株式会社CSSホールディングスの第40期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社CSSホールディングスは、スチュワード事業やフードサービス事業、空間プロデュース事業など、さまざまな事業を展開しており、今期も好調な業績を収めました。売上高は前年同期比22.8%増の9,135百万円と大幅に増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益も59.6%増の323百万円と好決算となりました。今後も、ホテルの稼働率上昇や新規事業所の開設など、さらなる成長が期待されています。同社の決算内容をご紹介します。

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企業情報

企業名: 株式会社CSSホールディングス
証券コード: 23040
決算期: 2023年10月1日〜2024年9月30日

株式会社CSSホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社CSSホールディングスの決算期は2023年10月1日〜2024年9月30日の年次決算です。四半期決算は2024年5月15日に発表されました。

主な事業

株式会社CSSホールディングスは、スチュワード事業、フードサービス事業、空間プロデュース事業の3つを主な事業としています。スチュワード事業ではホテルや飲食店の厨房管理や清掃業務を行い、フードサービス事業では従業員食堂やホテル内レストランの運営を請け負っています。空間プロデュース事業では、監視カメラやサイネージ、音響システムなどの設計・施工・販売・メンテナンスを手掛けています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は売上高9,135百万円営業利益507百万円経常利益520百万円親会社株主に帰属する四半期純利益323百万円と、前年同期と比べてすべての指標で大幅な増加となりました。特にスチュワード事業とフードサービス事業が好調で、営業利益率は5.5%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

過去3年間の業績推移を見ると、売上高は7,440百万円→9,135百万円と増加しています。一方で、営業利益は239百万円→507百万円と倍増しており、利益面でも大きな伸びを示しています。この背景には、観光需要の回復やホテルの稼働率上昇、新規事業所の開設などが寄与していると考えられます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社CSSホールディングスの四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は6,459百万円となっています。前期末と比べて758百万円の増加となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が763百万円増加し、4,260百万円となりました。これは受取手形、売掛金及び契約資産が691百万円増加したことが主な要因です。一方、固定資産は5百万円減少し、2,198百万円となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が456百万円増加し、3,417百万円となりました。主な増加要因は支払手形及び買掛金が236百万円、短期借入金が200百万円増加したことです。固定負債は9百万円増加し、403百万円となっています。

純資産の部

純資産の部では、292百万円増加し、2,638百万円となりました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益323百万円の計上により利益剰余金が増加したためです。一方で、配当金の支払いにより51百万円減少しています。

ROAとROE

株式会社CSSホールディングスのROA(総資産利益率)は8.0%、ROE(自己資本利益率)は12.3%となっています。前年同期に比べ、ROAは0.8ポイント、ROEは2.8ポイント上昇しており、収益性が高まっていることがわかります。これは、売上高の増加と利益率の改善により、総資産や自己資本の効率的な活用ができているためです。

キャッシュフロー

当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが74百万円のマイナスとなっています。これは、売上債権の増加691百万円などがマイナス要因となったためです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローが27百万円のマイナス財務活動によるキャッシュ・フローが139百万円のプラスとなっています。これらの結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は815百万円となりました。

配当の支払額

株式会社CSSホールディングスは、当期の中間配当金として1株当たり10円を支払いました。前期に比べて5円の増配となっており、業績の好調さを反映した配当政策となっています。

今後の展望

株式会社CSSホールディングスは、2024年に迎える40周年に向けて「Value Innovation 2024」と題した中期経営計画に取り組んでいます。「基軸事業の強化による収益力の向上」「人財育成の強化」「ESG課題への取組み推進」などを掲げ、更なる成長と企業価値の向上を目指しています。インバウンド需要の回復や新規事業所開設など、今後も業績拡大が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社CSSホールディングスは、ホテルやレストラン、商業施設など幅広い分野でサービスを提供し、好調な業績を収めました。売上高、営業利益、経常利益、純利益のすべての指標で前年同期比増加となり、5%を超える高い営業利益率を実現しています。今後も新規事業拡大や効率化などに取り組み、さらなる成長が期待できそうです。

株式会社CSSホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社CSSホールディングスの決算期は2023年10月1日~2024年9月30日の年次決算です。四半期決算は2024年5月15日に発表されました。また、中間配当として1株当たり10円を支払っており、前期比5円の増配となっています。株主還元にも力を入れている様子がうかがえます。

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