
| 決算期 | 売上高 | 経常利益 | 純利益 | 1株配当 | ROE |
|---|---|---|---|---|---|
| 22/2 | 670.04億円 | 178.18億円 | 128.24億円 | 65円 | 33.7% |
| 23/2 | 945.18億円 | 303.44億円 | 213.84億円 | 135円 | 37.7% |
| 24/2 | 932.47億円 | 270.76億円 | 195.76億円 | 135円 | 24.4% |
| 25/2 | 1244.06億円 | 354.54億円 | 236.34億円 | 17円 | 22.5% |
| 26/2 | 1287.94億円 | 326.21億円 | 190.48億円 | 17円 | 15.4% |
半導体の製造現場で使われる搬送ロボットなどを手がけるローツェ株式会社(証券コード63230)。半導体市場の動きと業績が連動しやすい会社で、ここ数年は売上を大きく伸ばしてきました。このページでは、初心者の方でも流れがつかめるように、最新の決算と過去5年の業績、配当の状況をやさしくまとめます。
ローツェ株式会社の会社概要
ローツェ株式会社は、半導体製造装置に組み込まれる搬送ロボットや、ウエハ(半導体の材料となる薄い円盤)を運ぶ自動化システムなどを開発・製造している会社です。半導体をつくる工場では、微細な部品を傷つけずに正確に運ぶ技術が欠かせません。ローツェはその「運ぶ」「位置を合わせる」といった工程を担う装置に強みを持つとされています。
取引先には半導体や液晶などの製造装置メーカーが多く、世界的な半導体投資の波に乗ると業績が伸びやすい一方、投資が一服すると影響を受けやすいという特徴があります。海外の生産・販売比率も高い会社として知られています。事業の詳細や最新の取り組みは、公式IR資料もあわせて確認すると理解が深まります。
最新の決算ポイント
最新の26年2月期は、売上高が1287.94億円と前期(1244.06億円)から増えた一方で、利益は減少しました。経常利益は326.21億円で前期の354.54億円から約8%の減少、純利益は190.48億円で前期の236.34億円から約19%の減少です。いわゆる「増収減益」の決算となりました。
売上が伸びているのに利益が減るのは、初心者の方には少し意外に感じるかもしれません。これは、製品の構成や原材料・人件費などのコスト、為替の動きなどによって、売上ほど利益が伴わなかったときに起こりやすいパターンです。赤字ではなく、依然として高い利益水準を保っている点は押さえておきたいところです。利益が減った具体的な要因は、決算説明資料で会社自身の説明を確認するのが確実です。
業績の推移
過去5年(22年2月期〜26年2月期)の流れを見ると、ローツェの成長と、その後の踊り場が読み取れます。売上高は670.04億円(22/2)から945.18億円(23/2)へ大きく伸び、24年2月期は932.47億円とやや足踏みしたものの、25年2月期は1244.06億円、26年2月期は1287.94億円と再び水準を切り上げました。5年で売上はおよそ1.9倍に拡大した計算です。
利益面も同様の動きです。経常利益は178.18億円(22/2)から303.44億円(23/2)へ伸びたあと、270.76億円(24/2)、354.54億円(25/2)、326.21億円(26/2)と推移しました。純利益も128.24億円(22/2)から213.84億円(23/2)、195.76億円(24/2)、236.34億円(25/2)、190.48億円(26/2)と、増減を繰り返しながら高い水準を維持しています。
経営の効率を示すROE(自己資本利益率=株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか)は、33.7%(22/2)、37.7%(23/2)と非常に高い水準でしたが、その後は24.4%、22.5%、15.4%(26/2)と徐々に下がってきました。それでも15%台は一般的に高めの水準とされ、稼ぐ力そのものは保たれていると見ることができます。直近の総資産は1973.02億円、純資産は1399.61億円で、自己資本の比率が高く、財務の土台はしっかりしている状態です。
配当の状況
1株あたりの配当金は、65円(22/2)、135円(23/2)、135円(24/2)と推移したあと、25年2月期・26年2月期は17円となっています。金額が大きく下がって見えますが、これは1株を複数に分ける「株式分割」が行われた場合などに起こる見え方で、必ずしも配当そのものを減らしたとは限りません。分割があると1株の単価が下がり、それに合わせて1株あたり配当も小さな数字になります。
そのため、配当が「増えた」「減った」を正しく判断するには、分割の有無や1株あたりの単純な数字だけでなく、保有株数全体での受取額で考える必要があります。正確な配当方針や分割の経緯は、公式IRの配当情報で確認することをおすすめします。
株主優待
ローツェ株式会社の株主優待については、本ページの確定データには優待内容の情報が含まれていません。優待の有無や内容は会社の方針によって変わることがあるため、最新の優待内容は公式IRでご確認ください。優待を目的に投資を検討する場合は、権利が得られる時期(権利確定日)や必要な株数もあわせてチェックすると安心です。
決算発表スケジュール
ローツェの決算期は2月(2月期決算)です。1年間の成績をまとめる本決算は、決算期末からおよそ2か月後の4月ごろに発表されるのが一般的な流れです。あわせて、3か月ごとの途中経過を示す四半期決算も発表され、第1四半期は6〜7月ごろ、第2四半期は9月ごろ、第3四半期は12月〜翌1月ごろが目安となります。
これらはあくまでおおよその時期です。正確な発表日は会社のIRカレンダーで案内されるため、決算を確認したい場合は事前に日程をチェックしておくとよいでしょう。
よくある質問
Q. ローツェの決算はいつ発表されますか?
2月期決算のため、本決算は4月ごろが目安です。四半期決算はおおむね7月・9月・12〜1月ごろに発表されます。正確な日程は公式IRのカレンダーで確認できます。
Q. 配当はどうなっていますか?
直近の25年2月期・26年2月期は1株あたり17円です。過去には65円や135円の時期もありましたが、株式分割などで1株あたりの数字の見え方が変わっている可能性があります。詳しい配当方針は公式IRで確認してください。
Q. 株主優待はありますか?
本ページのデータには優待情報が含まれていないため、有無を断定できません。最新の優待内容は公式IRでご確認ください。
本記事は情報提供を目的としたもので、投資を勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。掲載数値はEDINET提出書類・Yahoo!ファイナンス等に基づきますが、正確性を保証するものではありません。





















