セーラー万年筆株式会社の第112期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

セーラー万年筆株式会社の2024年第1四半期決算報告書が公開されました。売上高は9億9,950万円と前年同期比5.3%の減収となったものの、粘り強く取り組んでいる事業構造の改革から徐々に成果が出始めています。ペン事業、ロボット機器事業ともに厳しい環境が続いていますが、経営陣が一丸となって経営改善に全力で取り組んでいます。今後のさらなる成長に期待が高まります。

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企業情報

企業名: セーラー万年筆株式会社
証券コード: E02365
決算期: 12月期

セーラー万年筆株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

セーラー万年筆株式会社の決算日は12月31日です。決算短信の公開は毎年3月に行われています。四半期決算の公開は3月、6月、9月、12月の各月に行われています。

主な事業

セーラー万年筆株式会社はペン事業とロボット機器事業の2つの柱を持つ企業です。ペン事業では有名ブランドの万年筆を中心に取り扱っています。ロボット機器事業では自動車部品などの取り出し用ロボットや特注機器の製造を手がけています。両事業で高い技術力と品質を武器に国内外で事業展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の売上高は9億9,950万円と前年同期比5.3%の減収となりました。厳しい競争環境が続く中、万年筆や取り出しロボットの販売が伸び悩んだことが主な要因です。利益面では、原材料価格高騰の影響や販売費用の増加により、営業損失1億3,600万円、経常損失1億3,400万円と赤字となりました。しかし、新たな経営陣のもと事業構造の改革に取り組んでいるため、今後の業績回復に期待がかかっています。

売上・利益の推移

過去3年の売上高と利益の推移を見ると、2023年は45億5,800万円の売上高と3億2,900万円の営業損失を計上しました。2024年第1四半期では前年同期比5.3%減の9億9,950万円の売上高となり、連続して営業損失を計上しています。ただし、新経営陣による抜本的な事業構造改革に期待が寄せられており、今後の業績回復に注目が集まっています。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

当第1四半期末の資産合計は54億2,030万円で、前連結会計年度末から1億3,405万円減少しています。流動資産は35億6,045万円、固定資産は18億5,983万円となっています。流動資産の減少は、受取手形や売掛金の減少によるものです。

負債の部

負債合計は31億6,070万円で、前連結会計年度末から2百万円増加しています。流動負債は20億1,119万円、固定負債は11億4,950万円となっています。支払手形や買掛金の増加などにより、流動負債が増加しています。

純資産の部

純資産合計は22億5,959万円で、前連結会計年度末から1億3,624万円減少しています。親会社株主に帰属する四半期純損失1億3,837万円の計上により、利益剰余金が減少したことが主な要因です。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は前連結会計年度末の△5.9%から当第1四半期連結会計期間末の△9.9%に下落しています。また、ROE(自己資本当期純利益率)も前連結会計年度末の△63.0%から当第1四半期連結会計期間末の△24.3%に改善しつつあります。今後の事業構造改革の成果次第で、収益性の改善が期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は四半期連結キャッシュ・フロー計算書の作成を省略しているため開示されていません。前連結会計年度では、営業活動によるキャッシュ・フローが2億6,941万円のマイナス、投資活動によるキャッシュ・フローが1億7,490万円のマイナスとなっており、全体としてはマイナスの水準となっていました。今後の改善に期待が寄せられています。

配当の支払額

現時点では配当の支払いはありません。前期は1株当たり0円の年間配当でした。新しい経営陣のもと事業構造改革に全力で取り組んでおり、配当再開時期は未定です。業績の回復と財務基盤の強化を優先していくものとみられます。

今後の展望

セーラー万年筆株式会社は新しい経営陣のもと、両事業での抜本的な事業構造改革に取り組んでいます。ペン事業ではブランド力の強化と新製品の拡充、ロボット機器事業では新分野への展開など、攻めの経営を推進しています。海外市場の開拓や生産性の向上など、さまざまな施策を通じて収益力の改善を図り、早期の業績回復を目指しています。

編集部のまとめ

セーラー万年筆株式会社は、ペン事業とロボット機器事業の2つの柱を持つ企業です。2024年第1四半期は売上高9億9,950万円、営業損失1億3,600万円と厳しい業績となりました。しかし、新たな経営陣のもと、抜本的な事業構造改革に取り組んでおり、今後の業績回復に期待がかかっています。配当は見送られていますが、収益性の改善に全力で取り組んでいく方針のようです。当社の今後の動向に注目していきたいと思います。

セーラー万年筆株式会社の決算日や配当についてまとめました。

セーラー万年筆株式会社の決算日は12月31日で、決算短信の公開は毎年3月に行われています。また、配当については現在見送りとなっていますが、新経営陣のもと事業構造改革に全力で取り組んでおり、業績の回復と財務基盤の強化を優先していくとしています。今後の動向に注目していきたいと思います。

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