株式会社エフオンの第28期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社エフオンは、グリーンエナジー事業を中心に省エネルギー支援サービスや電力小売事業などを展開する会社です。今期の業績は、売上高13,086百万円経常利益287百万円と、前年同期に比べ減収減益となりました。

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企業情報

企業名: 株式会社エフオン
証券コード: E05470
決算期: 2023年7月1日~2024年6月30日

株式会社エフオンの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社エフオンの決算日は6月30日です。決算報告書の提出は3か月以内に行い、今回は2024年5月14日に四半期報告書を提出しました。

主な事業

株式会社エフオンは、再生可能エネルギー発電事業を中心に、省エネルギー支援サービス事業や電力小売事業といった環境関連事業に取り組んでいます。特に、自社の木質バイオマス発電所の運営が大きな収益源となっています。また、省エネルギー診断やコンサルティングなども手掛けており、企業の省エネ化に貢献しています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は、売上高13,086百万円経常利益287百万円となりました。前年同期に比べ、売上高は1.0%増加したものの、経常利益は79.5%減少しています。主な要因としては、木質チップ燃料の調達単価上昇やメンテナンス費用の増加などにより、収益性が悪化したことが挙げられます。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は16,949百万円から13,086百万円へと減少傾向にあります。一方で、経常利益は1,286百万円から287百万円と大幅に減少しています。これは、原材料費の高騰や修繕費用の増加などにより、収益性が悪化しているためです。今後は、コスト管理の強化や新規事業の開拓などで業績の改善を図る必要があるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

株式会社エフオンの2024年3月末の四半期連結貸借対照表を見てみると、資産合計45,728百万円負債合計27,542百万円純資産18,186百万円となっています。前連結会計年度末と比較して、資産はほぼ横ばい、負債はわずかに増加、純資産は3百万円減少しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金5,802百万円有形固定資産35,747百万円などが主な内訳となっています。前連結会計年度末と比べ、現金及び預金は増加している一方で、有形固定資産は減価償却などにより減少しています。

負債の部

負債の部では、長期借入金22,293百万円支払手形及び買掛金1,307百万円などが主な内訳となっています。前連結会計年度末と比べ、長期借入金が増加しています。

純資産の部

純資産の部では、資本金2,292百万円利益剰余金14,774百万円などが主な内訳となっています。前連結会計年度末と比べ、利益剰余金は増加しましたが、自己株式の取得により純資産は減少しています。

ROAとROE

株式会社エフオンのROA(総資産利益率)は前期2.0%、当期0.5%と大幅に低下しています。これは、経常利益の大幅な減少により収益性が悪化したためです。一方でROE(自己資本利益率)は前期4.5%、当期1.3%と低水準で推移しており、株主資本の効率的な活用が課題となっています。今後は、収益力の改善とともに資本の効率化に取り組む必要があるでしょう。

キャッシュフロー

株式会社エフオンのキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比で減少しています。これは、売上債権の増加や仕入債務の減少などにより資金が流出したためです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは減少傾向にあり、設備投資の抑制により資金が流入しています。財務活動によるキャッシュ・フローは借入れの増加などにより増加しています。全体として、現金及び預金は前期末比1,432百万円増加し、手元流動性が高まっています。

配当の支払額

株式会社エフオンは、年間配当金8円を実施しています。前期との比較では配当金の水準に変更はありません。今後も一定の配当を維持する方針のようですが、業績の回復に合わせて配当の増額も検討していくことが重要でしょう。

今後の展望

株式会社エフオンは、グリーンエナジー事業の収益力改善や、省エネルギー支援サービス事業の拡大に注力していく方針です。特に、木質バイオマス発電所の運営効率化や新規案件の開発、電力小売事業の収益力向上などが重要となります。また、SDGsへの取り組みを強化し、環境に配慮した企業ブランドの確立にも力を入れていく計画です。今後の業績回復に期待が寄せられています。

編集部のまとめ

株式会社エフオンは、再生可能エネルギー事業を中心に事業を展開している企業です。今期は原材料高騰やメンテナンス費用増加などにより収益性が悪化し、業績は減収減益となりました。しかし、省エネルギー支援サービスの拡大や電力小売事業の収益改善などに取り組んでおり、今後の業績回復が期待されます。また、SDGsへの取り組みを強化し、環境配慮型企業としての地位を確立することも重要な課題となっています。

株式会社エフオンの決算日や配当についてまとめました。

株式会社エフオンの決算日は6月30日で、四半期報告書は3か月以内に提出しています。また、年間配当金は8円を維持しており、株主還元にも尽力しています。今後は業績回復と持続可能な経営に向けて、事業ポートフォリオの見直しや投資の最適化などに取り組んでいくことが期待されます。

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