株式会社マーキュリアホールディングスの第4期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社マーキュリアホールディングスの2024年3月期第1四半期決算が発表されました。投資運用事業を主力とする同社ですが、収益構造の多様化に向けて新規事業の開拓にも注力しています。今期の決算は前年同期比で減収となったものの、収支改善に取り組んだ結果、大幅な営業損失の縮小を実現しています。今後の業績動向にも注目が集まります。

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企業情報

企業名: 株式会社マーキュリアホールディングス
証券コード: 73470
決算期: 12月期

株式会社マーキュリアホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社マーキュリアホールディングスの決算期は12月期です。そのため、第1四半期の決算発表は毎年5月に行われます。今年も2024年5月14日に2024年3月期第1四半期の決算が発表されました。

主な事業

株式会社マーキュリアホールディングスは、投資運用事業を主力としている企業です。具体的には、投資ファンドの組成・運用や、自己勘定による投資などを行っています。また、不動産開発事業再生エネルギー事業などの新規事業にも積極的に取り組んでおり、収益基盤の多様化を図っています。

今期の業績と利益率は?

2024年3月期第1四半期の業績は、営業収益が10.07億円となり、前年同期比で54.7%の減収となりました。一方で、収支改善の取り組みにより、経常損失は82百万円と大幅に縮小しています。今後も収益構造の改善に注力していく方針です。

売上・利益の推移

過去1年間の売上高・利益の推移をみると、2023年12月期の営業収益は58.42億円と高水準を維持しつつ、経常利益も15.20億円と大幅な増益を果たしています。一方の2024年3月期第1四半期は先述の通り減収となりましたが、コスト管理の強化により経常損失が82百万円と大幅に改善しています。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は191.19億円となっています。この内訳として、流動資産は181.13億円、固定資産は10.06億円となっています。一方の負債は13.63億円と健全な水準を維持しており、純資産は177.56億円となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が26.10億円営業投資有価証券が133.37億円と大きな割合を占めています。これらの資産が同社の投資運用事業を支える中核となっています。

負債の部

負債の部は、前受収益が3.32億円未払費用が0.96億円などが主な内訳となっています。全体として負債は13.63億円と健全な水準を維持しています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が40.66億円利益剰余金が88.67億円となっています。純資産は177.56億円と、総資産の約9割を占める強固な財務基盤を持っています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)の推移を見ると、2023年12月期のROAは8.3%、ROEは6.2%と、高い収益性と資本効率性を示しています。一方、2024年3月期第1四半期は経常損失計上の影響により、ROA、ROEともに一時的に低下しています。今後の収益改善に期待が寄せられます。

キャッシュフロー

2024年3月期第1四半期のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが19.21億円のプラスとなっています。これは主に営業投資有価証券の減少によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは19.48億円のマイナスとなっており、積極的な投資活動を行っている様子がうかがえます。

配当の支払額

株式会社マーキュリアホールディングスは、株主還元の一環として期末配当を実施しており、2023年12月期は1株当たり21円の配当を行いました。今後も継続的な配当による株主還元を行っていく方針です。

今後の展望

株式会社マーキュリアホールディングスは、投資運用事業を中核に据えつつ、新規事業の開拓にも注力しています。特に不動産開発事業や再生エネルギー事業などの分野で、新たな収益機会の発掘に取り組んでいく方針です。また、既存事業での収支改善にも努め、中長期的な企業価値の向上につなげていく考えです。今後の動向に期待が高まっています。

編集部のまとめ

株式会社マーキュリアホールディングスは、投資運用事業を主力事業として展開しつつ、新規事業の開拓にも注力している企業です。2024年3月期第1四半期は減収となったものの、収支改善への取り組みにより大幅な経常損失の縮小を実現しています。今後も既存事業の強化と新規事業の育成により、持続的な成長を目指していくと期待されます。

株式会社マーキュリアホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社マーキュリアホールディングスの決算期は12月期であり、第1四半期の決算発表は毎年5月に行われます。また、同社は期末配当を実施しており、2023年12月期は1株当たり21円の配当を行いました。今後も安定的な株主還元を目指していく方針です。

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