株式会社メディカルネットの最新決算が発表されました!メディカルネットは、デジタルヘルスケア分野で活躍する企業です。今回の決算では売上高が前年比17.2%増加するなど、好調な業績を残しています。未病予防分野や健康寿命延伸に向けた取り組みにも注目が集まっています。
企業情報
企業名: 株式会社メディカルネット
証券コード: 36450
決算期: 2023年6月1日〜2024年5月31日
株式会社メディカルネットの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社メディカルネットの決算は、毎年6月1日から5月31日までの1年間となっています。
四半期決算は6月、9月、12月、3月の年4回、決算報告が行われています。
主な事業
株式会社メディカルネットは、インターネットを活用し健康と生活の質の向上を目指す「ヘルステック企業」です。メディア・プラットフォーム事業、医療機関経営支援事業、医療BtoB事業を展開しています。
特に、口腔周りから全身の健康をサポートするサービスの提供に注力しています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期連結累計期間の業績は売上高2,342,045千円、営業利益169,788千円、経常利益194,049千円、親会社株主に帰属する四半期純利益115,771千円となりました。
利益率では営業利益率7.2%、経常利益率8.3%、当期純利益率4.9%と健全な水準を維持しています。
売上・利益の推移
メディカルネットの売上高は前年同期比17.2%増加しました。
一方で、人材採用の強化により人件費が増加したため、営業利益は前年同期比4.5%減少しましたが、健全な経営基盤を維持しています。
四半期連結貸借対照表について
メディカルネットの総資産は3,568,619千円となり、前連結会計年度末比2.9%の増加となりました。
主な増加項目は受取手形及び売掛金の増加や商品の増加などです。
資産の部
流動資産は2,578,500千円で、前連結会計年度末比4.8%増加しました。
固定資産は990,119千円で、前連結会計年度末比1.8%減少しました。
負債の部
負債合計は1,539,575千円で、前連結会計年度末比0.1%増加しました。
主な増加は買掛金の増加と短期借入金の増加です。
純資産の部
純資産合計は2,029,043千円で、前連結会計年度末比5.2%増加しました。
これは親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支払いによるものです。
ROAとROE
メディカルネットのROA(総資産利益率)は4.1%、ROE(自己資本利益率)は5.7%となっています。
前期からROAが上昇し、ROEも維持できている点が好評価できます。これは、収益性の改善と効率的な資産活用によるところが大きいと分析できます。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間の営業キャッシュ・フローは130,900千円の減少となりました。
これは、売上債権の増加や棚卸資産の増加、法人税等の支払いなどによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは14,267千円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは14,100千円の増加となりました。
配当の支払額
株式会社メディカルネットは、2023年8月30日開催の定時株主総会において、1株当たり2.50円の配当を実施しました。
これは前期の配当2.50円より減額となっていますが、安定した配当政策を維持しています。
今後の展望
今後の事業展開では、既存事業の効率化と歯科医療業界のデジタル化の中核を担うプラットフォームの確立に取り組んでいきます。
さらに、口腔周りから始まる健康寿命増進プラットフォームビジネスの構築にも注力し、事業の拡大を目指しています。
編集部のまとめ
株式会社メディカルネットは、デジタルヘルスケア分野で着実に成長を続ける注目の企業です。
今回の決算では、売上高、収益性ともに良好な水準を維持しており、特に未病予防分野への取り組みが期待されます。
今後の企業価値の向上と株主還元の継続に注目が集まるでしょう。
株式会社メディカルネットの決算日や配当についてまとめました。
株式会社メディカルネットの決算は6月から翌年5月までの1年間で、四半期決算は6月、9月、12月、3月の年4回行われています。
今期の配当は1株当たり2.50円と前期より減額されましたが、安定した配当政策を維持しています。
今後の事業拡大や収益力向上に期待が高まる企業といえるでしょう。