BBDイニシアティブ株式会社の2024年3月期第2四半期決算が発表されました。同社はDX事業とBPO事業を展開しており、中堅・中小企業のデジタル化を強力にサポートしています。今期は売上収益が1,976,928千円と前年同期比13.4%増、営業利益も151,240千円と60.2%増と好調な業績を収めています。
企業情報
企業名: BBDイニシアティブ株式会社
証券コード: 52590
決算期: 2024年9月期
BBDイニシアティブ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
BBDイニシアティブ株式会社の決算期は9月30日です。第2四半期決算(2024年3月期)は2024年3月31日に発表されています。
主な事業
BBDイニシアティブ株式会社は、DX事業とBPO事業を展開しています。DX事業では統合型営業・マーケティング支援SaaS「Knowledge Suite」の提供、BPO事業ではWEBマーケティング支援やシステムエンジニアリングサービスを提供しています。中堅・中小企業のDX化を強力にサポートしていることが同社の特徴です。
今期の業績と利益率は?
2024年3月期第2四半期の業績は、売上収益が1,976,928千円と前年同期比13.4%増、営業利益が151,240千円と60.2%増と好調な結果となりました。また、親会社の所有者に帰属する四半期利益は80,000千円と前年同期比3.9%増とプラスとなっています。
売上・利益の推移
BBDイニシアティブ株式会社の売上収益は、2023年9月期から2024年3月期第2四半期にかけて順調に拡大しています。利益面でも、営業利益、四半期利益ともに増加傾向にあり、着実な業績拡大が確認できます。
四半期連結貸借対照表について
2024年3月末の四半期連結貸借対照表では、総資産が4,012,677千円と前期末から265,681千円増加しています。
資産の部
流動資産は1,212,407千円と前期末比13,989千円増加しました。非流動資産は2,800,269千円と251,691千円増加しています。この増加は主に、のれんが215,832千円増加したことによるものです。
負債の部
負債合計は2,830,309千円と前期末から174,622千円増加しています。流動負債は1,737,856千円、非流動負債は1,092,452千円となっています。
純資産の部
純資産は1,182,367千円と前期末から91,058千円増加しています。この増加は主に、四半期利益の計上による利益剰余金の増加80,000千円によるものです。
ROAとROE
BBDイニシアティブ株式会社のROA(総資産利益率)は3.6%、ROE(自己資本利益率)は7.3%となっています。利益率も高水準を維持しており、収益性が高い水準にあると評価できます。
キャッシュフロー
2024年3月期第2四半期のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが212,282千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが394,040千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが147,522千円の収入と、投資活動に支出が集中しているものの全体としては堅調な水準にあります。
配当の支払額
BBDイニシアティブ株式会社は当第2四半期連結累計期間において配当を行っていません。財務基盤の強化に注力しつつ、今後の株主還元に期待が高まるところです。
今後の展望
BBDイニシアティブ株式会社は「ありがとうをX-Tech(クロステック)する」を経営理念に掲げ、デジタルインクルージョンの実現に向けて事業を推進しています。今後も積極的なM&Aや新規事業立ち上げによる事業ポートフォリオの拡充を図るほか、SFA/CRMクラウドサービス「Knowledge Suite」を中心にSaaS事業の強化を進めるとしています。中堅・中小企業のDX化に貢献し、持続的な成長を目指していくことが期待されます。
編集部のまとめ
BBDイニシアティブ株式会社は、2024年3月期第2四半期の業績が前年同期比で大幅に増収増益となり、中堅・中小企業向けのDX支援事業の好調さが示されました。また、財務体質も健全で、今後の成長が期待されます。同社のSaaS事業やM&Aなどの取り組みに注目が集まっています。
BBDイニシアティブ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
BBDイニシアティブ株式会社の決算日は9月30日で、2024年3月期第2四半期の決算は2024年3月31日に発表されました。当第2四半期連結累計期間において同社は配当を行っておりませんが、今後の株主還元に期待が寄せられています。