大和冷機工業株式会社の第64期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、大手冷凍冷蔵庫メーカーである大和冷機工業株式会社の決算報告がリリースされました。前年同期比売上高が2.3%減となり、経常利益と純利益も減少しているものの、省エネ製品の投入や顧客ニーズに対応するサービス強化など、同社の取り組みが評価されています。今後の業績に期待が寄せられています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 大和冷機工業株式会社
証券コード: 64590
決算期: 12月期

大和冷機工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

大和冷機工業株式会社は12月決算の企業です。決算発表は例年3月中旬頃に行われます。

主な事業

大和冷機工業株式会社は、外食産業や小売店舗向けの冷凍冷蔵機器の製造・販売を主な事業としています。冷凍冷蔵庫やショーケース、製氷機など幅広い製品ラインナップを有しており、省エネや食品ロス削減など、店舗の運営をトータルサポートしています。

今期の業績と利益率は?

当期の売上高は10,537百万円と前年同期比で2.3%減少しました。一方で、営業利益は1,571百万円、経常利益は1,542百万円、純利益は1,028百万円と、いずれも前年同期比で減少しています。利益率は依然として高水準を維持しており、同社の収益性の高さがうかがえます。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は概ね1兆円前後で推移しています。利益面では、営業利益率が15%前後、経常利益率が14%前後、当期純利益率が10%前後と、いずれも高い水準を保っています。同社の収益力の高さが窺えます。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計が91,064百万円負債合計が26,442百万円純資産合計が64,621百万円となっています。健全な財務体質を維持しており、今後の事業展開に備えた強固な財務基盤が築かれています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が58,079百万円と大きな割合を占めています。また、投資有価証券や長期預金など投資その他の資産が12,275百万円と、余剰資金の有効活用にも取り組んでいます。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が5,566百万円契約負債が16,906百万円となっています。リスク管理に十分配慮しつつ、必要な資金を確保しています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が9,907百万円利益剰余金が47,126百万円となっており、高い自己資本比率を維持しています。株主還元にも積極的に取り組んでいます。

ROAとROE

ROAは過去3年間2.0%前後で推移しています。一方、ROEは15%前後と高水準を維持しており、資本効率の高さが特徴です。同社は資産効率の向上と財務体質の強化に努めつつ、株主還元にも力を入れているといえます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローはプラスで推移しており、事業活動を支える強固な財務基盤を築いています。これにより、設備投資やM&Aなど、成長に向けた投資にも余力がある状況です。

配当の支払額

同社は、1株当たり年間30円の配当を継続しています。配当性向は20%前後と、株主還元にも十分に配慮した経営が行われています。

今後の展望

同社は、省エネ性や IoT 技術の活用など、顧客ニーズに沿った製品開発に注力しています。また、アフターサービス体制の強化やサービス事業の拡大にも取り組んでおり、収益基盤の多様化を目指しています。今後も持続可能な社会の実現に貢献しながら、企業価値の向上を図っていくことが期待されます。

編集部のまとめ

大和冷機工業株式会社は、外食産業や小売店舗向けの冷凍冷蔵機器の大手メーカーです。これまで培ってきた技術力と製品開発力、そして顧客ニーズに寄り添ったサービス提供により、高収益体質を維持しています。今後も環境対応やIoT化など、時代の変化に合わせた取り組みを続けることで、さらなる飛躍が期待できます。

大和冷機工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

大和冷機工業株式会社は12月決算で、通期決算の発表は3月中旬頃に行われます。また、1株当たり年間30円の配当を継続しており、株主還元にも力を入れています。同社の収益力の高さと健全な財務体質は高く評価されており、今後の業績に期待が寄せられています。

タイトルとURLをコピーしました