株式会社ルックホールディングスの第63期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ファッションブランドの大手「株式会社ルックホールディングス」の決算報告をお届けします。当社は、日本を含む世界各国でアパレル事業を展開しており、その業績は堅調に推移している様子でした。企業情報やこの決算報告の分析を通じて、株式会社ルックホールディングスの現在の経営状況を確認していきましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社ルックホールディングス
証券コード: E00604
決算期: 12月期

株式会社ルックホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ルックホールディングスの決算日は12月31日で、毎年3月下旬に決算報告を行っています。つまり、4月から翌年3月までが1会計年度となっており、今回の四半期報告は2024年1月1日から2024年3月31日までの決算結果です。

主な事業

株式会社ルックホールディングスはアパレル関連事業を中心に事業を展開しています。具体的には、自社ブランドの企画・製造・販売のほか、欧米の有名ブランドの輸入・販売、OEMによる他社ブランドの製造、物流サービスなど、アパレル業界の様々な領域をカバーしています。
主力ブランドには「A.P.C.」や「マリメッコ」などがあり、国内外で展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の売上高は139億39百万円、営業利益は9億32百万円でした。利益率は6.7%と、前年同期比で若干減少しているものの引き続き高水準を維持しています。
日本やアジアを中心に主要ブランドの売上が堅調に推移し、利益確保に貢献しています。

売上・利益の推移

近年の業績は概して好調で、売上高は55,475百万円、経常利益は3,578百万円を記録しています。
特に、アジア圏での需要拡大やインバウンド需要の取り込みなどにより、安定的な利益確保を続けています。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

当第1四半期末の資産合計は604億44百万円となり、前期末から35億85百万円増加しています。
主な増加要因は、商品及び製品が12億37百万円、投資有価証券が16億14百万円それぞれ増加したことなどです。

負債の部

負債合計は239億32百万円と前期末から14億97百万円増加しています。
借入金が12億12百万円減少した一方で、支払手形及び買掛金が6億29百万円、繰延税金負債が5億98百万円それぞれ増加したことなどが主な要因です。

純資産の部

純資産合計は365億11百万円と前期末から20億87百万円増加しました。
その他有価証券評価差額金が10億28百万円、為替換算調整勘定が7億79百万円それぞれ増加したことなどによります。

ROAとROE

株式会社ルックホールディングスのROAは5.7%、ROEは7.5%となっています。この数値はアパレル業界の中では高水準であり、効率的な経営と高い収益性を示しています。
今後も積極的な投資と収益力の向上により、ROA、ROEの更なる改善が期待されます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローが安定的に確保されており、投資活動や財務活動によるキャッシュ・フローともバランスがとれた健全な資金繰りを維持しています。
今後の事業展開に向けて、適切な投資と財務の健全性を両立させることが重要です。

配当の支払額

当社は、年1回の期末配当を行っています。第1四半期の配当金は1株当たり80円となり、前年同期の60円から増配となっています。
今後も株主還元を重視した配当政策を継続していく方針です。

今後の展望

株式会社ルックホールディングスは、2024年を初年度とする5ヵ年の中期経営計画を策定しています。「収益基盤の更なる拡大」「資本政策の充実化」「ESG戦略の強化」を3つの柱とし、安定的な事業基盤の確立に取り組む方針です。
具体的には、主力ブランドの新規出店や既存店の活性化、EC事業の強化など、持続的な成長に向けた施策を進めていきます。

編集部のまとめ

株式会社ルックホールディングスは、アパレル業界のリーディングカンパニーとして安定した経営基盤を築いています。足元の業績は堅調に推移しており、中期的にも更なる成長が期待できる企業だと言えるでしょう。
今後の新規出店やECの強化など、積極的な事業展開に注目していきたいと思います。

株式会社ルックホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ルックホールディングスの決算日は12月31日で、毎年3月下旬に決算報告を行っています。配当金は1株当たり80円と前年同期から増配となっており、株主還元を重視する経営方針が窺えます。
今後の事業展開と業績の推移にも期待がかかっています。

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