株式会社ADワークスグループの第5期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ADワークスグループの2024年3月期第1四半期決算が発表され、好調な業績を示しています。売上高は前年同期比113.7%と大幅増加し、営業利益、税前利益、純利益も同様に伸長しています。収益不動産販売事業が好調に推移し、ストック型フィービジネスも安定収益を確保しています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社ADワークスグループ
証券コード: E35340
決算期: 12月

株式会社ADワークスグループの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ADワークスグループの決算期は12月です。株主総会は毎年3月に開催され、本決算の業績発表と翌期の配当予想が発表されます。また、四半期決算は5月、8月、11月に発表されています。

主な事業

株式会社ADワークスグループは、主に「収益不動産販売事業」と「ストック型フィービジネス」の2つの事業を展開しています。収益不動産販売事業では、自社の商品企画力を活かして不動産を仕入れ、付加価値を高めて販売しています。ストック型フィービジネスでは、自社で保有する収益不動産からの賃料収入や不動産管理収入などの安定したフィー収入を得ています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高7,833百万円、営業利益599百万円と前年同期比でそれぞれ113.7%、214.6%と大幅に増加しています。主力の収益不動産販売事業が堅調に推移し、さらにストック型フィービジネスの収益も安定して確保できたことで、全体としても高い収益性を維持できています。

売上・利益の推移

最近の売上高と利益の推移をみると、2023年12月期第1四半期は6,887百万円の売上高と224百万円の純利益でしたが、2024年3月期第1四半期は7,833百万円の売上高と256百万円の純利益と、前年同期比で大幅な増収増益となっています。通期計画に対する第1四半期の進捗率も、売上高が16.7%、純利益が16.4%と、順調に推移しています。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の総資産は61,566百万円と、前連結会計年度末比で2,711百万円増加しています。これは収益不動産の増加により、販売用不動産及び仕掛販売用不動産が4,084百万円増加したことが主な要因です。一方、負債は44,048百万円と4,248百万円増加し、自己資本比率は28.4%となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が8,044百万円、収益不動産に該当する販売用不動産及び仕掛販売用不動産が42,299百万円となっています。これらが当社の主要な資産構成となっており、収益不動産の仕入れ・保有・売却に注力していることがわかります。

負債の部

一方の負債の部では、収益不動産の増加に伴い有利子負債が39,059百万円と増加しています。負債の大部分は収益不動産の仕入資金に充当されているものと考えられます。

純資産の部

純資産の部は17,518百万円となっており、自己資本比率は28.4%を維持しています。資本剰余金や利益剰余金が着実に積み上がり、財務体質も安定しています。

ROAとROE

ROAは4.1%、ROEは5.5%と、引き続き高い水準を維持しています。収益不動産の運用効率が高く、ストック型フィービジネスの安定収益も寄与していることがわかります。今後も、収益不動産の拡大と収益力向上によって、ROA、ROEともに高い水準を維持できるものと期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローの状況は、現在開示されていませんが、収益不動産の仕入れに伴う資金流出が見られるものの、手元流動性は比較的健全に維持できていると考えられます。今後の事業拡大に伴って、キャッシュ・フローの状況も注目される必要があるでしょう。

配当の支払額

2024年3月期の期末配当は1株当たり4.5円の予定です。前期実績から比べると増配となっており、株主還元にも十分配慮していることがわかります。今後も安定的な配当に加え、業績拡大に応じた増配が期待されます。

今後の展望

株式会社ADワークスグループは、収益不動産販売事業の拡大とストック型フィービジネスの育成に注力しています。特に国内の収益不動産市場は活況を維持しており、引き続き安定的な収益を見込めるでしょう。また、米国でも徐々に事業基盤を拡大中であり、グローバル展開による収益源の多様化も期待できます。

編集部のまとめ

株式会社ADワークスグループは、収益不動産事業とストック型フィービジネスにより、堅調な業績を維持している企業といえます。国内外での収益不動産の仕入れ・販売が好調に推移し、さらにストック型収益も安定しています。今後も中長期的な収益力の向上が期待されます。株主還元にも配慮しており、投資家からの注目も高まるでしょう。

株式会社ADワークスグループの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ADワークスグループの決算期は12月で、株主総会は毎年3月に開催されます。2024年3月期の期末配当は1株当たり4.5円の予定で、株主還元にも十分配慮しています。今後も業績拡大に応じた増配が期待されます。

タイトルとURLをコピーしました