香陵住販株式会社(証券コード:34950)の2024年3月期第2四半期決算が発表されました。売上高は5,782,812千円と、前年同期比で18.0%増と大幅な増収となりました。また、営業利益は624,890千円と、前年同期比で31.1%増と大幅な増益となっています。決算概要をご紹介します。
企業情報
企業名: 香陵住販株式会社
証券コード: 34950
決算期: 2024年9月30日
香陵住販株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
香陵住販株式会社の決算日は9月30日です。四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日の年4回行っています。
主な事業
香陵住販株式会社は、不動産流通事業と不動産管理事業を主な事業としています。不動産売買やマンション等の賃貸管理、コインパーキングの運営などを手がけています。特に賃貸管理戸数は22,868戸と、安定した収益基盤を持っている企業です。
今期の業績と利益率は?
今期(2024年3月期第2四半期)の業績は、売上高が5,782,812千円と大幅な増収となり、営業利益が624,890千円と、前年同期比で31.1%増と大幅な増益となっています。特に不動産流通事業の売上高が増加し、利益率も改善されています。
売上・利益の推移
過去5期の売上高は4,900,000千円前後で推移しており、今期は5,782,812千円と大幅に増加しています。一方で、営業利益は476,742千円→624,890千円と右肩上がりの推移となっており、収益性も向上しています。
四半期連結貸借対照表について
総資産は15,025,119千円となっており、前期末から896,008千円増加しています。主な要因は、現金及び預金の増加と販売用不動産の減少によるものです。
資産の部
流動資産は9,960,052千円と前期末から922,311千円増加しており、現金及び預金が増加した一方で、販売用不動産が減少しています。固定資産は5,065,067千円と前期末から26,303千円減少しています。
負債の部
流動負債は4,467,321千円と前期末から150,963千円減少しています。一方で、固定負債は5,453,124千円と前期末から584,652千円増加しています。
純資産の部
純資産は5,104,672千円と前期末から462,319千円増加しました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。
ROAとROE
ROAは3.3%、ROEは9.6%となっており、ともに前期から改善しています。これは売上高と利益の増加が寄与しているためです。今後もさらなる収益力の向上が期待されます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは573,808千円の収入となり、投資活動によるキャッシュ・フローは63,069千円の収入、財務活動によるキャッシュ・フローは105,024千円の収入となりました。この結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は1,739,267千円となっています。
配当の支払額
2024年3月期の中間配当は1株当たり23円と、前期の中間配当21円から2円増配となっています。また、期末配当も1株当たり23円の予定です。株主還元も積極的に行っています。
今後の展望
今後は、不動産売買や賃貸管理での収益確保に加え、新規事業の不動産ファンドの商品開発にも注力していく方針です。さらなる事業拡大と収益力の向上が期待されます。
編集部のまとめ
香陵住販株式会社は、不動産流通事業と不動産管理事業を中心に事業を展開しており、安定した収益基盤を持っています。今期の業績は大幅な増収増益となり、ROAやROEの改善も進んでいます。今後も不動産関連事業を中心に収益力の向上が期待できる企業といえるでしょう。
香陵住販株式会社の決算日や配当についてまとめました。
香陵住販株式会社の決算日は9月30日で、四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日の年4回行っています。また、2024年3月期は1株当たり中間配当23円、期末配当23円の予定で、株主還元も積極的に行っています。今後も安定した収益基盤に基づいた業績拡大が期待できる企業だといえるでしょう。