株式会社レオクランの決算報告が発表されました!
この医療機器やIT分野に強い企業は、売上高12,216,679千円、営業利益357,998千円と前年同期比でそれぞれ4.8%増、36.0%増と大きな成長を遂げています。
主力のメディカルトータルソリューション事業が好調に推移し、遠隔画像診断サービス事業や給食事業でも収益が改善されたことが要因です。
企業情報
企業名: 株式会社レオクラン
証券コード: E34455
決算期: 2023年10月1日~2024年9月30日
株式会社レオクランの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社レオクランは9月30日を決算期末としています。
四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日の年4回行われています。
主な事業
株式会社レオクランは主にメディカルトータルソリューション事業、遠隔画像診断サービス事業、給食事業の3つの事業セグメントを展開しています。
メディカルトータルソリューション事業では、医療機関の新築・移転、再編・統合に伴う医療機器の販売や大型医療機器、医療情報システムの販売を行っています。
遠隔画像診断サービス事業では、質の高い遠隔画像診断サービスを提供しています。
給食事業では、医療機関の給食運営受託を手がけています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高12,216,679千円、営業利益357,998千円、経常利益357,958千円、親会社株主に帰属する四半期純利益220,708千円となっています。
売上高営業利益率は2.9%、売上高経常利益率は2.9%、売上高当期純利益率は1.8%と、いずれも前年同期と比べて改善されています。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高は2022年9月期12,632,145千円、2023年9月期11,662,168千円、2024年9月期12,216,679千円と推移しています。
利益面では、2022年9月期の営業利益249,320千円、経常利益249,718千円、当期純利益143,738千円から、2023年9月期には営業利益357,998千円、経常利益357,958千円、当期純利益220,708千円と大きく伸びています。
四半期連結貸借対照表について
2024年3月31日時点の資産合計は13,527,919千円となっています。
資産の部
流動資産は12,328,153千円で、前期末比1,180,204千円減少しました。
固定資産は1,199,766千円で、前期末比14,185千円増加しています。
負債の部
流動負債は6,732,312千円で、前期末比1,359,808千円減少しました。
固定負債は921,121千円で、前期末比43,407千円増加しています。
純資産の部
純資産合計は5,874,485千円で、前期末比150,382千円増加しました。
ROAとROE
ROAは2.6%、ROEは3.8%となっており、前年同期と比べて改善されています。
売上高増加と経費節減に取り組み、収益力の向上が進んでいることがその要因です。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によって520,815千円の収入、投資活動によって22,856千円の支出、財務活動によって99,632千円の支出となり、現金及び現金同等物は前期末比398,326千円増加の5,915,747千円となりました。
配当の支払額
2023年12月21日開催の定時株主総会において、1株当たり50円の期末配当が決議されています。
この配当金総額は98,036千円となっています。
今後の展望
医療業界の厳しい経営環境の中、株式会社レオクランは医療機関の課題解決に向けて、医療機器の販売や遠隔医療サービスの提供を強化していく方針です。
新築・移転や再編・統合のニーズが今後も見込まれることから、メディカルトータルソリューション事業を中心に成長が期待されます。
また、遠隔画像診断サービス事業や給食事業での収益改善にも取り組んでいきます。
編集部のまとめ
株式会社レオクランは医療機器や情報システム、遠隔医療サービスなどのメディカルソリューションに強みを持つ企業で、当期の業績は大幅な増収増益となりました。
今後も医療機関のニーズに応える製品・サービスの提供により、さらなる成長が期待できそうです。
安定した経営基盤と優れた収益力から、同社の株式は投資家の注目を集めるでしょう。
株式会社レオクランの決算日や配当についてまとめました。
株式会社レオクランの決算日は9月30日で、四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日の年4回行っています。
また、2023年12月21日開催の定時株主総会において、1株当たり50円の期末配当が決議されました。