株主に帰属する当期純損失が1,624百万円と大幅な損失を計上しており、2023年5月期の決算も赤字が続く見通しです。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ウッドフレンズの直近の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は29,129百万円となっています。このうち流動資産が21,481百万円、固定資産が7,648百万円となっています。特に販売用不動産が8,962百万円と大きな割合を占めています。

資産の部

資産の部では、前述の販売用不動産のほか、現金及び預金が3,694百万円仕掛販売用不動産が5,588百万円などが主な内訳となっています。住宅事業の在庫管理が重要な課題となっているようです。

負債の部

負債の部では、短期借入金が10,770百万円長期借入金が5,164百万円と合計で15,935百万円の有利子負債を抱えています。営業活動によるキャッシュ・フローの改善が課題になりそうです。

純資産の部

純資産の部は、5,738百万円となっています。自己資本比率は17.8%と低い水準にあり、財務体質の強化が求められます。

ROAとROE

株式会社ウッドフレンズのROA(総資産利益率)は、2023年5月期が-4.3%と大きく低下し、前年同期の-0.2%から悪化しています。ROE(自己資本利益率)も2023年5月期が-22.0%と2022年5月期の-2.2%から大幅に悪化しています。これは、経常損失の計上による利益悪化が主な要因となっています。今後、収益性の改善とともに、財務体質の強化が課題となっています。

キャッシュフロー

当第2四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが8,510百万円の収入となりました。これは主に、棚卸資産の減少によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは1,490百万円の支出財務活動によるキャッシュ・フローは6,592百万円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物は3,680百万円となっています。

配当の支払額

株式会社ウッドフレンズは、当期の配当について未定としています。過去2期は、年間161円の配当を実施していましたが、当期は赤字決算となったため、配当を見送る可能性が高いと考えられます。財務体質の改善と収益力の回復が課題となっています。

今後の展望

株式会社ウッドフレンズは、2024年6月に持株会社体制への移行を予定しています。これにより、各事業への投資について機動的に対応できる体制が構築される見通しです。また、木質カスケード事業の強化にも注力しており、製材工場の建設などを進めています。戸建分譲住宅の販売回復とともに、新しい収益の柱を築いていくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社ウッドフレンズは、当期の業績が大幅な赤字となりました。主な要因は、戸建分譲住宅の販売不振と収益性の悪化です。しかし、ゴルフ場やホテル事業などの好調な部門もあり、今後は新しい事業の柱となる木質カスケード事業の展開にも注力していく方針です。2024年6月の持株会社体制への移行により、各事業への投資が機動的に行えるようになることが期待されます。来期以降の業績回復に期待が高まりますね。

株式会社ウッドフレンズの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ウッドフレンズの決算期は毎年5月31日で、第2四半期決算として2023年11月30日が最新の決算日となります。今期は赤字決算となったことから、前期実施していた年間161円の配当は見送られる見通しです。今後は持株会社体制への移行木質カスケード事業の強化に注力し、収益力の回復と財務体質の改善を目指していきます。

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