株式会社リファインバースグループの第3期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社リファインバースグループの2023年度第3四半期決算報告書が公開されました。同社は主に再生材料の製造・販売を行う素材ビジネスと、産業廃棄物の収集運搬やリサイクル事業を行う資源ビジネスを展開しています。第3四半期の業績は減収減益となりましたが、引き続き環境に配慮した事業活動を行っている企業として注目されています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社リファインバースグループ
証券コード: 73750
決算期: 2023年6月期

株式会社リファインバースグループの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社リファインバースグループの決算期は6月末で、第3四半期決算は2024年3月31日となっています。決算報告は年4回、第1四半期、第2四半期、第3四半期、年度末の年間決算と行われています。

主な事業

株式会社リファインバースグループは、廃棄物の再資源化を核とした素材ビジネスと、産業廃棄物の収集運搬やリサイクル事業を行う資源ビジネスの2つの事業を展開しています。素材ビジネスでは、廃プラスチックや廃カーペットから再生材料を製造・販売し、サーキュラーエコノミーの実現に貢献しています。一方、資源ビジネスでは、産業廃棄物の収集運搬や中間処理、原状回復工事などを行っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は売上高2,809,758千円(前年同期比19.0%減)、営業利益13,989千円(前年同期比91.8%減)、経常損失8,525千円(前年同期は経常利益143,217千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失16,616千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益105,238千円)となりました。減収減益となった主な要因は、素材ビジネスにおける新規受注の遅延や、資源ビジネスの一時的な受注件数減少など、事業環境の影響を受けたためです。

売上・利益の推移

株式会社リファインバースグループの直近3年間の売上高は2022年6月期4,472,006千円、2023年6月期3,470,616千円、2024年6月期第3四半期2,809,758千円と推移しています。直近の第3四半期は減収となっていますが、前事業年度まで堅調な業績を示していました。利益面では、2022年6月期の経常利益176,947千円、2023年6月期第3四半期の経常利益143,217千円から、2024年6月期第3四半期は経常損失8,525千円と、減益に転じています。事業環境の変化に対して収益基盤の強化に取り組む必要があると考えられます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社リファインバースグループの2024年3月31日時点の四半期連結貸借対照表では、資産合計3,486,207千円、負債合計3,382,543千円、純資産103,664千円となっています。前連結会計年度末と比較すると、資産が減少し負債も減少しています。自己資本比率は低下して1.3%となっており、引き続き財務体質の強化が課題といえます。

資産の部

資産の部では、流動資産が1,367,695千円(前期末比309,299千円減)となり、主に現金及び預金の減少によるものです。また、固定資産は2,118,512千円(前期末比12,444千円増)となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が1,098,769千円(前期末比70,281千円減)固定負債が2,283,773千円(前期末比230,536千円減)となっています。有利子負債の削減が進んでいることがわかります。

純資産の部

純資産の部では、103,664千円(前期末比3,962千円増)となりました。新株予約権の増加により、若干の増加となっています。

ROAとROE

株式会社リファインバースグループのROAは前期の4.7%から当期は-0.2%と大幅に低下しています。また、ROEも前期の-151.8%から当期は-16.0%と改善が見られますが、依然として低水準です。収益性の改善と財務体質の強化が重要な課題となっています。

キャッシュフロー

当第3四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが112,342千円のマイナス、投資活動によるキャッシュ・フローが80,224千円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが186,734千円のマイナスとなり、現金及び現金同等物は379,184千円減少しました。財務基盤の強化に向けて有利子負債の削減を進めているものの、キャッシュ・フローの改善が課題となっています。

配当の支払額

株式会社リファインバースグループは、直近の決算期においても配当を行っておりません。今後の業績回復と事業基盤の強化に注力し、適切な利益配分を検討していくと考えられます。

今後の展望

株式会社リファインバースグループは、既存事業の徹底的なコスト削減と、新規事業領域の拡大を重点課題としています。サーキュラーエコノミーの文脈での事業機会を捉え、再生材料の製造販売や資源循環に関するコンサルティング、ライセンス供与など、収益基盤の強化に取り組んでいきます。今後の事業環境の変化に柔軟に対応し、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社リファインバースグループは、環境対応型の事業モデルを展開する企業として注目を集めています。直近の第3四半期決算では減収減益となったものの、新事業領域の拡大や収益基盤の強化に取り組んでおり、中長期的な成長に期待が持てます。ただし、財務体質の改善や収益性の向上など、課題も多く残されています。今後の企業の取り組みに注目が集まるでしょう。

株式会社リファインバースグループの決算日や配当についてまとめました。

株式会社リファインバースグループの決算期は6月末で、第3四半期決算は2024年3月31日となっています。直近の決算では減収減益となったものの、新事業領域の拡大や収益基盤の強化に取り組んでおり、中長期的な成長に期待が持てます。一方で財務体質の改善などの課題も残されているため、今後の企業の取り組みに注目が集まるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました