株式会社ディ・アイ・システムの第28期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

ソフトウエア
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ディ・アイ・システムの決算報告書から、同社の業績や財務状況が良好で、今後の成長が期待できそうですね。売上高が前年同期比10.1%増加し、利益率も高水準を維持していることが分かります。事業の成長と収益力の向上が伺えます。また、キャッシュフローも安定して推移しており、財務基盤も健全です。今後は、顧客企業のDX推進を背景とした需要取り込みに注力していくことで、さらなる業績拡大が期待できそうです。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社ディ・アイ・システム
証券コード: E34335
決算期: 9月

株式会社ディ・アイ・システムの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ディ・アイ・システムの決算期は9月末で、決算発表は11月頃に行われます。毎年10月1日から翌年9月30日までが1会計年度となっています。

主な事業

株式会社ディ・アイ・システムは、システムインテグレーション事業教育サービス・セキュリティソリューション事業の2つの事業を展開しています。システムインテグレーション事業では、業務用システムの設計・開発・構築から運用保守までの一貫したサービスを提供しています。教育サービス・セキュリティソリューション事業では、自社開発のITトレーニングプログラムの提供やセキュリティ製品の開発・販売などを行っています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比10.1%増の3,300百万円営業利益は前年同期比11.9%減の227百万円となりました。売上高は増加傾向にあるものの、人件費の増加などにより営業利益は減少しています。利益率については、営業利益率は6.9%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

過去3年間の業績推移を見ると、売上高は2022年9月期の6,241百万円から2024年9月期は3,300百万円と増加基調にあります。一方、営業利益は2022年9月期の339百万円から2024年9月期は227百万円と減少しています。これは、福岡オフィスの増床移転やDX人材の積極採用など先行投資を行ったことによるものです。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ディ・アイ・システムの四半期連結貸借対照表を見ると、資産、負債、純資産の各項目が健全な状態を維持しています。

資産の部

流動資産は2,079百万円と前期末比で22百万円増加し、固定資産は764百万円と48百万円増加しています。現金及び預金が減少したものの、受取債権や棚卸資産が増加したことで総資産が増加しています。

負債の部

流動負債は1,216百万円と前期末比で0.1%減少し、固定負債は280百万円と5.4%減少しています。買掛金が増加しましたが、契約負債や賞与引当金が減少したことで、総負債が減少しています。

純資産の部

純資産は1,347百万円と前期末比7.0%増加しています。利益剰余金が87百万円増加したことが主な要因です。自己資本比率は47.4%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社ディ・アイ・システムのROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)は、ともに高水準を維持しています。ROAは8.2%、ROEは11.8%と、同業他社と比較しても優位な水準にあります。これは、売上高と利益の良好な推移を背景に、経営資源の効率的な活用が図られていることを示しています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは99百万円の収入となり、投資活動によるキャッシュ・フローは58百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは97百万円の支出となりました。全体としては55百万円の減少となり、現金及び現金同等物の残高は1,048百万円となっています。手元流動性は高水準を維持しており、安定した財務基盤が確認できます。

配当の支払額

株式会社ディ・アイ・システムの当期の配当は、1株当たり22円と前期比7円増加しました。配当性向は42.2%となっています。株主還元の強化を図っているほか、内部留保の確保にも努めており、健全な財務体質を維持しながら、投資や成長に向けた資金の確保にも取り組んでいます。

今後の展望

株式会社ディ・アイ・システムは、主力のシステムインテグレーション事業において、企業のDX推進に伴う需要を着実に取り込んでいく方針です。また、教育サービス・セキュリティソリューション事業では、新たな製品の投入やビジネスパートナーとの協業など、事業領域の拡大にも注力していきます。これらの施策を通じて、中期的に売上高100億円、営業利益10億円の達成を目指しています。先行投資は一時的な負荷となりましたが、中長期的には収益力の向上につながると期待されています。

編集部のまとめ

株式会社ディ・アイ・システムの決算報告から、同社は堅調な業績を維持しつつ、将来の成長に向けた投資にも取り組んでいることが分かりました。DX需要の取り込みやセキュリティ事業の拡大など、中期的な成長戦略が着実に進んでいると評価できます。また、財務基盤の健全性も高く、株主還元も強化されている点も好感できます。今後の業績推移に注目していきたいですね。

株式会社ディ・アイ・システムの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ディ・アイ・システムの決算期は9月末で、決算発表は11月頃に行われます。直近の決算では、売上高が前年同期比10.1%増加、営業利益は11.9%減少しましたが、高い利益率を維持しています。また、1株当たり配当は22円と前期比7円増加し、配当性向も42.2%と健全な水準を保っています。今後もDX需要の取り込みやセキュリティ事業の拡大などに注力し、中長期的な成長を目指していくことが期待されます。

タイトルとURLをコピーしました