株式会社アークコアの2023年11月期第3四半期決算が発表されました!バイク事業の売上が好調で通期の業績予想も上方修正にトライしているようですね。
経営陣の積極的な経営判断と顧客ニーズへの的確な対応が成果を生み出しているようです。今後もさらなる業績拡大が期待できそうです。
企業情報
企業名: 株式会社アークコア
証券コード: 33840
決算期: 2月
株式会社アークコアの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社アークコアの決算日は2月末日です。
四半期決算は5月、8月、11月、2月に行われており、今回の決算は2023年11月期第3四半期決算となります。
主な事業
株式会社アークコアは、バイク事業とフィットネス事業の2つの事業を展開しています。
バイク事業では、バイクのオークション販売と直営店での小売販売を行っています。中古バイクの仕入れから販売までを一貫して手がけることで、収益を確保しています。
フィットネス事業では、エニタイムフィットネスとステップゴルフの運営を行っています。健康志向の高まりを受け、会員数の維持と増加に努めています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期累計期間の業績は、売上高が4,527百万円、営業利益が359百万円と好調な結果となりました。
営業利益率は7.9%と高水準を維持しています。バイク事業のオークション販売が好調に推移したことが主な要因です。
売上・利益の推移
最近の3期の業績推移をみると、売上高は着実に増加しています。
一方、利益面では第3四半期累計期間の営業利益が前年同期比1.0%減となっています。これは、バイク事業の買取需要の減少に伴う広告費の増加などが影響しています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社アークコアの財政状態は健全に推移しています。総資産は2,569百万円となり、前期末から394百万円増加しました。
負債は1,624百万円で、前期末から153百万円増加しています。純資産は945百万円と、前期末から240百万円増加しています。
資産の部
現金及び預金が644百万円増加した一方で、商品が188百万円減少しました。これは在庫圧縮の取り組みが進んでいることを示しています。
負債の部
長期借入金が187百万円増加しましたが、社債の償還が進んだため、前期末から153百万円増加にとどまりました。
純資産の部
利益剰余金が238百万円増加したことで、純資産が240百万円増加しています。自己資本比率は36.75%となっています。
ROAとROE
直近の3期のROA(総資産利益率)は12.8%前後で推移しています。高水準を維持しており、資産効率の良さがうかがえます。
一方、ROE(自己資本利益率)は前期の32.4%から、当期26.3%に低下しています。これは利益の減少や株主資本の増加などが影響しています。
キャッシュフロー
当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動により483百万円の資金を得ました。これは前年同期比229百万円の増加です。
投資活動では12百万円の収入、財務活動では147百万円の収入となり、現金及び現金同等物の期末残高は1,740百万円となりました。
配当の支払額
株式会社アークコアは、これまで無配を継続してきました。
今後の業績動向を見据えながら、配当政策の検討が期待されます。
今後の展望
バイク事業では、中古バイク市場での販売単価の下落リスクがあるものの、オークション販売の好調を背景に、業績の安定化を図っていく方針です。
フィットネス事業では、新型コロナの影響が徐々に和らぐ中で、会員数の回復に期待がかかっています。
編集部のまとめ
株式会社アークコアの2023年11月期第3四半期決算は、バイク事業の好調な業績を背景に、売上高、営業利益ともに増加しました。
直接的な競争力強化には課題も見られますが、将来の収益拡大に向けた基盤づくりが進展しているようです。今後の更なる飛躍に期待が高まります。
株式会社アークコアの決算日や配当についてまとめました。
株式会社アークコアの決算日は毎年2月末日で、四半期決算は5月、8月、11月、2月に行われています。
配当については、これまで無配が続いていますが、今後の業績動向を見据えて、配当政策の検討が期待されます。