株式会社アイズの2024年第1四半期決算がOKKだったようですね。売上高267,181千円、四半期純利益10,716千円と、堅調な業績を残しています。アイズ社はデジタル広告に関するプラットフォーム事業を手がけており、この分野の好調な需要を取り込んでいるようです。
企業情報
企業名: 株式会社アイズ
証券コード: E38163
決算期: 12月
株式会社アイズの決算日・決算時期(スケジュール)は?
アイズ社の決算日は12月31日で、四半期決算を行っています。今回の報告書は2024年第1四半期(1月1日〜3月31日)の決算です。
主な事業
アイズ社はデジタル広告に関するプラットフォーム事業を手がけています。主力サービスは広告業界向けの「メディアレーダー」で、これは広告企業のマッチングを支援するサービスです。また、動画広告配信サービスの「トラミー」なども展開しています。これらのサービスにより、急成長するデジタル広告市場を取り巻く企業ニーズに応えています。
今期の業績と利益率は?
アイズ社の2024年第1四半期の業績は、売上高267,181千円、四半期純利益10,716千円と前年同期比で減収減益となりました。売上高の減少は主力のメディアレーダーサービスが苦戦したためです。一方で、利益面では引き続き高い売上総利益率93.5%を維持しており、収益性は健全です。
売上・利益の推移
アイズ社の売上高は2023年第1四半期は274,247千円でしたが、2024年第1四半期は267,181千円と2.6%の減収となりました。一方、利益面では2023年第1四半期の営業利益71,619千円、四半期純利益45,907千円から、2024年第1四半期は営業利益12,484千円、四半期純利益10,716千円と大幅な減益となっています。
四半期連結貸借対照表について
アイズ社の2024年3月末の四半期連結貸借対照表は、総資産949,646千円、負債302,732千円、純資産646,914千円となっています。
資産の部
資産合計は949,646千円で、前事業年度末比23,120千円増加しています。流動資産は799,136千円から821,230千円に増加し、固定資産は127,389千円から128,416千円に増加しました。現金及び預金が26,012千円減少した一方で、売掛金が50,237千円増加しています。
負債の部
負債合計は302,732千円で、前事業年度末比10,733千円増加しました。買掛金が25,404千円増加、未払消費税等が8,256千円増加、賞与引当金が6,504千円増加しています。
純資産の部
純資産合計は646,914千円で、前事業年度末比12,386千円増加しました。利益剰余金が10,716千円増加したほか、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ834千円増加しています。
ROAとROE
アイズ社のROA(総資産経常利益率)は、2024年第1四半期で1.7%となっています。前年同期の7.6%から大幅に低下したのは、経常利益が大幅に減少したためです。一方、ROE(自己資本利益率)は2024年第1四半期で1.7%となっており、前年同期の7.3%から低下しています。これは純利益の減少に加え、自己資本が増加したことが影響しています。
キャッシュフロー
アイズ社の2024年第1四半期のキャッシュ・フローの状況については詳細な情報がありませんが、営業活動によるキャッシュ・フローは一定程度の資金を生み出しているものと推察されます。一方、投資活動及び財務活動によるキャッシュ・フローについては、詳細が不明です。
配当の支払額
アイズ社は配当を行っていないようで、直近の決算情報にも配当に関する記述はありません。成長過程にある企業のようで、内部留保を活用して事業拡大に注力しているものと思われます。
今後の展望
アイズ社は、デジタル広告分野での事業拡大に期待が寄せられています。メディアレーダーやトラミーなどの主力サービスを中心に、市場ニーズに合わせた新機能の追加や、顧客の利便性向上につながる改善を続けていくことで、さらなる業績拡大が期待できるでしょう。ただし、経済環境の不透明感もあり、今後の動向には注意が必要です。
編集部のまとめ
アイズ社の2024年第1四半期決算は減収減益となりましたが、依然として高い収益性を維持しています。デジタル広告分野での事業基盤は強く、今後の成長に期待がかかっています。ただし、経済環境の不確実性もあり、注意深く事業を推進していく必要があるでしょう。
株式会社アイズの決算日や配当についてまとめました。
アイズ社の決算日は12月31日で、四半期決算を行っています。また、同社は現時点で配当を実施していないようです。内部留保を活用し、事業拡大に注力しているものと思われます。