株式会社キャリアバンク(証券コード: E05176)の最新の四半期決算報告書が公開されました。
キャリアバンクは、優れた人材サービスを提供することで企業と人材のマッチングを実現している会社です。
この記事では、同社の決算期や主要事業、直近の業績動向、財務状況などについて分かりやすく解説いたします。
企業情報
企業名: キャリアバンク株式会社
証券コード: E05176
決算期: 6月
キャリアバンク株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
キャリアバンク株式会社の決算日は5月31日です。
四半期決算は2月末、5月末、8月末、11月末の年4回行っています。
主な事業
キャリアバンク株式会社は、人材派遣、人材紹介、再就職支援、BPO、日本語学校運営などの事業を展開しています。
企業と人材のマッチングを実現し、双方のニーズに迅速に対応することで、質の高いサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
直近の2023年6月期第2四半期(2023年6月1日~11月30日)の業績は、売上高31.54億円、営業損失1.15億円、経常損失0.99億円、親会社株主に帰属する四半期純損失0.27億円となりました。
人材派遣関連事業の売上減少などにより、全体として減収減益となっています。
売上・利益の推移
近年のキャリアバンクの売上高は、2022年6月期が35.05億円、2023年6月期第2四半期が31.54億円となっています。
利益面では、2022年6月期は経常利益0.58億円を計上しましたが、2023年6月期第2四半期は経常損失0.99億円となっています。
四半期連結貸借対照表について
2023年11月30日時点のキャリアバンクの総資産は36.74億円となっています。
資産の大半は、現金及び預金16.16億円や売掛金10.22億円などの流動資産で構成されています。
資産の部
流動資産は前期末から5.34億円減少し、28.36億円となりました。
一方、固定資産は前期末から3.69億円増加し、8.37億円となっています。
負債の部
流動負債は前期末から3.69億円減少し、14.99億円となりました。
固定負債は前期末から3.24億円減少し、3.28億円となっています。
純資産の部
純資産は前期末から0.95億円減少し、18.45億円となっています。
自己資本比率は31.6%となっています。
ROAとROE
ROAは前期の1.4%から当期第2四半期では-0.7%に低下しています。
これは、純損失が計上された一方で総資産が増加したことによるものです。
一方ROEは前期の10.7%から当期第2四半期では-1.5%に悪化しています。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加などにより6.33億円の支出超過となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは0.67億円の支出超過、財務活動によるキャッシュ・フローは1.20億円の支出超過となっています。
配当の支払額
キャリアバンクは、年1回の期末配当を行っています。
直近の2023年6月期の配当金は1株当たり14円となりました。
今後の展望
キャリアバンクは、引き続き企業と人材のマッチングに注力し、質の高いサービスの提供を目指していきます。
一時的な減収減益となりましたが、新規顧客の獲得や生産性の向上などに取り組み、早期の業績回復を図る方針です。
編集部のまとめ
キャリアバンクは、人材サービス分野における安定した事業基盤と、優れたサービス提供力を持っている企業です。
直近の業績は減収減益となっていますが、新規事業の成長や生産性向上に努めることで、中長期的な業績拡大が期待できそうです。
キャリアバンク株式会社の決算日や配当についてまとめました。
キャリアバンクの決算日は5月31日で、年4回の四半期決算を行っています。
配当については、年1回の期末配当を行っており、直近の2023年6月期は1株当たり14円の配当を実施しました。
今後の業績回復に期待が高まる中、同社の動向にも注目が集まりそうです。